リノベ設計・工事 2020.02.04 更新 | 2018.02.06 公開
リノベーションのときレンジフードはこう選ぼう。


料理をするときに大活躍のレンジフード。ガスで調理をしている時も安全に過ごせ、水蒸気やにおいを外へ逃がしてくれます。今日は、キッチンの種類別にどんなレンジフードと相性がいいのか、見てみましょう。
壁付キッチンには壁に設置するタイプの換気扇
壁付キッチンの場合には、煙やにおいは壁伝いに上がっていくので、コンロの上、または横に換レンジフードを設置します。外壁に面していれば、ダクトを取り付けずに設置することもできます。
キッチンの中では比較的大きく、視界に入りやすいので、機能性はもちろん、デザインやカラーも妥協しないで選べるといいですね。昔は黒が多かったイメージですが、最近はカラーバリエーション豊富。自分に合ったものを探してみて下さい。
最近主流になったスリムタイプのレンジフード。キッチンのデザインを邪魔せず、シンプルな形状なのでお手入れも楽々。
マンションによくある天井の凸凹を有効活用。ぴったりサイズにすることで、見事な統一感を。
個性的な色で、楽しいキッチン。調理器具の雰囲気とも調和。
アイランド型キッチンには天井設置の換気扇
アイランド型キッチンや独立カウンターキッチンは、コンロが壁に接していないので、天井にレンジフードを設置します。存在感のある位置なので、スタイリッシュなデザインのものが多く、選ぶ楽しさがあります。
壁がない分、調理のにおいや煙が拡散してしまいがちなので、排気効率が良い、高機能なものがオススメ。部屋の中央にあるということで音が耳に入りやすく、機械音が気になるという人もいるようです。最近は静音設計が進んできたので、モデルルームなどで確認してみると良いですね。
シルバーの無機質さがコンクリート打ちっぱなしの壁によく合う。側面に照明を当てることで温かい雰囲気をプラス。
周りの壁の色に合わせることで、存在感を出しすぎない。フラットなデザインなので汚れが溜まりにくく、掃除しやすいというメリットも。
家の中を快適にしてくれる換気
今の家は気密性が高いので、意識して空気を入れ替えなければなりません。24時間換気も義務付けられています。そのため、家全体に空気の流れを作って換気する、全般換気が必要です。
快適な家庭生活のために、1部屋だけでなく全体を考えて吸気、排気をする換気システムはとっても大切。ただレンジフードを設置すればいいわけではありません。
今回は局所的な換気をするキッチンの換気扇、レンジフードについてご紹介しましたが、設置、交換をする場合には必ずプロに相談して下さいね。その上で、デザインや色など、こだわりのある選択ができると良いですね。毎日目に入るものです。お気に入りの1台を見つけてください!
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