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中古マンション購入後に悔やまない!「重要事項説明」6つの注意点とは


マンション購入時にチェックすべき6つの重要事項

中古マンション購入時に「重要事項の説明」というステップを踏まなければならないことをご存知でしょうか?耳慣れない方も多いかもしれませんが、文字通りマンション購入において必ず内容を把握しておかなければならない重要なものです。

では、一体何が重要なのか、注意すべき内容はどんな部分なのか、一緒に見ていきましょう。

 

「重要事項の説明」とは?いつ、どこで、誰と行う?

A子:
マンション購入の手順を調べていたら、『重要事項の説明』っていうものがあったんだけど…これって何?!聞いたことない!何をするの?アドバイザーさん、教えてください!

アドバイザー:
重要事項の説明は、マンションの契約内容を確認するために行うものです。物件探しをしているときはあまり意識しないものですが、いつ、誰と何のために、何を説明するものなのか、1つずつ見ていきましょう。

 

1-1.重要事項の説明は契約日に行われる

アドバイザー:
まず、説明がいつ行われるかです。重要事項の説明は売買契約日当日に行われるケースが一般的です。購入申込みをしてから、正式に『購入しますよ』と買い主と売り主の間で合意をする直前に説明します。

A子:
購入申込みと契約は違うの?どういう流れになってるの?

アドバイザー:
契約完了するまでは大まかに以下のような流れです。

  1. 物件探し
  2. 内覧
  3. 購入申込み
  4. 住宅ローン仮審査申し込み
  5. 売買契約
  6. 重要事項説明会

購入申込みをしてから実際の売買契約にいたるまでは、大体3日~1週間程度です。重要事項説明を受けた上で、本当に買うのか、買わないのか…ということを判断する、というイメージですね」

A子:
ふーん。意外とスピーディなのね。

>>おすすめ記事:中古マンション購入の流れを簡単解説!すべてを左右する一歩目とは?

 

1-2.立ち会うのは不動産会社の担当者、買主、売主

A子:
じゃあ、実際に重要事項の説明はどんなふうに行われるの?

アドバイザー:
場所は仲介を担当している不動産会社の事務所などで行われますが、特に場所に決まりはありません。立ち会うのは仲介業者の担当者、買い主、売り主の三者です。買い主を売り主はここで初めて顔を合わせるケースが多いですね。説明自体は、買い主のために行われます。

A子:
ちょっとどきどきしそうね。

アドバイザー:
重要事項の説明は『宅地建物取引士』の資格を持った人しか行えない決まりになっています。法律で定められていることなので、そもそも説明してくれるのが有資格者であるかどうかが、最初に確認しなければならないことです。

A子:
宅建士ってやつね。聞いたことあるわ!

アドバイザー:
はい。説明の場では『重要事項説明書』という書類が配られて、宅建士が口頭で内容を説明してくれます。

 

1-3.説明会は後々のトラブル防止のために定められたもの

A子:
重要事項というからには重要な内容を説明してくれるんだとは思うんだけど…みんなで集まった場で説明を聞かないといけないのはどうして?書類をよく読んでおくだけじゃだめなの?

アドバイザー:
先程も説明したとおり、重要事項は宅建業法によって宅建士から説明を受けることが定められているものです。

専門用語が多く内容も難しいのですが、契約に関する重要なことばかり記載されています。自分たちだけで読むだけでは、後々『知らなかった』『ちゃんと読んでいなかった』『思っていた契約内容が違った』といった齟齬が起きる可能性があります。するとどうなると思いますか?

A子:
うーん、トラブルになっちゃう。

アドバイザー:
それでは買う側も売る側も安心できませんよね。だからこそ、きちんと説明したよね、みんなで確認したよね。お互いに理解したよね、と納得・確認しあうことが欠かせないんです。

A子:
例えばどんなトラブルが起きる可能性があるの?

アドバイザー:
いろいろあります。わかりやすい例で言えば、『ペットを飼っていいのかどうか』も重要説明事項に含まれます。今はよくても10年後にいざペットを飼いたいとなったとき、重要説明をきちんと確認していなかったために後悔した…というのは悲しいですから、内容はきちんと吟味しないといけないんです」

 

重要事項説明、確認しておきたい「ここだけは!」

A子:
重要事項の説明がとっても大事ということはよくわかりました!じゃあ、実際説明会ではどんな内容が説明されるんですか?

アドバイザー:
大きくは建物に関することと、契約に関することに分かれます。実に数十項目以上あり、内容は事細かに説明書に記載されています。もちろんすべてを把握しておくに越したことはないのですが、特にチェックしておくべき内容は以下のようなものです。

  1. 説明者がそもそも宅地建物取引士かどうか
  2. 物件の専有面積や構造に販売図面との差異や間違いがないか
  3. 所有権はきちんと取得できるかどうか
  4. 共用部分、専有部分の利用や管理のルールに問題はないか(ペットは飼育可能か、リフォーム可能な内容、楽器の演奏の可否、駐車場の利用など)
  5. 契約解除に関する項目(契約違反時解除、ローン特約、危険負担など)
  6. 瑕疵担保責任について

A子:
うっ、これだけでもたくさんあるわね…。

アドバイザー:
どれも重要なのでしっかり確認しなければいけませんが、契約解除に関する項目は特に条件をしっかり確認しましょう。

契約違反によって契約解除になった際の違約金の規定がどうなっているか、また住宅ローンを借りられなかったときに違約金を払わずに契約解除できるかどうかなど、『万が一』の際、金銭に関わる項目です。要チェックしておきましょう。

 

重要事項の説明を受ける際の準備

A子:
書類を見ながらとはいえ口頭でたくさん説明されて、内容をきちんと理解できるのかな?

アドバイザー:
重要事項の説明を受ける際のポイントとして、事前に説明書のコピーを受け取っておき、内容に目を通しておくことをおすすめします。気になる部分や不明点があれば、当日質問できるようにしておくとスムーズですし、安心ですね。

A子:
なるほど!そういうことができるのね。予習しておくのは大事だわ。ほかには気をつけておくことはあるの?

アドバイザー:
パートナーがいる場合は、できるだけ一緒に説明を聞いた方がいいですね。

A子:
そうなの?都合が合わなかったら事前に書類だけ確認して、旦那に任せても…っていうのもアリかと思ったんだけど。

アドバイザー:
購入の流れでご説明したとおり、重要説明事項は売買契約の当日に行われるのが通例です。契約をしてしまってからでは、簡単に解除するわけにはいきません。大きな買い物ですから、後になって勘違いや齟齬が発生しないように、万全を期して一緒に説明を聞き、お互いしっかり納得することが大切ですよ。

A子:
あ、そっか。確かに!二人の方が安心ね。

 

まとめ

中古マンション購入時における重要事項の説明は、宅建士の有資格者しか行えない、法律によって定められた非常に重要なものです。内容は住宅の基本情報から所有権、細かなルール、さらに契約解除になったときの対応にいたるまで多岐にわたり、売り手も買い手も納得して契約するために知っておかなければならないことばかりです。

専門用語や難しい内容もありますが、重要事項の説明はこれから購入する住まいが自分たちの思ったとおりの物件であるかどうかを確認できる最終段階です。事前に説明書のコピーを受け取り、不明点がないよう、しっかり確認しておくことが、後悔しないマンション購入のポイントです。

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不動産屋さんでもあり、設計事務所でもあり、建設会社でもあるゼロリノベが、お金の流れ・マイホームも旅行も叶える家の買いかた・長寿命で丈夫な建物の見極めかた…など、住宅購入にまつわるチェックポイントを無料公開しています。


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