skip to Main Content

リノベーション失敗の原因は4つ!「もしも」の不安を取り除くコツとは


失敗しないリノベーション事例1

中古マンションを購入してリノベーションしたいというニーズは若い世代を中心に高まっていると言えます。実際、住まいのリフォーム・リノベーションに関する調査では、家を持ちたい男性の5人に1人は中古マンションをリノベーションしたいと考えているという結果も出たほどです。

「でも、もしもリノベーションに失敗してしまったら…」

簡単にやり直しできるものではありませんから、多くの方が工事や予算への不安も感じているはずです。

この記事では、ケーススタディとともに、失敗する原因を4つに分類してみました。それぞれ回避する方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

リノベーションによくある失敗ケーススタディ

A子:
うーん…。

アドバイザー:
どうしたんですか?

A子:
中古を買ってリノベーションって、調べれば調べるほど、間取り、壁紙、床材、設備だったらキッチンの仕様とかグレードとか…決めることが本当にたくさん。予算のこともあるし、失敗できないなって思うと不安で。後悔しないためにはどうしたらいいんだろう?

アドバイザー:
その不安はもっともですね。リノベーションで失敗するケースはいくつかパターンがあります。まずはそんな失敗例をケーススタディで見て、回避方法を考えてみましょう。

 

<CASE1>理想の間取りと設備にした結果、予算オーバーに

こんな家に住みたい!という強いこだわりがあったんです。カフェ風の内装で、でも設備は使いやすいグレードの高いもので、床材は無垢で…でも、そんなこだわりを全部叶えたら、想定した予算を大幅に超えてしまいました…。

<CASE2>将来売りに出すつもりで買ったのに売れない、貸せない…

将来の資産にできればと思い、10年前に築浅の中古マンションを購入しました。ところが年を経るごとに価格がどんどん下がって、転勤を機にいざ売却しようとしたら全く採算が取れない価格でした。

<CASE3>気に入った間取りのはずが、住みづらくなった

リノベーション当時はよく考えてプランしたはずの間取り。ところが、出産後、予想外に死角が多いことに気づきました。子供がすぐに目の届かないところに行ってしまって…。現在二人目を妊娠中ですが、そういえば子ども部屋は1つしかないし…住み替えを検討しています。

<CASE4>いざ工事をしようとしたら配管や下地がボロボロだった…

見た目はキレイなマンションだったのですが、いざリノベーションするために業者に入ってもらったら、配管や床下がボロボロだと判明。予算内で追加工事を行うため、内装を一部諦めることになりました。

<CASE5>予想外に費用がかかってしまい、後が大変に…

物件にはこだわりたくて高めで予算を組んでいました。リノベ費用はそんなにかからないだろうと思っていたら、追加工事や叶えたい内装の希望が増えてしまって…。予算を300万もオーバー。その結果、毎月のローンの支払いが思ったよりも大変になってしまいました…。

<CASE6>業者に要望を伝えたものの、うまく意思疎通できなかった…

業者の人が提案してくれるプランが、自分の思い描いているものと微妙にマッチしませんでした。ローンの支払いと家賃の支払いが重複するからリノベーションを長引かせるわけにもいかないし、結局妥協したプランに。なんだかモヤモヤが残る結果となってしまいました。

<CASE7>マンションの構造上、計画した工事を実施できなかった…

リノベーションの理想はあったのに、マンションの規約でできない工事が多くて。結局、なんだかありきたりなリノベーションになってしまいました。

 

失敗例を4つに分類してみる

失敗しないリノベーション事例2

注意点がわかれば失敗しないリノベーションになる

A子:
うっ、予算オーバーとか工事がうまくいかなかったとか…自分でも起こりえそうで怖い!

アドバイザー:
少なくとも生活に困ったり不満を抱いたまま暮らすのは回避したいですよね。ここで紹介した失敗例は4つに分類できるので、それぞれチェックしてみましょう。

2-1.資金計画の失敗

<CASE1>理想の間取りと設備にした結果、予算オーバーに
<CASE5>リノベーションで予想外に費用がかかってしまい、後が大変に…

A子:
予算オーバーしても資金に余裕があるならいいけど、家計を圧迫するのはイヤ!

アドバイザー:
これらは資金計画の失敗例です。実はリノベーションは、追加費用がかかることが非常に多いんです。綿密に業者とプランを練らなければ簡単に予算オーバーしてしまいます。

2-2.物件選びの失敗

<CASE2>将来売りに出すつもりで買ったのに売れない、貸せない…
<CASE4>いざ工事をしようとしたら配管や下地がボロボロだった…

アドバイザー:
見た目はキレイ、あるいは築浅だからと物件を選んだのに、思ったより資産価値が下がってしまった、後から見えない箇所がボロボロだったとわかることがあります。

A子:
新築に近かったら資産価値が高そうに思えるけど…。

アドバイザー:
いいえ、よほど好立地であるなどの特別な条件がない限り、新築から築年数を経るにつれて、マンションはどんどん資産価値が下がっていきます。安定するのは築20年以降ですね。

2-3.業者選びの失敗

<CASE6>業者に要望を伝えたものの、うまく意思疎通できなかった…

アドバイザー:
リノベーションを行ってくれる業者には、それぞれ得意不得意な分野がありますし担当者との相性もあります。そこがミスマッチだと、せっかく工事しても満足度の低いリノベーションになってしまいます。

A子:
自分のイメージを上手く伝えられない、汲み取ってくれない業者だと辛いわね。

2-4.プランニングの失敗

<CASE3>気に入った間取りのはずが、住みづらくなった
<CASE7>マンションの構造上、計画した工事を実施できなかった…

A子:
自分がこうしたい、と思って決めた間取りが後から不便になっちゃうのはすごく悲しいわ。

アドバイザー:
そのときの自分たちにとって便利な間取りだけを考えると、後々ライフスタイルが変わったときに不便になる可能性が高いですね。

A子:
構造上できない工事があるのは、事前の確認不足?

アドバイザー:
そうですね。壊せない壁などもあるのでマンションの構造を事前に確認してくれる業者を選ぶ必要がありますし、管理規約では使用できる床材が決まっていたり実施できない工事があったりするので、しっかり目を通しておかなければなりません。

 

おさえておきたい、失敗を防ぐためのポイント

失敗しないリノベーション事例3

最適な道筋で最適な住まいを

A子:
やっぱりリノベーションって難しそう!

アドバイザー:
ここまでご紹介した失敗の大本の原因は『事前の計画不足』です。きちんと計画を立てれば、ちゃんと満足いくリノベーションができますよ。

逆に考えると最低限おさえておきたいポイントも4つに絞れるということですから、順番に確認しましょう。

3-1.【資金計画】客観的に予算を決める

アドバイザー:
人によって理想の住まいはあるかもしれませんが、それを叶えるために生活が苦しくなっては意味がないですよね。予算オーバーは絶対にしてはいけません。自分の年収によって無理なく返済できる住宅ローンの借入金額は決まっていますから、【年収別】住宅ローン2つの目安表「借りられる額と返せる額」の記事を参考にしてみてください。

A子:
その目安金額にしておけば安心なの?

アドバイザー:
必ずしもそうではありません。自分がどんな人生を送りたいかによって、住宅に使える予算は変わります。

「現在と今後見込める自分の資産」-「人生を豊かにするための資金」=「住宅に使える予算」

という考えで、ファイナンシャルプランナーなどの第三者に意見を求めて費用を決めるのが安心です。

A子:
ふむふむ。その中から物件とリノベーションそれぞれにいくらかけるのか決めるのね。

アドバイザー:
また、工事費用が膨らまないように定額制リノベーションの会社に依頼すると安心です。

>>定額制の自由設計リノベーションのゼロリノベ

A子:
あれもやりたい、これもやりたいとなって費用が膨らみそうだから、定額制だと助かりますね。

3-2.【物件選び】管理状況を重視する

A子:
立地や間取りよりも管理状況?

アドバイザー:
間取りはリノベーションで変えられますが、立地は変えられない部分なのでもちろん重要です。でも、たとえ良い立地であっても長く住めないマンションでは意味がありません。

A子:
確かに…そのために重要なのが管理状況なのね。

アドバイザー:
はい。見た目に惚れて購入すると後悔するケースが多いです。大切なのは、見えにくい管理状況(修繕・メンテナンス)です。

A子:
管理状況の良いマンションはどうやって見分けるの?

アドバイザー:
物件選びの際に修繕履歴で大規模修繕の状況を見てください。築20年以上なら必ず1度は行っているはずなので、管理状況を判断しやすいですよ。

>>おすすめ記事:他人事ではない!中古マンション購入の後悔「4つの失敗事例」とは?

3-3.【業者選び】ワンストップリノベーションを選ぶ

アドバイザー:
業者選びに関しては、まず信頼できる業者であることは大前提です。その上でおすすめしたいのが、ワンストップリノベーションの会社です。

A子:
ワンストップ…?

アドバイザー:
中古マンションを購入してリノベーションする場合は、不動産、設計、工事などの要素が複雑に絡みます。それらを不動産会社や工務店など別々の会社にお願いすると、やりとりも煩雑ですしそのぶん手間暇がかかります。

A子:
そう言われれば、すごくめんどくさそう。

アドバイザー:
そう考えると、中古リノベは物件選びからずっと同じ会社に見てもらうのが一番効率的です。それを行っているのがワンストップリノベーション会社。

自分がどんな暮らしをしたいのか、リノベーションのイメージを最初から担当者と共有して物件選びも吟味してもらえるので、イメージにも齟齬が出にくいはずです。

A子:
後からこの工事はできません、っていうのも少なそうね!

アドバイザー:
選ぶ際は、会社のコンセプトや過去の施工事例を見て自分のイメージに近い物件を手がけている業者を選ぶといいですね。

3-4.【プランニング】必ずリノベーションのゴールを決める

アドバイザー:
最後はプランニングです。リノベーションをしてプランニングに失敗するのは、『住んだその先のゴール』を考えていないからです。

A子:
どういうこと?リノベーションして住むことが目的じゃないの?

アドバイザー:
いいえ、例えばゴールを『老後までずっと快適に暮らす』とするなら、そのとき住みたい家ではなく、子育て、子供の自立、老後にいたるまで、ライフスタイルの変化に対応できる住まいでなければいけないはずです。

A子:
ふむふむ、確かに…。そのとき良くても後から不便になるんじゃ、目的達成できてないわね。

アドバイザー:
先程の例で言えば、最初は部屋数を少なくしておいて、必要になったら間仕切りをして部屋を増やせる柔軟性の高いプランにする、といったことが考えられます。自分がその家で本当に実現したい暮らしがどういうものなのかゴールを決めれば、きっと後悔しないはずです。

A子:
住まいを考えるって人生を考えることなのね…わかりました!

 

まとめ

中古を買ってリノベーションにありがちな失敗は、

  • 資金計画の失敗
  • 物件選びの失敗
  • 業者選びの失敗
  • プランニングの失敗

これら4つに分類できます。これらを回避するには、

  • 予算オーバーをしない
  • 管理状況を重視する
  • 自分に合ったワンストップリノベーションの会社を選ぶ
  • きちんとリノベーションのゴールを決める

といった対策が必要です。

いずれも事前にしっかりと計画を立てることができます。じっくり時間をかけて、納得のいくリノベーションを実現してください。


Back To Top