2023.05.05 更新 2019.07.02 公開
ワンストップリノベーション会社一覧!メリット・デメリットと選び方

ワンストップリノベーションという言葉を目にするようになったけど、「ワンストップリノベーションってなに?」「普通のリノベーションと何が違うの?」とと思っていませんか?
ワンストップリノベーションを簡潔に表すと「物件購入、設計、施工まで1箇所で行う」ことを指します。
これから物件を購入してリノベーションをする方にとっては、デメリットよりもメリットが勝る傾向にあるため、一般的には一考の余地がある選択肢です。
また、ワンストップリノベーションには実は2種類あり、自分がどちらを選ぶべきかのポイントもあります。
- パーシャル・ワンストップリノベーション会社
- オール・ワンストップリノベーション会社
今回は、ワンストップリノベーションの特徴や種類ごとのメリットデメリット、サービスを行う会社のご紹介、依頼する際の流れなどについてお伝えします。
ワンストップサービスを行うリノベーション会社の紹介では、東京、神奈川、千葉、埼玉を対応エリアとし、中心価格帯が明記してあるものを、リノベーション専門サイト「リノベりす」掲載の会社から抽出しました。
それに加え、各社のgoogle評価と口コミ件数、受賞歴の有無、サイト上で㎡などの価格設定について言及しているかどうかを、編集部が調べてまとめています。会社を選ぶ基準についてもまとめましたので、会社選びにご活用ください。
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目次
ワンストップリノベーションの特徴と種類
ワンストップリノベーションとはどのようなリノベーションの進め方なのか、特徴や種類についてご紹介します。
1-1.ワンストップリノベーションの特徴
ワンストップリノベーションとは、物件探しから住宅ローンなどの資金相談、リノベーション設計から施工、アフターフォローまで一貫したリノベーションサービスを指しています。
住宅取得に必要なローン審査の相談や、リノベーションのときに希望する空間デザイン、設計なども一連の流れで相談が可能です。
中古物件のリノベーションといえば、不動産会社で物件購入したあとで、別のリノベーション施工会社に依頼するというように2段階に分けられることが少なくありませんでした。
ワンストップリノベーションなら、事前にリノベーション向きの物件相談ができる上に、設計デザインや暮らし方のイメージを打ち合わせたり変更や施工中の相談もスムーズに行えたりすることが大きなメリットのひとつです。
1-2.ワンストップリノベーションの種類
ワンストップリノベーションには、
- オール・ワンストップリノベーション
- パーシャルワンストップリノベーション
の2種類あります。
ふたつの違いは、物件探し、設計、施工をすべて自社が行っているか、社外に依頼しているかどうかです。
⚫オール・ワンストップリノベーション
物件探しから設計、施工、アフターサービスまで、すべて自社で行っているリノベーション会社です。
⚫パーシャル・ワンストップリノベーション
不動産会社、設計会社、施工会社それぞれを外部の会社が行っているものです。リノベーション会社はお客様の窓口対応のみをします。
出来るかぎりスムーズに進めるなら、「オールワンストップリノベーション」の方がおすすめです。同じ会社内で物件共有ができますし、社外に依頼する形式だとそれぞれの会社が利益を確保するため費用が高くなる場合があります。
ワンストップリノベーション会社一覧
※中心価格帯の振れ幅が広い会社は部分リフォームなどのフルリノベーション以外のサービスも行なっている会社です。より詳しくは各社のホームページでご確認ください。
表記内容は2022年6月のデータです。
*2022年6月時点
*金額は「リノベりす」を参考に作成
価格も重要ですが、各社の口コミ評価や受賞歴なども参考材料にしてみてください。また、会社名をクリックするとサイトトップに、価格設定をクリックすると各社の料金関係のページに飛ぶようになっています。
ワンストップリノベーションのメリット・デメリット
物件探しからリノベーション工事まで依頼できるワンストップリノベーションに魅力を感じてはいるものの、注意しなければならないことは?と不安な方もいると思います。この章ではメリット・デメリットそれぞれをご紹介します。
3-1.ワンストップリノベーションのメリット
ワンストップリノベーションには次のようなメリットがあります。
- 窓口が1つ
- 予算のバランスが取りやすい
3-1-1.窓口が1つ
ワンストップリノベーションは住宅購入の第一歩となる物件探しから、リノベーションの設計、施工、アフターフォローまで同じ会社が行うため、窓口が1箇所で手間が少なく済みます。
別々の会社に依頼する場合は、銀行とのやりとりも含めて不動産会社やリノベーション会社とそれぞれ話を進めていかなければいけません。窓口が 1箇所になることでスムーズになり、なおかつ責任の所在もはっきりします。
また、実は不動産会社は仲介のプロであって、リノベーションがしやすい物件かどうかを営業マンが判断できないことが多いのです。そのため、内見時にリノベーション会社にも同席してもらい、リノベーションできそうか、水回りの移動が可能かどうか、壁が抜けるかなど具体的にチェックをしてもらう必要があります。
実際にあった例として、近隣住民が反対して結局リノベーションができなかったケースや、購入したあとに調査をしたらアスベストだらけの物件だった、ということが起きています。
リノベーションを前提で考えているならば、社内にリノベーションのノウハウがあり、担当が様々なチェックをしてくれる土壌のある会社に依頼することをおすすめします。
3-1-2.予算のバランスが取りやすい
物件に予算を使いすぎるとリノベーションをするための予算がなくなってしまいます。逆も当然起こり、リノベーション費用を確保しすぎると、物件にまわす費用がなくなってしまいます。
予算配分物件に使う費用やリノベーションに対する費用をそれぞれ計算しようとしても、物件が決まっていなければリノベーション会社も費用を出しづらく、どの程度必要なのかを把握することは非常に難しいといえます。
ワンストップリノベーション会社の場合は社内で情報を共有したり、過去の状況やお客様のリノベへの思い入れの強さ加減から、ある程度、使う予算の比率の提案をしてくれたりする場合もあります。
そのハンドリングをゼロから自分で行うか会社側にある程度のものをたたき台で出してもらって判断するかでは、労力としてかなり差が出てきます。また、費用感を間違えるとやりたかったことができなかったり、予算オーバーで現金の持ち出しとなったりする可能性もあります。
そういった意味で、予算のバランスを担当者と共有できて、なおかつ銀行とローンのやりとりもしてもらえるなど手間が減らせるのは大きなメリットといえます。
3-2.ワンストップリノベーションのデメリット
3-2-1.費用がかさむ可能性
先にお伝えしたとおり、パーシャル型のサービスの場合、トータルで支払うコストは割高になる可能性があります。ただし、一概に悪いというわけではなく、提携先が多く、比較的大きな会社で安心感があるという側面もあります。
3-2-2.途中で別の会社に変更しずらい
物件探しをして仲介を行ったが、担当者やその会社に不満があった場合、物件の仲介を行なったあと、リノベーションのみを他の会社に依頼したいというケースもあります。
不動産仲介とリノベーションの契約は会社によって内容が違いますので、一番最初に検討中の会社に契約の確認をするのが一番です。もしそれで囲い込みのようになっていたら、最初からその会社を選ばないというのも選択の一つです。(ゼロリノベも特殊な契約がないため、仲介後に別のリノベーション会社さんに変更されないように精一杯がんばっています!)
また、自分たちの好きなテイストのリノベーションや、間取りの考え方がある程度決まっている場合は、そういった事例のあるリノベーション会社の中から選ぶということもリスク軽減になります。
ワンストップリノベーションは、リノベーション業界の中でも主流となりつつありますが、実はワンストップにも2種類あることまではあまり知られていません。
次章で、オールワンストップリノベーション、パーシャルワンストップリノベーションの違いについて解説していきます。
ワンストップリノベーションの流れ
ワンストップリノベーションは、おおまかに以下の流れで進めていきます。
- ワンストップサービスのリノベーション会社を選ぶ
- 予算を決める(物件購入費+リノベ費用)
- 物件を探す、内覧する
- 売買契約を結び、住宅ローンを組む
- リノベーション設計プランや内装を決め見積もりをもらう
- 施工、工程管理、物件の引き渡し
特に②予算を決める、③物件を探す、のステップでワンストップの強みを生かすことができます。
FP相談などで無理のない住宅予算を決められたり、リノベ向きの物件を見極められる仲介担当者と内覧しながら物件探しができたり、といったメリットを生かして、好条件の物件を賢く手に入れられるのがワンストップリノベーションの大きなメリットです。
ワンストップリノベーション会社を選ぶ最後の基準は「人」
会社選びは、価格や細かいサービス、口コミなど、様々な判断基準があります。
しかし、ゼロリノベのお客様にインタビューをしてみると、ありがたいことに、「人がよかった」「担当さんの雰囲気」などフィーリングが最後の決め手と答えていただけることが多く、大きな買い物では、最後はやはり人なのだろうなと感じます。(もちろんサービス内容も重要です。)
写真の事例では「物件選びの際に、おうちナビゲーターさんが細かいところまでチェックしてくれたのが助かりました。専門的なことがわからず、ぼんやりしたイメージでもしっかり汲み取ってバランスよく組み合わせてもらい、一部にDIYを取り入れたり、自由で自分たちらしい家づくりが叶いました」といった声をもらっています。
参考事例:眺望を満喫する大きな室内窓のある家
いくつかの会社にしぼることができたあとは、実際に各社の人間に合って話してみるということが必要になるかと思います。その中で、より具体的な話をすることができ、その会社の雰囲気も伝わってきます。
会社を選んで、物件の条件を洗い出し、探し、ローン契約をし、リノベーションの設計と工事、そして引っ越しまでと考えると、家族にとって1年規模のプロジェクトです。購入のタイミングはそれぞれではありますが、いつでも動けるようにするための準備として会社選びは進めておいて損はありません。
ゼロリノベでは、寿命の長い物件を見極めるポイントやリノベーションの間取りの考え方、住まいの予算の大前提となるポイントなどを、小さいリスクで家を買う方法というセミナーでお伝えしています。(ありがたいことにキャンセル待ちが起きる人気セミナーとなりました)
会社選びの判断のひとつとしても、住まい購入の情報収集としても参考になる機会だと考えています。ミュート&顔出しなしの気軽なセミナーですので、ご興味あれば下のバナーよりセミナー内容をご確認ください。
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ワンストップリノベーションのよくある質問をご紹介
ゼロリノベはワンストップリノベーション会社の中でも、資金計画や中古物件探し、リノベーション設計から施工まで一貫して手掛ける、リノベーション会社の中でも珍しいオールワンストップのリノベーション会社です。
デザイン性はもちろん、予算を重視した無理のない資金計画を基軸として、ヒアリングを重視した設計、施工までトータルでサポートしているのが強みです。
施工技術も持っているからこそ、物件選びの段階から細かい部分までチェックの目が行き届き、購入後のリノベーションまでスムーズに運べます。オールワンストップリノベーションのゼロリノベにぜひ相談してくださいね。
ワンストップリノベーションってなんですか?
物件探し(資金相談)、設計、施工(アフターフォロー)までサービスに含むリノベーションです。ワンストップリノベーションには2種類あり、費用も異なる場合があります。詳しくは『ワンストップとは2種類あり「物件探し〜施工」までするリノベーション会社のこと』をご覧ください。
ワンストップリノベーションってどんな会社があるの?
ゼロリノベをはじめ、首都圏ではオールワンストップのリノベーション会社が増えておりワンストップリノベーション会社も選択肢が広がりつつあります。会社一覧については「ワンストップリノベーション会社一覧」をご覧ください。
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