2022.10.28 更新 2017.12.19 公開
リノベーションで一工夫、直接照明と間接照明

直接照明と間接照明ってどう違うの?
何となくは知っているけれど、よくは知らない直接照明と間接照明の違い。ここで少し説明します。
直接照明は、人や床に“直接”光を当てる照明のことです。
シーリングライトが代表的ですね。天井についていて、そこから床に向け、まんべんなく明かりを届けます。イメージとしては昼間の太陽光なので、人を活動的にしてくれます。また、部屋を均一に明るくしてくれるので、作業しやすくなります。

活動的で爽やかな光

ダウンライトも直接照明の1つ。下方向を照らします。
間接照明は、何かに当たって反射した光で“間接的に”物を照らす照明のことです。
ライトは壁などを照らし、その反射光で床や手元を明るくするので、まぶしさが抑えられ、リラックス効果が期待できますよ。陰影が付くので、部屋に奥行きを出すことができ、うまく使えば広い空間に見せることも。

ふんわりとオブジェを照らすことで、アートな空間に。

壁に立体感を与える光。
間接照明を取り入れてみると…
直接照明が生活に必要な光を作るものだとすると、間接照明は遊びや余裕を創造するものだと考えることができます。いつもの部屋に、スポットライトを1つプラスするだけで、何だか違う空気を感じることも。また、壁紙を張り替えるとなれば大仕事ですが、スタンドライトを壁付近に置くだけなら、手軽にチャレンジできますよね。なくても暮らせるかもしれないけれど、あった方がきっと豊かな気持ちで過ごせるはず!

壁を照らすことでニュアンスを持たせる。個性的な壁色も映える。

陰影のバランスが、リゾートホテルを思わせる。

柔らかい光は木製品と相性が良い。木の持つ温かさを最大限に引き出す。

玄関を開けると、ライトが穏やかな表情で出迎えてくれる。
直接照明と間接用明の組み合わせ

多灯ならば、照明を選ぶ楽しさもいっぱい
素敵だからと言って、家の中の照明を全て間接照明にしてしまうと、生活する上で不便になってしまいます。そこで、オススメしたいのが「多灯」な暮らしです。普段はシーリングライトを点けておいて、特別な食事をしたい、リラックスしたい、など用途に合わせて照明を使い分けます。1部屋に照明がいくつもあるのは無駄にも感じますが、その無駄こそが余裕なのだと思います。
照明器具が場所をとるので、限られた空間の場合は壁に据え付けられたライトが良いですね。リノベーションやリフォームをするときには、ぜひ取り入れてみて下さい!
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