2022.08.28 更新 2022.08.28 公開

水回りの間取りでおすすめの事例5選│リノベーション時のポイントは?

家の間取りを考えるとき、キッチン・洗面所・浴室などの水回り部分を重視する方は多いです。水回りの配置が悪いと、家事の効率にも直結しますので普段の暮らしでストレスを感じてしまうことも珍しくありません。

とはいえ、「どうやったら水回りの間取りが上手くいくかわからない」「水回りを近くに集約することで弊害はない?」などさまざまな不安を抱えている方もいるでしょう。

そこで今回は、主にリノベーションでの水回りの間取りにスポットを当てて、

  • 水回りを設計する際のポイント
  • 設計する際に注意すべきこと
  • 快適な水回りの間取りを取り入れたリノベーション事例

などをご紹介します。

リノベーションなどで水回りの間取りに悩んでる方は、ぜひ参考にしてください。

Author

“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール

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水回りの間取りを設計する際のポイント

はじめに、水回りの間取りではどんなことに重視すべきなのか、設計ポイントについてご紹介します。

1-1.スムーズな動線を意識する 

水回りでは、スムーズな動線を考えた間取りが最も大切です。キッチンや洗面所、浴室などは家族みんなが毎日使う場所です。そのため時間帯によっては動線が重なりやすくなり、動きにくさがあると、新しいお家でも「不便だな」と感じてしまうことにつながります。

また、水回りは家事動線との関係性も強く、間取りによっては家事のしやすさに大きく影響することもポイントです。

リノベーションの場合は、構造上の制約などで水回りを自由自在に大きく動かすことができない場合もありますので、どの程度の間取り変更なら可能なのか、できるできないの判断をリノベーション前の現地調査でリノベーション会社にしっかり見てもらうのがよいでしょう。

1-2.水回りは近くにまとめて配置する

水回りは、可能な限り近い場所にまとめて配置するのがポイントです。それぞれが近い場所で家事動線を確保すると、効率的に家事を行えて時間を節約できます。

また、水回りの工事では配管工事が行われます。それぞれの場所が離れていると、その分配管取り付けの長さが必要になりコストもかかりやすくなります。

また、水回りが離れて別々の場所にあると、万一水回りのでのトラブルがあったとき、原因と特定しにくいことや、原因を調べるために広範囲で床下を取りはずたりすることも考えられます。

家事動線の確保、メンテナンスのしやすさなどから、水回りはまとめることをおすすめします。

1-3.洗濯物干し場と収納スペースを考慮する

洗濯物干し場と収納スペースを近い場所に配置すると、取り込んだ洗濯物を運ぶ負担が軽減されます。

洗濯に関する一連の流れ「洗う」「干す」「たたむ」「しまう」の動作をイメージして考えることでどんな配置が機能的なのかが理解しやすくなります。

実は洗濯は、干した後の洗濯物を畳んで収納場所まで運ぶという動作が負担になります。個室のそれぞれのクローゼットに分けて収納すると運ぶ手間がかかります。

家族の収納をまとめたファミリークローゼットなら「しまう」という動作は一度で済むため家事の軽減につながりやすいでしょう。

近年は、乾燥機付きの洗濯機を利用している方も増えていて、外に干す機会は少ないという方もいるでしょう。この場合、洗濯後に直接WICに運ぶことになりますので、洗濯場所とクローゼットの場所が近い方がおすすめです。

ウォークインクローゼットの理想的な間取りや収納アイデアについては、こちらの記事をご覧ください。

水回りの間取りを設計する際に注意すべきこと

ここからは、水回りの間取りを計画する際に注意すべきことをご紹介します。

2-1.水回りの音漏れを考慮する

水回りの音漏れは実際に暮らしてから気になることも多いものです。浴室のシャワーの音や洗濯機の稼働音、キッチンで洗い物をしているときの音やトイレの排水音など、リビングでくつろいでいるときや寝室にいるときなど、配置によっては意外と音が気になることも珍しくありません。

キッチンのシャワーの水の音やレンジフードを回しているときは、リビングでテレビの音が聞こえないということもあります。

レンジフードとソファの位置関係に気を付けることや、寝室やテレワークをする作業部屋など静かに過ごしたい場所の近くには、浴室やトイレを配置しないなどの配慮が必要です。

水回りの音は、暮らし始めないとイメージしにくいことが多いため、事前に設計者に相談しながら進めることをおすすめします。

2-2.湿気対策を考える

湿気がこもらないような対策が取られた間取りの計画が大切です。梅雨から盛夏の時期は湿度が高くカビが発生しやすくなります。

クローゼットなど収納場所は空気が滞留しやすい場所ですから、しっかりと対策をしないと洋服がカビだらけということにもなりかねません。

風が通りやすい間取りにすることや、珪藻土など調湿作用のある素材を採用するなどに考慮しましょう。

2-3水まわりを移動したい場合は、構造上の制約を考慮する

リフォームやリノベーションで水回りを移動したい場合は、構造上の制約を考慮する必要があります。マンションでは別途で管理規約があるケースも多いため、事前の確認が必要です。

構造上の制約は図面や実際の現場調査などで推測する必要があり、依頼するリフォーム・リノベーション会社など詳しく判断できる会社に依頼しましょう。

2-4.洗面や脱衣場などの入り口の向きを考える

水回りの間取りでは、洗面所や脱衣場などの入り口の向きに気を付けましょう。たとえば、玄関を開けたときに脱衣場が丸見えだと、来客時に浴室から出たら着替えている姿が見えてしまいます。

洗面や脱衣場が玄関の近くであること自体はよいですが、入り口の位置、方向などには気を付けましょう。

水回りの快適な間取りを実現したリノベーション事例5選

ここからは、機能性にも優れた水回りの快適な間取りを実現したリノベーション事例をご紹介します。

3-1.キッチンと洗面所・ウォークスルークローゼットがつながる機能的な動線

キッチンと洗濯場の距離が近く、移動しやすい家事動線になっています。また、洗濯場に行く途中にはウォークスルー型のクローゼットがあり、洗濯後の収納にも便利です。

キッチンで作業をしながら他の家事にも気を配れる距離感ですから、時間短縮にもつながります。

この事例の詳細は、こちらからご覧いただけます。

3-2.WICに洗濯機能を取り込んだ家事がはかどる間取り

洗面所から洗濯機、ウォークインクローゼットとゆるやかにつながりながら、ゾーニングされている間取りです。

ウォークインクローゼットの一部に洗濯機を取り入れることで、「洗濯する」「畳む」「しまう」までの作業がほとんど移動することなく行えます。

この事例の詳細は、こちらからご覧いただけます。

3-3.洗濯後のアイロンかけもできる家事室兼用の洗面スペース

洗面所と洗濯室を一緒にして、アイロンがけもできる広々した家事室兼の空間です。近くには浴室もあり、脱いだ服の洗濯もスムーズです。

大きなテーブルは洗濯物を畳むのにも便利で、そのままクローゼット収納にしまうことができます。

この事例の詳細は、こちらからご覧いただけます。

3-4.キッチンを基点に洗面・WICにつながる動きやすい間取り


キッチンからはどの部屋にも移動しやすい間取りですが、洗濯場との距離は近く家事がしやすい動線です。

キッチンの通路の延長線上にあるウォークスルークローゼットは、部屋をぐるりと一周することができて機能的な配置です。

この事例の詳細は、こちらからご覧いただけます。

3-5.水回りとWICをギュッとまとめたコンパクトな間取り


洗面所から洗濯場、ウォークインクローゼットがひとつながりの空間で構成されていて、家事動線が短くまとめられています。

キッチンとの距離感も近く、いろいろな作業を短時間で行うことにつながります。水回りの壁仕切りも最小限に抑えてスムーズな動線を実現しました。

この事例の詳細は、こちらからご覧いただけます。

水回りのリノベーションの詳しい費用や注意点についてはこちらの記事をご覧ください。

まとめ

今回は、水回りの間取りにスポットを当てて、機能的で快適な間取りのポイントや計画するときの注意点、工夫とアイデアいっぱいの水回りリノベーション事例をご紹介しました。

水回りの間取りのポイントでは、

  • スムーズな動線
  • 水回りをまとめる
  • 洗濯干し場と収納スペースの位置

などに特に重きを置いて間取りを計画します。

また、間取りの注意点では、

  • 音漏れを考える
  • 湿気対策
  • 構造上の制約を考慮する

などで音漏れをイメージしておくことや、カビを防ぐために風通りのよい計画にすることが重要でした。構造上の制約も事前に知っておきたい部分です。

ゼロリノベでは、物件の制約をしっかりと把握し、できるだけコンパクトな配置関係に配慮したリノベーションをご提案しています。どれくらい既存の間取りから変更できるのか、イメージを固めるためにも早めに判断しておきたい部分です。

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