2023.03.10 更新

メーカー別ペニンシュラキッチンの価格!費用を抑える方法と選び方

「ペニンシュラキッチンの価格はどのくらい?」
「ペニンシュラキッチンの価格はメーカーによってどのくらい違う?」

このようにペニンシュラキッチンを設置しようと思っているが、価格がどのくらいなのかどのような違いがあるのか知りたいですよね。

ペニンシュラキッチンを設置する場合にかかる費用の総額は、約90万〜190万円です。

キッチン本体の価格は、壁付型のキッチンよりも高いですがアイランドキッチンよりも低めといった位置づけになります。

キッチンの価格は、基本的に値引き前提で設定されているものがほとんどです。しかしメーカーによっては値引きをあまりせず基本本体価格を低めに設定しているところもあります。

また、キッチンの本体価格は値引きで安くなるものの工事費を高く設定している業者もいます。

ですからペニンシュラキッチンを設置する場合には、価格の相場を知り適切かどうか判断することが大切になってきます。

この記事では、

  • ペニンシュラキッチンの価格・費用相場
  • メーカー別のペニンシュラキッチンの価格
  • ペニンシュラキッチンの価格を抑える方法
  • ペニンシュラキッチンを後悔しないための選び方

をご紹介します。この記事を読めば、各メーカーのペニンシュラキッチンの価格や特長が分かり理想のペニンシュラキッチンを選ぶことができるでしょう。

ペニンシュラキッチンの価格を比較して選びたい人やできるだけ安くペニンシュラキッチンを設置したいという人は、ぜひ参考にしてください。

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“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール


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ペニンシュラキッチンの価格・費用相場

冒頭でもお伝えしましたが、ペニンシュラキッチンを設置する場合の費用総額は、約90万〜190万円が相場です。

この費用には、「キッチン本体価格」と「設置工事費用」が含まれます。

キッチンの本体価格と工事費用についてそれぞれどのような費用が含まれ、どのくらいかかるのか詳しくみていきましょう。

1-1.キッチンの本体価格の相場

まずキッチンの本体価格の相場は、60万円~150万円ほどです。

メーカーのキッチンの本体価格には、基本的に以下の費用が含まれています。

ほとんどのメーカーは基本プランがあり、素材やオプションを変更・追加することができます。ですから、素材やグレード・オプションによって価格が変動します。

便利な機能をたくさんつければその分価格も上がりますし、素材によっても安価なものと高価なものがあるので価格に大きな差がでてきます。

またキッチン本体の価格は、設置する業者によってメーカー参考価格よりも値引きされることが多いです。

メーカーやキッチンの種類によっても変わりますが、だいたい3〜5割ほど値引きされると考えて良いです。

ただ、本体価格は安くて工事費用がめちゃくちゃ高いといったケースもあるので、キッチンを設置する場合にはいくつかの業者に見積もりをとり比較することをおすすめします。

1-2.工事費用

キッチンを設置する際にかかる工事費用は、30万~40万円ほどになります。

工事費用には、以下の費用が含まれています。

キッチンを取り替えるなどのリフォームを伴う場合には、解体・撤去費用として4万〜13万円ほどプラスでかかります。

さらに大幅に場所を変える場合には、給排水管や排気ダクトの工事を行わなければならなくなるので工事費用は高くなります。

本体価格だけに注目せず、工事費用として本体価格にどの程度プラスされるのか始めに確認しておくようにしましょう。

【メーカー別】ペニンシュラキッチンの価格を徹底比較

ここからは、メーカー別にペニンシュラキッチンの価格を紹介していきます。

大手メーカーのペニンシュラキッチンの価格目安は以下の通りです。

それでは、メーカーごとに特長や価格を詳しくみていきましょう。

2-1.LIXIL(リクシル)

リクシルは、収納力とデザインに定評があり人気の高いキッチンメーカーです。

リクシルのキッチンの中でも「リシェルSI」「アレスタ」「シエラS」がペニンシュラキッチン対応となっています。

出典:株式会社LIXIL「リシェルSI」「アレスタ」「シエラS

リクシルのペニンシュラキッチンは3つのグレードのキッチンがありますが、どれも使いやすくインテリアを邪魔しないデザインが魅力です。

どのメーカーのキッチンが良いのか分からないという人は、リクシルの3種類の中から予算や必要な性能を考えて選ぶと選びやすいでしょう。

【特長】
  • 収納力が高い
  • 使い勝手が良い
  • 人気が高い
【おすすめの人】
  • こだわりが少ない
  • シンプルなデザインが良い

2-2.Panasonic(パナソニック)

パナソニックは電化製品が有名ですが、キッチンにおいても性能が高い製品がそろっています。

機能性の高いキッチンを使いたいという人は、パナソニックのキッチンがおすすめです。

出典:Panasonic株式会社「Lクラス」「ラクシーナ」「リフォムス

「Lクラスキッチン」は、パナソニックの最上位シリーズになります。扉カラーが100柄から選べたり最新設備(換気扇・IH・食洗機など)を選ぶことも可能です。

キッチン側だけでなくダイニング側からも作業ができる対面操作マルチワイドIHは、お鍋を囲んでみんなでお料理をすることもでき、パーティでもみんなで楽しめます。

このように「Lクラスキッチン」は選択肢が多く、プランによって金額が大きく変わります。

【特長】
  • コンロが横並びにある
  • スタイリッシュなデザイン
  • 主婦目線の設計
【おすすめの人】
  • 機能性の高いキッチンを使いたい
  • 掃除が苦手
  • 家族と一緒にキッチンに立つことが多い

2-3.タカラスタンダード

タカラスタンダードのキッチンは、独自の素材『ホーロー』を使ったシステムキッチンです。

ホーローは金属をベースとした素材で、耐水性・耐熱性が高く汚れもつきにくいことが特長です。

出典:タカラスタンダード株式会社

お掃除のしやすさや劣化が気になるという人は、タカラスタンダードのキッチンを検討してみてください

出典:タカラスタンダード株式会社「レミュー」「トレーシア」「エーデル」「リフィット

「レミュー」は、タカラスタンダードの中でも高価格帯のキッチンで、様々な仕様やオプションを選択可能です。

ワークトップにクォーツストーンと呼ばれる高級人造石を使うことができ、高級感があふれるキッチンになることはもちろんのこと傷つきにくく作業もしやすいという機能も備えています。

「エーデル」は、「レミュー」「トレーシア」に比べ選択できるものが限られてきますが、扉のタイプが選べることが特長です。特にこだわりもなく、価格を抑えることができれば良いと思っている方は「エーデル」でも十分事足りるでしょう。

タカラスタンダードは値引率が低いため、どの業者に頼んでもあまり価格は変わりません。

値引き前提の定価をつけている他社メーカーと違い、値引きをせず品質で勝負するという強い自信があるようです。

【特長】
  • 高品位ホーロー製
  • 値引率が低いが価格は安い
  • 掃除がしやすい
【おすすめの人】
  • ホーローのキッチンにしたい
  • 掃除が苦手
  • 価格を抑えたい

2-4.クリナップ

日経ホームビルダー建材・設備メーカーランキングシステムキッチン部門で3年連続1位を受賞しているクリナップ。

日本で初めて多目的キッチンを開発し65年以上もの歴史があり、信頼できるキッチンメーカーの1つです。

クリナップの特長として、臭いやカビに強いステンレス製にこだわっています。

出典:クリナップ株式会社「セントロ」「ステディア」「ラクエラ

クリナップの中でハイグレードの「セントロ」は、高いデザイン性・機能を兼ね備えています。

標準搭載されている洗エールレンジフードは、お湯をセットするだけで自動でフィルターとファンの洗浄が行うことができます。

「ステディア」も流レールシンク・ステンレスキャビネットが標準搭載となっています。

ほとんど「セントロ」と大きな違いはありませんが、引出しの角が丸かったり内引出しにシャローパレットという浅い引出しがついていないといった収納面とデザイン性の違いがあります。

【特長】
  • ステンレス製キッチン
  • 自動洗浄機能がついたレンジフード
  • コストパフォーマンスが高い
【おすすめの人】
  • こだわりが少ない
  • ステンレスのキッチンにしたい
  • 耐久性が優れたキッチンが良い

2-5.TOTO

お風呂やトイレメーカーで有名なTOTOですが、キッチンの開発にも力を入れています。

TOTOのキッチンの特長として、クリスタルカウンターときれい除菌水という機能があります。

クリスタルカウンターは、透明感があるクリスタルのようなカウンターで柄入のものがあったりとデザイン性が高くこだわりのキッチンスペースを演出してくれます。

きれい除菌水は、除菌成分(次亜塩素酸)を含む水でまな板や包丁などの除菌やヌメリ防止に手軽に使うことができます。

水回りのオプションが豊富なので、追加してしまうと価格が上がることを意識して選ぶと良いでしょう。

TOTOのキッチンでペニンシュラ型に対応しているのは、「THE CRASSO(ザ・クラッソ)」と「mitte(ミッテ)」です。

出典:TOTO株式会社「ザ・クラッソ」「ミッテ

TOTOの中でハイグレードとなる「THE CRASSO(ザ・クラッソ)」は、美しいキッチンを清潔に美しいまま使いたいという人におすすめです。

他社にはないエポキシ樹脂のクリスタルカウンターは熱や衝撃に強く汚れや傷もつきにくいので、簡単に拭くだけで美しさを保つことができます。

すりガラスのような質感で光を吸収しキッチンを明るい雰囲気にしてくれます。

「ミッテ」にも水ほうき水栓や滑り台シンクなど本当に使いやすい機能が標準搭載されています。

扉カラーも34色と豊富で取っ手の種類も選ぶことができます。そこまで便利な機能は不要で安く抑えたいという人におすすめです。

【特長】
  • デザイン性が高い
  • 水回りのオプションが豊富
  • オリジナル商品の開発が多い
【おすすめの人】
  • 水回りをこだわりたい
  • 見た目重視
  • 水回りは清潔にしておきたい

2-6.TOCLAS(トクラス)

トクラスは、音楽楽器で有名なヤマハの「ヤマハリビングテック株式会社」が元となっています。

トクラスのキッチンは、人造大理石を売りにしておりワークトップ・シンクの素材も人造大理石一択になります。

トクラスの人造大理石は、熱や衝撃に強く汚れがつきにくくお手入れがしやすくなっています。

さらに他メーカーではあまりない個性的なデザインキッチンもあるので、デザイン性にこだわる人におすすめです

出典:トクラス株式会社「ドルチェX」「ベリー」「Bb

トクラスの中でもハイグレードの「ドルチェX」は、独創的なデザインの中にも使い勝手にこだわっています。

丸みを帯びたデザインは、他社メーカーにもあまり見られずお部屋の中心としておしゃれに彩ってくれるでしょう。

【特長】
  • 人造大理石を使用したキッチン
  • カラーバリエーションが豊富
【おすすめの人】
  • 個性的なキッチンが良い
  • インテリア性を重視したい

2-7.ニトリ

コスパの良い生活雑貨が人気のニトリもシステムキッチンを扱っています。

ニトリから発売されているセレクトプランというキッチンは、その名の通りセレクトの幅が広いキッチンになります。

出典:株式会社ニトリ「ニトリのシステムキッチン

公式サイトでは、かんたん見積もりが利用でき好みのものを選択するだけで見積もりを出してくれるので手軽にキッチンの総額が分かり便利です。

ただ、キッチンの取り付けや設置までを希望する場合は、施工料金が別にかかるので注意してください。

【特長】
  • 価格が安い
  • 工事費や送料は別途必要
  • 平均的な機能は備わっている
【おすすめの人】
  • できるだけ価格を抑えたい
  • 本体だけを購入したい
  • デザインにはあまりこだわらない

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キッチンは素材・グレード・オプションによって価格が変わる

キッチンは素材・グレード・オプションによって価格が変わります。

2章でご紹介したキッチンの本体価格は、最低価格です。「食洗機をつけたい」「ワークトップの素材を変えたい」といった場合には、さらに価格が上乗せされていきます。

特に以下の3つのポイントは、価格を大きく左右するものになります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

3-1.素材

キッチンはワークトップ・シンク・コンロなど様々なもので構成されていますが、刃物や火を使うため耐久性や耐熱性が求められます。

主な素材と特徴は以下の通りです。

例えば、リクシル「シエラS」のペニンシュラ型の場合、標準搭載のステンレスシンクから人造大理石のキレイシンクに変えると+51,000円かかります。

さらに、クリナップ「ステディア」のフラット対面壁付Ⅰ型プランでは、ワークトップを変えると以下のように価格も変動していきます。

ワークトップ 変更加算額
ステンレス +32,000円
アクリストンカリーザ(人工大理石) +72,000円
コーリアン(人工大理石) +75,000円
セラミック +360,000円

出典:クリナップ株式会社「STEDIAカタログ

このように素材によっても価格が変わるので、標準搭載のものでも満足できるのかどうか考えてみましょう。

特に素材についてこだわりがないという人は、高機能でお手入れのしやすいステンレスか人造大理石がおすすめです。

3-2.グレード

キッチンにも以下のようにグレードがあり、グレードによって価格帯も異なります。

ハイグレードタイプは、自由度も高くさらにデザイン性や機能性に優れた設備が搭載されています。とにかく良いものを使いたい、キッチンにはこだわりたいという人はハイグレードタイプから選ぶと間違いないでしょう。

スタンダードキッチンは、一般的に好まれている仕様を組み合わせたタイプのキッチンです。低コストタイプに比べて、カラーや素材、オプションの選択肢も増えますが、プラスしなくても十分に使いやすいキッチンがほとんどです

カスタマイズするのが面倒という方やそれなりのキッチンがあれば十分という人におすすめです。

お手頃なシンプルキッチンは、必要最低限の設備が搭載されていますが、いくつか選択肢もあるため必要なものをチョイスすることができます。

コストを抑えたいという人は、シンプルなグレードを選び必要なものを組み合わせると良いでしょう。

3-3.オプション設備

キッチンの種類によって付けられるオプションも様々です。

例えば、リクシル「シエラS」の場合、以下のようにオプションを追加・変更することで価格が変わります。

内容 加算価格
オールインワン浄水栓(AKタイプ・エコハンドル) +25,000円
ハンズフリー水栓(B8タイプ) +78,000円
食器洗い乾燥機 +163,000円
3口フルIH・スタンダードタイプ(W73) +183,000円
キッチンコンセント +20,000円
センターキッチン用ガラスパネル(コンロ前ハーフタイプ) +38,000円

出典:リクシル株式会社「シエラSカタログ

このように標準プランから少しオプションを変更するだけでも価格が上がってしまいます。

あると便利そうと思っても結局使わなければ意味のないものもあるので、慎重に検討していきましょう。

基本的には、標準プランのもので十分事足ります。さらに使いやすいキッチンにしたいという人は、必要なオプションを選ぶと良いでしょう。

ペニンシュラキッチンの価格を抑える方法

ではペニンシュラキッチンの価格を抑えるのはどうしたらよいでしょう。

決して安い買い物ではないので、予算内で気に入るキッチンを見つけたいですね。

ペニンシュラキッチンの価格を抑える方法は3つあります。

  1. 型落ち品を狙う
  2. 壁付I型キッチンをペニンシュラキッチンとして使う
  3. キッチンのグレード・オプションを最低限にする

詳しくみていきましょう。

4-1.型落ち品を狙う

同じメーカーでいくつも型が発売されているように、キッチンも日々進化しています。

どんどん使い勝手が良く、デザイン性も洗練されたものが発売されています。

スマホと同じように1つ、2つ前の型は高性能にも関わらず、価格がグッと下がることがあります。

キッチンの仕様やグレードにこだわりがないという方は、展示品や型落ち品を狙うのはおすすめです。

4-2.壁付I型キッチンをペニンシュラキッチンとして使う

一般的にペニンシュラキッチンは、オープンタイプとなり壁に付けていない部分の側面はきれいに加工されているので価格も高くなってしまいます。

しかし、シンク・調理台・コンロが一列に並び壁際に付けるような壁付I型キッチンは、対面式よりも安い傾向があります。

そこで壁付I型キッチンを対面式にしてキッチン背面に壁をつければ、通常の対面式キッチンより安くペニンシュラキッチンを設置することができます。

ただ、壁付I型キッチンでもできないタイプもあるので、始めに対面式にも対応しているのか確認しておきましょう。

4-3.キッチンのグレード・オプションを最低限にする

キッチンのグレードが上がれば上がるほど、オプションをつければつけるほど当然ながら価格が上がってしまいます。

スタンダードタイプを選んだけれどいろいろとオプションを付けたら結局ハイグレード並の価格になってしまったということもあります。

オプションを付けるべきかグレードをあげるべきか、どちらの方が安く理想のキッチンを実現できるのか比較しながら選ぶと良いでしょう

どのキッチンを選べば良いのか迷ってしまう人は、基本的な標準プランで比較すると分かりやすいです。

家庭によって必要最低限の機能は異なりますが、ほとんどの場合は標準搭載のもので事足ります。家族が多い家庭であれば、さらに食器洗い乾燥機をオプションで付けておいた方が良いでしょう。

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ペニンシュラキッチンを後悔しないための選び方

最後にペニンシュラキッチンの選びをみていきましょう。

ペニンシュラキッチンの選ぶ際には、以下の3つの方法で選んでみましょう。

  1. 予算を決める
  2. 優先順位を決める
  3. 人気メーカーで選ぶ

それぞれ詳しくみていきます。

5-1.予算を決める

まずは、予算を決めます。

これまでご説明してきたようにペニンシュラキッチンは、種類やオプションによって価格が大きく変わってきます。

予算を設定せずにほしいものをほしいだけ付けていくと、とんでもない金額になってしまいます。

最初に「〇〇円まで」と予算を決めておくと、オーバーしないように選ぶことができるでしょう。

また、リノベーション業者に相談する際にもキッチンの予算はこのくらいと提示しておくことでその金額に抑えたものを提案してくれるはずです。

5-2.優先順位を決める

キッチンをリノベーションする際に優先順位を決めておくと必要なものと必要でないものがわかり、選びやすくなります。

どのようなキッチンにしたいのか希望を書き出してみましょう。

  • 今持っているものをすべて収納したい
  • レンジフードの掃除はあまりしたくない
  • コンロはIHがいい
  • 白で統一したい
  • 食洗機をつけたい
  • カウンターテーブルをつけたい

そして、書き出したものに優先順位をつけます。

  1. 白で統一したい
  2. カウンターテーブルをつけたい
  3. 今持っているものをすべて収納したい
  4. コンロはIHがいい
  5. レンジフードの掃除はあまりしたくない
  6. 食洗機をつけたい

このように優先順位をつけ、順位の高いものから順に条件を満たすものをピックアップしていくと自ずと理想のキッチンにたどりつくはずです。

もちろん最初に設定した予算内で選択できるものになるので、予算をオーバーしてしまった場合には優先順位が低いものは諦めましょう。

5-3.人気メーカーで選ぶ

2章でも紹介しましたが、ペニンシュラキッチンと言っても多くのメーカーからいくつかでているためなかなか絞り切れないですよね。

そんなときは、人気のあるキッチンメーカーを選ぶと失敗しないでしょう。

人気メーカーは、実際に使いやすいキッチンで多くの人が選んでいるものです。

リフォーム産業新聞によるリフォーム大賞2021「リフォーム営業マン・プランナーが選ぶ設備縦材のキッチン部門」での総合ランキングは以下の通りです。

参考:リフォーム産業新聞

迷ったときは、この中のキッチンから予算や優先順位に当てはまるものを選んでみましょう。

まとめ

ペニンシュラキッチンの本体価格の相場は、60〜150万円です。

さらにペニンシュラキッチンにリノベーションする場合、本体の費用に加え以下の費用がかかります。

キッチン本体の価格は、メーカーによって異なるのはもちろんのこと、付けるオプションやグレードによって大きく変わります。

ペニンシュラキッチンの価格を抑える方法として、以下の方法があります。

  1. 型落ち品を狙う
  2. 壁付I型キッチンをペニンシュラキッチンとして使う
  3. キッチンのグレード・オプションを最低限にする

予算と理想にできるだけ折り合いをつけ、より良いペニンシュラキッチンを選べると良いでしょう。

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