2023.05.04 更新 2022.04.28 公開
自然素材のリノベーション事例3選|おすすめプランや会社選びを解説

「自然素材のリノベーションってどういうものがあるの?」
「自然素材のリノベーションをしたいけど、詳しく知りたい」
このように悩んでいませんか?
自然素材のリノベーションを成功させるためにはまず、リノベーションした家ではどのような自然素材を使用しているのかを知るのが大切です。
自然素材の種類やメリットデメリットを知った上で実際どんな風なリノベーションが行われているのかを知ると、具体的なイメージが沸きやすくなります。
また、自然素材は定期的な手入れを必要とする素材もあるため、その方法についても事前に知っておく必要があります。
本記事を最後まで読むことで、自然素材のリノベーションに対する理解が深まり、より理想のリノベーションをイメージしやすくなるでしょう。
ぜひ、最後までご覧ください。
Advisor

Author

[著者]
ゼロリノベ編集部
元銀行員・宅地建物取引士・一級建築士が在籍して「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール
目次
リノベーションで使う自然素材の種類5つ
住まいのリノベーションでよく使われる自然素材の種類は以下の通りです。
- 無垢材
- 漆喰(しっくい)
- 珪藻土
- 織物クロス
- 和紙畳(わしだたみ)
以上の5種類について、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1-1.無垢材
無垢材は、自然の木そのものを加工したものです。無垢材は、木本来のぬくもりや質感、肌ざわりのよさに加え、香りが感じられるものもあります。
長く使うほど味がでてくるのも魅力です。また、汚れや傷に関しても表面に水分を与えたり軽く削ると傷が目立たなくなります。
無垢材は湿気を吸ったり吐いたりするため、調湿効果も期待できるのがポイントです。ただし、湿度が高すぎると膨張し床がそり、乾燥し過ぎると継ぎめに隙間があくことも。
施工の際にしっかり乾燥させた木材を使用し、デメリットを最小限に抑える工夫がされます。
また、無垢材は水に弱いため、キッチンやトイレなどの水回りに施工するのはあまりおすすめできません。
無垢材フローリングは、一畳あたり2万5,000円~4万5,000円、複合フローリングは一畳あたり1万5,000円~3万5,000円が相場で無垢材フローリングの方が高めな傾向にあります。
▼無垢材のメリット
- 有害な化学物質をほとんど含まない
- 調湿効果が期待できる
- 木のぬくもりや香りが楽しめる
- 耐久性がある
▼無垢材のデメリット
- 季節によって膨張・反りが起きる
- 水に弱い
- 複合フローリングよりも割高
▼おすすめな場所・取り入れ方
- 床
- 壁
- 天井
- 柱
- 建具
→水回りを避けるのがおすすめ
1-2.漆喰(しっくい)
漆喰(しっくい)は、石灰岩を加工した消石灰を主原料とした高アルカリ性の塗り壁材です。塗り方によりニュアンスに変化を出せるため、和風・洋風どちらのリノベーションにも合います。
燃えにくい素材のため、耐火性があるのが魅力。さらに抗菌機能が優れ、消臭機能もあります。また、シックスハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを吸着・分解するため有害物質が気になる方にも漆喰はおすすめです。
リビングや玄関、トイレなど人が集まるところに使うと、効果的です。
▼漆喰のメリット
- カビやダニの防止になる
- 抗菌・消臭作用が期待できる
- 耐火性に優れている
- ホルムアルデヒドを吸着・分解
▼漆喰のデメリット
- 汚れが目立ちやすい
- 施工に手間がかかるため、コストが高い
▼おすすめな場所・取り入れ方
- リビング
- 玄関
- トイレ
→人の集まりやすいところがおすすめ
1-3.珪藻土
珪藻土は、珪藻と呼ばれる植物性プランクトンが化石化したものです。ザラザラとした質感が特徴。調湿効果が高いため、部屋のなかを最適な湿度に保ってくれます。
また、生活臭を吸着し脱臭してくれるため、タバコを吸っていたりペットのいる家庭にぴったりです。
ひび割れしやすく、製品によっては強く擦ると土の粉が落ちてくる場合があることを覚えておきましょう。
▼珪藻土のメリット
- においの吸着・脱臭効果がある
- 部屋を適切な湿度に保ってくれる
- 火に強い
- ザラザラとした独特の仕上がり
▼珪藻土のデメリット
- ひび割れしやすい
- 画鋲が指せない
- 液体汚れが落ちにくい
▼おすすめな場所・取り入れ方
- リビング
- 寝室
- 玄関
→生活臭のするところがおすすめ
1-4.織物クロス
織物クロスとは、綿やレーヨン、麻などで作られたクロスのことを指します。高級ホテルのロビーや美術館でも使用されるほど高級感や重厚感があるのが魅力。
縦糸と横糸を折り重ねているため、丈夫で破れにくい素材です。また、通気性が良く、湿気を吸ったり吐いたりと調湿性能も期待できます。
ただし、防火性が低く、汚れが落ちにくいといったデメリットもあるのでキッチンには不向きと言えるでしょう。
▼織物クロスのメリット
- 丈夫で破れにくい
- 高級感と重厚感がある
- 通気性がよく、調湿効果が期待できる
▼織物クロスのデメリット
- 防火性が低い
- 汚れが落ちにくい
▼おすすめな場所・取り入れ方
- 寝室
- リビング
→火を使わない・汚れにくい箇所がおすすめ
1-5.和紙畳(わしだたみ)
和紙畳とは、天然の和紙を原料とし、和紙をこよりのようにしてからい草の畳のように編んだもの。和紙畳は日に強く、色あせにくい特色を持つのが魅力です。
さらに水に強く、カビやダニが発生しにくいのもポイント。和紙表はい草表に比べ耐久性が約3倍あるため、傷がつきにくく、ペットや子どものいる家におすすめです。
ただし、い草による畳の持つ豊かな香りは楽しめません。また、クッション性が低いため、重さのある家具を設置するとへこみやすい傾向にあります。
▼和紙畳のメリット
- 日に強く、色あせにくい
- カビやダニが発生しづらい
- 傷がつきにくい
- カラーバリエーションが豊富
▼和紙畳のデメリット
- い草畳のような豊かな香りを楽しめない
- クッション性が低い
▼おすすめな場所・取り入れ方
- 小上がりスペース
- 和室
>>和紙畳(わしだたみ)の費用相場について知りたい方はこちら
自然素材によるリノベーション事例3選
リノベーションに使われる自然素材の種類の次に知っておきたいのが事例です。実際施工された事例を見ると、より自然素材を用いたリノベーションのイメージが膨らみやすくなります。
今回は自然素材によるリノベーション事例を3つご紹介します。
それでは、事例を見ていきましょう。
2-1.事例①:素材感を重視した風通しのよい空間
【こちらの事例のポイント】
- 無垢フローリングの質感が美しい
- 漆喰や土壁塗りでより自然素材が活きたリノベーションを叶えている
- 自然素材と北欧ヴィンテージの空間がおしゃれにマッチしている
【こちらの事例で使われている自然素材名と場所】
- 無垢床(アカシア)
- 土壁(施主施工)
- リビングや寝室などは漆喰塗り(タナクリームで施主施工)
無垢材のフローリングを採用したリノベーション。自然素材をふんだんに使用しています。施主施工による漆喰や土壁塗りがさらに味のある雰囲気を演出しているおしゃれな空間です。
▼別アングル写真
無垢フローリングと土壁塗りの空間がおしゃれな玄関。玄関のすぐ近くに洗面所があるため、子どもが砂場遊びをして帰ってきてもすぐ手洗いできるのがポイントです。
▼住宅情報
- 築年月:2001年
- 家族構成:3人
▼間取り図
洋室を取り払うと同時にキッチンの位置を移動し、広い空間のLDKを実現。元のキッチンの場所には寝室を作っています。回遊性が高く、行き止まりがないため、人の動線も風の巡りもよいのがポイントです。
2-2.事例②:統一感のある木の質感がおしゃれな空間
【こちらの事例のポイント】
- 木の質感に統一感がある
- ナチュラルモダンがおしゃれ
- キッチンと対面にあるカウンターでバーを楽しめる
【こちらの事例で使われている自然素材名と場所】
- 壁:珪藻土
- 床:柳杉の無垢フローリング
- キッチンの化粧柱:杉
- リビングの引き戸のドア部分:無垢杉(オイル仕上げ)
統一感のある木の質感を活かしたリノベーションです。床材のダークウォルナットの深い色味と木目が美しいだけでなく、高級感があります。ナチュラルモダンな空間がよりおしゃれさを引き出しているのがポイント。
▼別アングル写真
造作棚を作り、収納力を叶えたダイニングキッチン。カウンター付きでバー空間も楽しめます。まるで、お店に来たかのような素敵な時間を過ごせるのが魅力です。
このように見通しのよいLDKに仕上がっています。
▼住宅情報
- 築年月:1999年
- 家族構成:2人
▼間取り図
水回り以外の間取りを大きく変えたリノベーションです。玄関とキッチンが広々とした空間になっています。
2-3.事例③:ぬくもりのあるナチュラルモダンな空間
【こちらの事例のポイント】
- 無垢材の杉による質感や温かみの感じられる空間
- 広々としたLDKにしつつ収納力もある
【こちらの事例で使われている自然素材名と場所】
杉といった無添加の自然素材をふんだんに使用したリノベーション。ナチュラルモダンなインテリアが無垢材のよさを引き立てています。
▼別アングル写真
収納力のある広々としたリビング。木の質感やぬくもりを感じられます。造作棚でおしゃれにディスプレイ収納も楽しめるのがポイントです。
▼住宅情報
- 築年月:2006年
- 家族構成:3人
▼間取り図
既存の間取りを活かしつつ、LDK横の洋室を取り払うことで、より開放感のある住まいになっています。
自然素材のリノベーション費用
実際の自然素材を使用したリノベーションの事例を知ると自身のリノベーションのイメージがより沸きやすくなったはず。
そこで気になるのが費用相場です。費用相場の一覧は以下の通り。
※上記は目安です。リノベーションのタイミングや時期によって金額は変動する場合があります
本章では、1章でご紹介したリノベーションの際によく使われる自然素材の費用相場について解説していきます。
3-1.無垢材
床を無垢材張り替える場合や天井に無垢材を使用する場合、素材によって大きく費用が異なります。
床を無垢材に張り替える場合は1㎡あたり1万~3万5,000円、天井を無垢材にする場合は1㎡あたり8,000円〜2万5,000円が相場と言われています。
※上記は目安です。リノベーションのタイミングや時期によって金額は変動する場合があります
3-2.漆喰(しっくい)
漆喰の費用相場は、1㎡あたり4,000~7,200円程度です。漆喰はひび割れを防ぐために、左官職人が下塗り・中塗り・上塗りと重ね塗りを行います。
乾燥させてから塗り重ねることから、作業に手間と時間がかかるため、費用は高くなりやすい傾向です。
※上記は目安です。リノベーションのタイミングや時期によって金額は変動する場合があります
3-3.珪藻土
リノベーションで珪藻土を壁に塗る際、1㎡あたり3,000~6,000円が相場です。珪藻土は下地に1度塗るだけのため、漆喰ほど施工に手間と時間がかかりません。
そのため、漆喰よりも費用が抑えられます。また、高級な珪藻土を使用したり、天井にも使用する際は3万~6万円ほど費用が上乗せになることを覚えておきましょう。
※上記は目安です。リノベーションのタイミングや時期によって金額は変動する場合があります
3-4.織物クロス
リノベーションの自然素材に織物クロスを使用する場合の費用は、1㎡あたり1,200~1万円が相場です。織物クロスのグレードが高いものになるほど費用が高額になります。
※上記は目安です。リノベーションのタイミングや時期によって金額は変動する場合があります
3-5.和紙畳(わしだたみ)
和紙畳をリノベーションで使用する場合、1畳あたり6,800~1万2,200円が相場です。
畳の縁(へり)のない正方形の琉球畳を採用する場合は、半畳あたり6,800〜1万500円が相場となります。
※上記は目安です。リノベーションのタイミングや時期によって金額は変動する場合があります
自然素材のリノベーションがおすすめな方
自然素材のリノベーションがどのような方におすすめなのか、自身に合っているのか知りたいところ。
自然素材のリノベーションに憧れていてもいざ住んでみると「私には合わなかったな・・・」なんてことも。そうならないように自然素材のリノベーションがおすすめの方をご紹介します。
自然素材のリノベーションがおすすめの方は以下の通りです。
- 自然の香りやぬくもりを感じられる空間が好きな方
- シックハウスや化学物質が気になる方
- 経年劣化を楽しめる方
- メンテナンスが苦にならない方
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
4-1.自然の香りや温もりを感じられる空間が好きな方
自然素材のリノベーションがおすすめな人として「自然の香りや温もりを感じられる空間が好きな人」が挙げられます。
特に自然素材を使ったリノベーションでは、無垢材を使用することが多いです。そのため、日常的に木の香りや温もりを感じられます。
※イメージ画像
木の香りや温もりが好きな方にとっては、大きなリラックス効果を得られるでしょう。このように自然の香りや温もりが好きな方に自然素材を使ったリノベーションはおすすめです。
4-2.シックハウスや化学物質を気にする方
自然素材のリノベーションがおすすめな方として、「シックハウス症候群や化学物質を気にする方」におすすめです。なぜなら、自然素材を使った住宅は、一般的な住宅と比べて、接着剤や化学物質が少ないケースが多いからです。
また、無垢材や漆喰、珪藻土、などを使用している住居は、家の湿度を調湿する効果があり、夏場に足触りや空気がサラッとするなど、心地よい住環境が期待できます。
アレルギーを発症してしまい、「自宅で過ごすのが辛い・・・」「眠れずしんどい」となると本来リラックスできるはずの住居で落ち着くことができません。
シックハウス症候群や化学物質を気にする方や環境による健康面のリスクを軽減したい方には、自然素材を使ったリノベーションを検討してみましょう。
4-3.経年劣化を楽しめる方
自然素材のリノベーションがおすすめなのは、「経年劣化を楽しめる方」です。自然素材は、年数が経つごとに色ムラができたり、傷ができたりなど経年劣化をします。
傷や色ムラが気になってストレスになってしまう方は自然素材を用いたリノベーションはあまり向いていません。
反対に経年劣化を味として感じられる方は自然素材のリノベーションをしても長く楽しめるのでおすすめです。
4-4.メンテナンスが苦にならない方
自然素材を使ったリノベーションがおすすめなのは、「メンテナンスが苦にならない方」です。なぜなら、自然素材を使用すると、長持ちさせるためにもメンテナンスを行う必要があるからです。
例えば、無垢材の美しさを保つには、日常的には乾拭きや掃除機を、1ヶ月から3ヶ月に一回水拭き、半年から1年にワックスをかけるといったお手入れが必要になります。
また、塗り壁の汚れをやすりや消しゴムやでやさしく落としたり、やすりがけやオイルがけなどを行い、ひと手間かけるということで、家とともに育っていく感覚を味わえます。
こうしたメンテナンスも含めて楽しめる方は自然素材を使ったリノベーションがおすすめです。
▼自然素材によるリノベーションをした場合のメンテナンス例
- 半年に1回は床にオイルがけをする
- 日常的に乾拭き・掃除機をかける
- 1ヶ月から3ヶ月に1度は水拭きをする
- 壁の汚れをやすりがけする
- 壁の汚れは消しゴムやさしく落とす
- ほうき(シュロほうき)で床をはく
自然素材のリノベーション会社選びのポイント3つ
自然素材のリノベーションをする際の会社選びのポイントを知りたいという方も多いはず。自然素材のリノベーションの種類や費用、おすすめな方を知った場合でも会社選びを失敗すると理想のリノベーションを叶えられません。
そこで自然素材を使ったリノベーションをする際の会社選びのポイントを知るのが大切です。
会社選びのポイントは以下の通りです。
- 自然素材のリノベーションが得意な会社
- 自社で一貫してリノベーションをしている
- アフターサービスが充実している
早速、それぞれについて見ていきましょう。
5-1.自然素材のリノベーションが得意な会社
会社選びのポイントとして「自然素材のリノベーションが得意な会社」ということが大切です。デザイン力が優れている会社を選べても自然素材のリノベーションの経験がない場合、自然素材自体の知識や、素材を活かす取り入れ方などの提案力が弱くなる可能性があるからです。
例えば、写真などのビジュアルでは伝えることのできない、体感的な部分や感覚的な部分を伝える際には、自然素材が得意で経験豊富な会社や担当者の場合、イメージを引き出してくれるでしょう。
そこで、会社選びで見るべきポイントは以下の通りです。
▼会社選びで見るべきポイント
- ホームページやパンフレットの施工事例に自然素材を使ったものが豊富にあるか
- 素材の種類や効果、取り入れ方など知識が豊富か
- 掲載されているデザインが自身の好みと合うか
- ビジュアル面はもちろん、体感的な部分などのイメージを引き出してくれるか
このような点が挙げられます。
自然素材のリノベーションが得意な会社を見つけて選んでいきましょう。
5-2.自社で一貫してリノベーションしている
自然素材を使ったリノベーション会社を選ぶポイントとして、「自社で一貫してリノベーションしているか」ということです。
なぜなら、不動産仲介・設計・工事・アフターフォローを自社で一貫してやっていると、準備から着工までスムーズかつ食い違いがなく行えるからです。
不動産仲介・設計・工事・アフターフォローをそれぞれ提携会社が行っていると伝えたことが伝わっていなかったり、スケジューリングがスムーズにいかないということも。
このように自社で一貫して不動産仲介・設計・工事・アフターフォローをしている会社を選ぶとスムーズかつ失敗のリスクを避けられるでしょう。
5-3.アフターサービスが充実している
自然素材を使ったリノベーションの会社を選ぶポイントは、「アフターサービスが充実しているかどうか」といった点です。
リノベーションをして終わりではありません。リノベーションをしたあとも自然素材の味を楽しみながら暮らしていくことになります。
しかし、無垢材が割れてきた、建具が反ってきた、クロスの糊跡が目立つなど住居にトラブルが起こることもあるでしょう。そのためアフターサービスがあれば安心です。このように保証期間や保証内容をしっかりと確認をして会社を選びましょう。
▼アフターサービスの例
- 2年・5年・10年保証
- 床材を点検してくれる
- クロスや塗り壁の状態を見てくれる
- 建具の不具合をなおす
- 電気や暖房器具、換気システム、配水管の動作を確認してくれる
まとめ
本記事では、自然素材を使ったリノベーションについてご紹介しました。自然素材を使ったリノベーションを成功させるためには、種類や事例を知り、イメージしたうえで会社選びを間違えないのが大切です。
まず、リノベーションで使われる自然素材として、「無垢材」「漆喰(しっくい)」「珪藻土」「織物クロス」「和紙畳」の5種類を挙げました。
そして、自然素材のリノベーションがおすすめな人は、「自然の香りや温もりを感じられる空間が好きな方」「シックハウスや化学物質が気になる方」「住み心地のよい家が好みの方」「経年劣化を楽しめる方」「メンテナンスが苦にならない方」です。
自然素材のリノベーション会社選びでは、「自然素材のリノベーションが得意な会社である」「自社で一貫してリノベーションしている」「アフターサービスが充実している」といったポイントが挙げられます。
これらのポイントをしっかりと押さえたうえで、自然素材のリノベーションを行うようにしましょう。