2023.03.19 更新

壁付きキッチンの魅力を大解剖!人気レイアウト&おすすめ事例も紹介

造作キッチン

キッチンは毎日使う場所。だからこそ、お気に入りの空間にして毎日気分を上げたいですよね。新居を考えている人にとっては、最もこだわりたいポイントの一つではないでしょうか。

特に壁付きキッチンは、調理に集中しやすい点や、省スペースで空間を効率よく使える点から、幅広い世代に根強い人気があります。

そこで、改めてこの記事では、

  • 壁付きキッチンのメリット・デメリット
  • 人気のレイアウト例と取り入れる際のポイント
  • 壁付きキッチンに向いている人・向いていない人

について解説していきます。


最後まで読めば、壁付きキッチンの魅力を再発見できることでしょう。

「自分にとってぴったりなキッチンのタイプは何か」を考えるために、ぜひこの記事をお役立てください。

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“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール

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壁付きキッチンとは?

壁付きキッチンとは、正面が壁についているタイプのキッチンのことです。

壁に向かって設置された壁付きキッチンは、昔から日本の多くの家で採用されているため、なじみのある方もきっと多いでしょう。

壁付きキッチンのレイアウトは、「I型」「L字型」「独立型」の3種類に分かれています。それぞれの特徴をみていきましょう。

1-1.I型

「I型」は、シンプルに壁一面に沿って、アルファベットの「I」の字のように一直線に配置した壁付きキッチンのことです。

壁一面を効率よく使えるレイアウトで、シンク・調理台・コンロが1列に並びます。

I型は壁面に向かって作るため、他のタイプに比べ省スペースで設置することが可能です。キッチンのレイアウトの中では、最もコンパクトに作れます。また調理台などが横一列に並んでいるため、家事動線が短く作業性が良いのも特徴です。

1-2.L字型

「L字型」は、壁2面に沿って、アルファベットのLの字のように配置した壁付きキッチンのことです。

下の写真のように、1面にシンク、もう1面の壁にコンロを配置してL字型にするのが一般的なレイアウトです。

この配置にするとI型に比べてシンクとコンロの動線が短くなり、行き来がしやすくなります。また壁2面を使うため、作業スペースや収納スペースを多く確保できることも「L字型・壁付きキッチン」の魅力です。

1-3.独立型・壁付きキッチン

「独立型」は、リビング・ダイニングとは独立したスペースに配置した壁付きキッチンのことです。

下の写真のケースではリビング・ダイニングの奥に3畳ほどの独立したキッチンスペースがあり、窓に面した壁側にキッチンを配置し、背面にパントリーや冷蔵庫を置いています。

独立している分、料理中の集中性が高まるのがポイントですまた小さい子どもやペットがキッチンに入らないよう、あえて距離をとる意味では、効果的なレイアウトと言えます。写真のように入口にゲートを設置することも可能です。

対面キッチンとは?

「対面キッチン」とは、リビング・ダイニングを向いて作業するタイプのキッチンです。作業中でも家族の様子が分かることや、開放的な空間を演出できることから近年人気が高まっています。

対面キッチンの種類には、キッチンの片側が壁に接している「ペニンシュラキッチン」と、キッチンが完全に壁から離れて独立している「アイランドキッチン」の2つがあります。

 

2-1.対面キッチンと壁付きキッチンの違いとは

対面キッチンと壁付きキッチンとの違いは「どこを向いて料理をするか」という点にあります。壁付きキッチンが壁や窓に向かって料理をする一方で、対面キッチンはリビングやダイニング方向に向かって料理をします。

どちらのタイプが自分たちに合っているかは、ライフスタイルによって異なります。そのため、最終的に満足のいくキッチンを選べるよう、それぞれの特徴や違いを理解しておくことをおすすめします。

関連:対面式キッチンとは?メリット・デメリットとおすすめな人を解説

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壁付きキッチンのメリット

壁付きキッチンにはたくさんのメリットがありますが、この章では以下の代表的な5つについて解説していきます。

  • リビング・ダイニングを広くとれる
  • 多彩な間取りに対応できる
  • 料理に集中しながら、家族とコミュニケーションがとれる
  • 窓やタイルの壁で好きな景色を作れる
  • 配膳の手間を削減できる

中でも最大の特徴は、部屋を無駄なく、効率よく使える」という点です。

壁付きキッチンは、壁際からシステムキッチンの奥行約70cm分というわずかなスペースを確保できれば、設置できます。

必要最低限のスペースですっきりと設置でき、残りのスペースの使い方は自由自在なので、空間効率という意味でメリットの多いキッチンタイプと言えるのです。

では、壁付きキッチンのメリットを具体的にみていきましょう。

3-1.リビング・ダイニングを広く確保できる

壁付きキッチンは対面キッチンに比べて、リビング・ダイニングを広く取ることができます

以下の図は同じ大きさのLDKに、壁付きキッチンを採用した場合と対面キッチンを採用した場合で、リビングの広さがどれだけ違うかを示したものです。

対面キッチンを採用する場合、どんなにコンパクトなキッチンでも3畳ほどのスペースが必要です。

料理専用のスペースが3畳分あることにより、ダイニングテーブルが奥へ押しやられ、玉突き式にソファとテレビがさらに奥へ配置されて、リビングスペースはどんどん狭くなってしまいます。

対して壁付けキッチンの場合は、キッチンの背面の空間は料理だけの用途に留まりません。リビングとひと続きの空間として、ダイニングテーブルを置いたり、通路にしたりと自由に使うことができます

このように同じ大きさのLDKでも、対面キッチンではなく壁付きキッチンを採用した方が、背面の空間をリビング・ダイニングと共有できるため広く使えるのです。

3-2.多彩な間取りに対応できる

壁付きキッチンは、壁さえあれば基本的にはどんな間取りの部屋でも配置が可能です。

一般的には部屋の形は四角形の方が「家具を配置しやすく、使いやすい」とされ、三角形や多角形の部屋は使いにくい部屋として敬遠されがちです。しかし土地の形状や建物の構造などの事情により、LDKの形状は必ずしも四角形とは限りません。

そんな特殊な形のLDKでも、壁付きキッチンなら難なく取り入れることができます

また、斜め天井の部屋の場合、対面キッチンは換気扇のレンジフードの取り付けが難しいところですが、壁付きキッチンなら換気扇は壁付けされますので問題なく設置できます。

このように工夫次第で多彩な間取りに対応できるのが、壁付けキッチンの大きなメリットです。

3-3.料理に集中しながら、家族とコミュニケーションがとれる

壁付きキッチンは壁や窓に向かって作られているため、視界が限定され、料理に集中できます

一方で、背中越しにリビングやダイニングの様子が感じられるので、振り返ればリビングにいる家族とコミュニケーションを取ることも可能です

秘密基地風の造作壁付けキッチン料理に集中したい時は手元だけに集中し、家族の様子が気になったら振り返ってコミュニケーションを取る。そんなメリハリのある時間を過ごせるのが、壁付きキッチンなのです。

3-4.窓やタイルなどの壁で好きな景色を作れる

壁付きキッチンは、壁に向いて配置するため窓との相性も良いです。

窓に面した壁に壁付きキッチンを配置すれば、窓の外の景色を楽しみながら料理ができます。キッチンにいる時間をきっと良い気分で過ごせるでしょう。

また壁付きキッチンには、正面の壁に好みのタイルを貼って彩るという楽しみ方もあります。好きな色やデザインのタイルに囲まれて料理をすれば、キッチンにいる時間の満足度が高まるでしょう。

3-5.配膳の手間を削減できる

最後に、壁付きキッチンは、配膳の手間を省けるという家事ラクな面もあります対面式キッチンの場合、カウンター越しに家族へお皿を手渡すこともできますが、基本的には調理スペースからダイニングテーブル側へ回り込まないと配膳できません。

対して、壁付きキッチンは後ろを振り向くだけのワンステップで、完成した料理を配膳できます。

「そんなに大きな違いではないのでは?」と思うかもしれませんが、毎日3食のことですから、長い目で見ると負担が変わってきます。家事の手間を少なくするためには、壁付きキッチンの使い方のように家事動線は短い方が良いでしょう。

壁付きキッチンのデメリット

壁付きキッチンにも、デメリットはあります。主なデメリットは以下の2つです。

  • 収納スペースが不足しやすい
  • キッチンが丸見えになる

先述のとおり壁付きキッチンは、リビング・ダイニングとひと続きの空間として一体化することにより、たくさんのメリットをもたらします。

しかしリビング・ダイニングと一体化することは、裏を返せば「キッチン専用の空間が少ない」ということでもあるのです。それに伴うデメリットを次から詳しく解説していきます。

4-1.収納スペースが不足しやすい

一つ目は、収納スペースが不足しやすいということです。

対面キッチンの場合、最低でも3畳ほどがキッチンに特化したスペースとなるため、手前にシンク・作業スペース・コンロ、後ろに電子レンジや食器棚の収納場所を確保できます。

しかし壁付きキッチンの背面はキッチン専用のスペースではないため、対面キッチンのように背面に食器棚や冷蔵庫を配置できません

システムキッチンの横に冷蔵庫を置けたとしても、今度は食器棚や電子レンジをどこに置くか悩みます。食器棚はできるだけシステムキッチンの近くに置きたいですが、下の図のように窓と重なって置けないケースもあるでしょう。

このように、キッチンの配置によっては、収納が不足してしまうケースがあることは覚えておきましょう。

4-2.キッチンが丸見えになる

壁付きキッチンは、シンクの洗い物や調理器具がリビングダイニングから丸見えになってしまいます。

そのため、「いつも片付けておかなければ」とプレッシャーを感じる方もいるでしょう。特に忙しい朝の時間帯などは、シンクを片付ける時間が取れないこともありますから、洗い物のたまったシンクが支度中に視界に入るとストレスを感じるかもしれません。

また「来客時にキッチンが丸見えだと気になる」という方も、何らかの目隠し対策が必要です。

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デメリットは5つの対策でカバーできる!

「収納不足」「丸見え」という壁付きキッチンの2大デメリットも、工夫次第でカバーすることが可能です。

その方法として5つの対策を紹介します。

各対策を1つずつみていきましょう。

5-1.【収納&丸見え対策】収納を兼ねたカウンターを設置する

1つめの対策は、カウンターの設置です。

壁付きキッチンの近くにカウンターを設置することで、収納」「目隠し」「作業スペースの3つの機能が手に入ります。

下の写真では、壁付きキッチンの背面に設置したカウンターが作業台として機能しています。

また、カウンター内部に棚を作りつければ食器やトースターなどの調理家電を置くことができ、壁付きキッチンのデメリットである収納不足の問題も解消できます。

さらに、カウンターは目隠しの役割も果たします。下の写真は、手前にある大きなカウンターのおかげで、リビング側からはキッチンの様子がはっきり見えなくなります。

5-2.【収納対策】パントリーを設置する

2つめの対策は、パントリーの設置です。壁付きキッチンのそばにパントリーを設置すれば、収納不足の問題を解決できます。

パントリーとは「食品庫」のことで、常温保存のできる食材や食器などをしまっておける収納スペースを指します。

パントリーは大きく分けて、

  • 人が入れるような奥行のあるタイプ
  • 壁面収納のような小さなスペースを活用するタイプ

の2種類あります。

奥行の浅い壁面収納タイプのパントリーでも、壁に沿って複数個並べて設置すれば大容量の収納になります。

パントリーは本来「食品庫」ですが、電子レンジや炊飯器など調理家電を置いても構いません。

下の写真では、壁付きキッチンの隣に冷蔵庫を置いて、さらに奥に壁付けのパントリーを設置しています。パントリーに調理家電を収めてしまえば、大きな食器棚を別途置く必要はなくなり、収納不足の問題を解決できます。

5-3.【収納対策】可動式の収納ワゴンを活用する

3つめの対策は、可動式の収納ワゴンを活用することです。底面にキャスターのついた収納ワゴンを用意すれば、いつでも好きな場所へ収納スペースを作れます。

可動式の収納ワゴンは、ホームセンターやインテリアショップで購入できます。

例えばニトリの「バタフライワゴン」は2段式のキッチンワゴンで、食材を2つのスペースに収納できます。天板がついているため、調理中の食材やボウルの一時置き場としてキッチン台の近くに置いておくと、さらに便利さを実感するでしょう。

 

出典:ニトリネット

IKEAの「ロースコグ」はかわいい色味とデザインだけでなく、機能性も申し分のない便利な可動式収納ワゴンです。3段の収納スペースに食材をたっぷり収納できます。

出典:IKEA

可動式の収納ワゴンは、商品にもよりますがだいたい1万円以内で手に入るため、「最も手軽に収納量を増やせる方法」と言えるでしょう。

5-4.【丸見え対策】食器洗浄機を設置する

4つめの対策は食器洗浄機の設置です。

壁付きキッチンに食器洗浄機を設置すれば、時短になるだけでなく、食後のお皿や使い終えた調理道具をシンクに残しておくことがなくなり、目隠しの役割も果たしてくれます。

食器洗浄機には

  • 卓上に据え置きするタイプ
  • 引き出しのようにキッチンに埋め込むビルトインタイプ

の2種類があります。

前者は取付が簡単で、取付前の状態に戻せるので賃貸住宅にも向いています。後者は専門業者による取付工事が必要ですが、キッチンと一体化してスペースをとらない点が魅力です。

ご自分のキッチンに合ったタイプの食器洗浄機を選べば、壁付きキッチンの目隠しに大いに役立ってくれるでしょう。

5-5.【丸見え対策】引き戸やロールスクリーンでキッチンを隠す

5つめの対策は引き戸やロールスクリーンで、壁付きキッチンを隠してしまう方法です。

下の写真では、アクリル板を使った引き戸をキッチンとリビングの間に設置しています。やや透けて見えるので、扉の向こうに奥行きを感じさせて部屋を広く見せながら、キッチンの目隠しはきちんと叶っています。

普段は開けておき、来客時やくつろぎの時間には閉めることで、キッチンとリビング・ダイニングの空間を分けることができます。

壁付きキッチン2つの人気レイアウト

壁付きキッチンのメリットやデメリットとその対策がわかり、イメージがだいぶ湧いてきたのではないでしょうか。

ここからは、壁付きキッチンの2つの人気レイアウトを事例とともにご紹介します。

限られたスペースの中で空間効率を考え、工夫が凝らされた壁付けキッチンの事例からきっと参考になるアイデアやヒントが見つかるはずです。

6-1.コンパクトながら、調理動線のよい機能的なL字型壁付きキッチン

この先もつづく日常に根ざした家〈東京〉 63㎡

壁2面を使って、L字型の壁付きキッチンを設置したLDKです。壁1面にシンク、もう1面にコンロを対角に配置しているレイアウトで、コンパクトな調理動線を備えた機能的なキッチンになっています。

壁付きキッチンの背面に、内部に収納機能を持たせたグレーの大きなカウンターを設置することで、調理の下ごしらえなどの作業はこのカウンターの上でも行えるようになっているのです。またダイニングテーブルとカウンターが横並びにあるため、横にスライドさせるだけで配膳が完結するのもうれしいポイントですね。

壁付きキッチンの省スペースの特性をうまく活用し、13畳のLDKに大きな作業台やダイニングテーブル、3人掛けソファまで配置できました。

また、左写真奥にはキッチンと窓の間に小さなワークスペースまで確保しています。このようなスペースがあると、リビングにうまくなじみつつ、読書に仕事に大活躍しますね。

6-3.通路と干渉せず空間効率を最大化したI型壁付きキッチン

背面に広さたっぷりの空間を確保したI型壁付きキッチンプチストレスがないおうち〈埼玉県〉60㎡

壁1面にI型の壁付きキッチンを配置したLDKです。冷蔵庫や電子レンジなどの調理家電は、壁付きキッチンの両サイドに配置しています。

こちらの壁付きキッチンの背面には広いスペースがあります。この空間は玄関からリビングへ向かう通路も兼ねていますが、十分な広さを確保しているため、料理をしている人と帰宅した人がぶつかることはありません。

壁付きキッチンの採用により空間を効率よく使い、家事動線だけでなく、リビングで過ごす家族の動線も十分確保できる間取りとなっています。

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作業性が良い壁付きキッチンの作り方

ここからは、作業効率がアップする壁付きキッチンの具体的な作り方をご紹介します。キッチンの周囲をどんな配置すると使いやすく快適な空間になるのか、ぜひ参考にしてください。

7-1.壁付きキッチンは冷蔵庫→シンク→コンロ

壁付きキッチンは、調理の手順を意識した配置にすると作業効率がアップします。

調理の手順を意識した配置とは、「冷蔵庫→シンク→コンロ」の並びです。

調理では冷蔵庫から材料を取り出し、シンクで洗って、作業スペースで切ったり下ごしらえを行い、コンロで煮たり焼いたりします。

この調理の手順に沿った配置でなければ、下の写真のように、作業のたびにキッチン内を行ったり来たりしなければなりません。

作業効率の良い壁付きキッチンにするためには、調理の手順を意識して「冷蔵庫→シンク→コンロ」の並びで配置すると良いでしょう。

7-2.キッチンとダイニングテーブルの間は100cm以上空ける

壁付きキッチンとダイニングテーブルの椅子背面が並行になるように置くなら、100cm~120cmの間隔をとりましょう。

一定の間隔が空いていると、料理をする人と椅子に座っている人がぶつかりません。

キッチンに対してダイニングテーブルを垂直に置く場合には、80cmほどの間隔でも大丈夫です。この配置なら、椅子に座っている人と料理をする人がぶつかるリスクはほぼないからです。 

壁付きキッチンに向いている人はこんな人

ここまで壁付きキッチンのメリット・デメリットと対策、施工事例をご紹介しました。

では、壁付きキッチンに向いている人はどんな人でしょうか?まだ壁付きキッチンと対面キッチンで迷われている方は次の9章と併せて参考にしてみてください。

8-1.リビングを広く確保したい人

リビング・ダイニングのスペースを広くとりたい方は、壁付きキッチンに向いています。

先述のとおりキッチン・リビング・ダイニングが一体化した間取りの場合、壁付きキッチンを採用すれば対面キッチンと比較して、リビングスペースが広くなります。

そして「リビングは多少狭くてもOK」という方でも、LDKの大きさが12畳以下の場合は、対面キッチンではなく、壁付けキッチンを採用することをおすすめします。

これは対面キッチンを採用するには、最低でも約12畳の広さが必要だと言われているためです。

どんなにコンパクトな対面キッチンでも、設置するとLDKのうち最低3畳分のスペースを使います。残り9畳にダイニングテーブルとソファ、テレビを置くと、もう部屋はいっぱいです。テーブルを4人がけから2人がけに変更したり、ソファは置かずにダイニングテーブルだけ置くなど、何らかの工夫をしなければ厳しいでしょう。

LDKの広さが12畳以下の場合には、壁付けキッチンを採用した方がリビングスペースをしっかり確保でき、快適なライフスタイルが叶う可能性が高いでしょう。

8-2.集中して料理したい人

壁付きキッチンは集中して料理をしたい方にも向いています。

目の前が壁や窓ですので気が散らず、リビングで過ごす家族の様子を感じ取りつつも、集中して料理を仕上げることができます。

また、目の前の壁にタブレットや本を立てかけて、レシピを確認しながら調理するという便利な使い方をすることもできますよ。

8-3.家族と一緒にキッチンに立ちたい人

複数人で料理をしたい方も、壁付きキッチンに向いています。

壁付きキッチンは壁に沿って横に長くスペースをとれるため、家族で並んで作業をしてもストレスを感じにくいです。週末は子どもと一緒に、または夫婦で料理をする方には、とても快適な環境と言えるでしょう。

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壁付きキッチンに向かない人はこんな人

逆に以下のニーズを持っている方は、壁付きキッチンはおすすめしません。

9-1.キッチンを独立空間として使いたい人

キッチンを独立したスペースとして1人で使いたい方は、壁付きキッチンを選ばない方が良いでしょう。

壁付きキッチンはどうしてもさまざまな方向から人が入ってこれます。1人で料理をしたいときに、入れ替わり立ち替わり周囲を人がうろうろすると、ストレスを感じてしまうかもしれません。

そんな方には、コンパクトな対面キッチンをおすすめします。

下の写真のように、手の届く範囲360°に必要な機能が全てうまく配置してある、まるで航空機のコックピットのようなキッチンにすれば、独立したスペースの確保と作業効率の2つの目的が叶い満足できるでしょう。

9-2.料理中もリビングの様子を見たい人

料理中にリビングで遊んだり学習している子どもの様子を見たいという方や、リビングのテレビをみながら料理をしたい方は、壁付きキッチンを選ばない方が良いでしょう。

このようなニーズを持っている方は壁付きキッチンではなく、対面キッチンがおすすめです。

ただしリビングの様子が直接視界に入らなくても、リビングとの距離が近い壁付きキッチンなら家族の様子を感じ取ることは可能です。

まとめ

この記事では壁付きキッチンを、事例とともに解説しました。

壁付きキッチンと対面キッチン、それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握した上で、ご自身にとっての最適なキッチンを選んでくださいね。キッチンはダイニングやリビングとも接している場所です。だからこそキッチン単体で計画するよりも、他の部屋とのつながりを意識したレイアウトが大切です。

ゼロリノベは、壁付きキッチンも対面キッチンも、さまざまなレイアウトのキッチンリノベーションの実績が豊富です。機能性もデザイン性も兼ね備えた魅力的なキッチンを検討されている方はぜひお気軽にご相談ください。

また、家づくりについてなんでもご相談いただける無料のセミナーも開催しております。オンラインでの参加&顔出しなしでOK!ぜひご利用ください。

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