2022.04.25 更新

リノベーション展示場に行く際にやるべき15のこと|注意点も解説

「リノベーションの展示場に行ってみようと思うけど、事前に知っておいた方がいいことってある?」

リノベーションの展示場は、各社が手掛けたリノベーション空間を実際に体感できるショールームです。

デザインはもちろん、使われてる素材なども手に触れて見ることができ、会社の雰囲気や強みを知ることができるのがメリットです。

しかし、初めてリノベーションの展示場を訪れる際には、こんな疑問を抱くこともあるのではないでしょうか。

リノベーションを検討していて、せっかくリノベーションの展示場に行くのであれば、その機会を十分に有効活用したいですよね。

リノベーションの展示場に行く際には、下記のような「行く前にしておくといい7つのこと」と「訪問当日にやるべき8つのこと」があります。

後で「あれも確認しておけばよかった!」と悔やむことのないように、行く前にやるべきことと訪問当日やるべきことの双方をぜひチェックするようにしてください。

▼この記事で分かること

  • リノベーションの展示場に行く前にしておくこと7つ
  • リノベーション展示場訪問当日にやるべきこと8つ
  • 展示場訪問当日に注意すべきこと
  • リノベーション展示場を有効活用するポイント4つ
  • リノベーション展示場を利用する際の注意点

最後まで読むことで、リノベーションの展示場を利用する際の注意点を知ることもできます。理想のリノベーションを実現するためにも、ぜひ最後まで目を通し、リノベーションの展示場を有効活用してください。

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“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール



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リノベーション展示場に行く前にしておくといい7つのこと

リノベーション展示場を有効活用するためには、展示場に行く前の準備が大切です。

準備をしないで行くと、リノベーション展示場で十分に情報収集ができないなど、十分に展示場を活用できないこともあるため、きちんと事前準備をするようにしましょう。

リノベーション展示場に行く前にしておくといいことは次の7つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1-1. 事前の予約申し込み

リノベーション展示場を利用する際には、事前の予約申し込みが必要な場合があります。事前予約をしないとリノベーション展示場に入れないこともあるため、事前予約は忘れず行うようにしましょう。

展示場の予約パターンとしては次の3つがあります。

1)予約がないと見学できない展示場
2)予約は必須ではないが、予約もできる展示場
3)予約不要で出入り自由な展示場

「1)予約がないと見学できない展示場」の場合は、必ず予約をするようにしましょう。「2)予約は必須ではないが、予約もできる展示場」の場合は、予約をすると当日会場で担当者がついて詳しく案内してもらえるようなケースです。リノベーションについて具体的に考えている場合には、担当者から色々と情報収集ができるため、予約するようにしましょう。「3)予約不要で出入り自由な展示場」の場合は特に予約の必要はありません。

訪問する展示場が上の3つのどのパターンであるかは、展示場案内のホームページやチラシ、パンフレットなどで確認しましょう。

1-2. リノベーションしたい点の洗い出し

リノベーションをしたい点について洗い出しておきましょう。例えば次のような点について考えておくとよいでしょう。

  • リノベーションしたい場所
  • リノベーションしたいイメージ
  • 今の住宅で不便・不満に思っている点

詳細を見てみましょう。

1-2-1. リノベーションしたい場所

リノベーションしたい場所が、キッチン、バスルーム、リビング、書斎、子供部屋など、どの場所なのか整理しておきましょう。どの場所をリノベーションするか具体的に決めていない場合でも、どの場所を優先してリノベーションをしたいか、優先順位を考えておくとよいでしょう。

なぜなら、どの場所を優先的にチェックするかを決めていないと、リノベーション展示場で色々な場所のリノベーション事例を見学しているうちに時間が足りなくなってしまうことがあるからです。本当にリノベーションをしたい場所の見学を十分にできなかったということになりかねません。

限られた時間内に本当にリノベーションをしたい場所について十分に見学する時間を確保するためにも、リノベーションしたい場所をあらかじめ把握しておくようにしましょう。

1-2-2. リノベーションしたいイメージ

「こうしたい」というリノベーションのイメージがあれば、写真でも絵でもよいので用意しておくとよいでしょう。インターネットや雑誌、カタログ上の写真などからイメージする画像を保存しておくとよいでしょう。

リノベーション展示場で相談するときに、デザインや雰囲気といった言葉で伝えにくいイメージが、伝わりやすくなります。

また、自分の希望のイメージをしっかりと伝えることで、イメージに沿わない提案をされることを避けることができ、時間短縮にもつながります。

このため、リノベーションしたいイメージ画像などを用意するようにしましょう。

1-2-3. 今の住宅で不便、不満に思っている点

今の住宅で不便、不満に思っている点について書き出しておきましょう。

例えば、

  • キッチンが狭くて使いづらい
  • 洗面所が寒くて居づらい
  • 子供たちの遊ぶスペースがない
  • 在宅ワークのための書斎が欲しい

など具体的にメモにして、まとめておくことをおすすめします。

リノベーション展示場で、不便に思っている点や不満に思っている点などを伝えると、それを解消するための具体的なリノベーション案を提案してもらうことができます。提案に沿って具体的にリノベーションの検討を進めることが可能となります。

このため、現状で不便、不満に思う点について洗い出しておきましょう。

1-3. リノベーション予算を把握する

リノベーションにかけられる予算を把握しておきましょう。リノベーションを検討し始めたばかりで、相場の検討もつかないため、予算を決めきれないという場合でも、仮の予算の目安を持っておくとよいでしょう。

予算を定めておかないと、リノベーション展示場で、想定する予算以上の高額なリノベーションの売り込みを受けることもあります。契約できない金額のリノベーションを勧められて無理に検討したり、断ったりする手間を省くためにも、大体の予算をあらかじめ把握し、担当者に伝えるようにしましょう。

また、予算を伝えると、予算に合った提案をしてもらえます。逆に予算を全く伝えないと、現実的な提案をしてもらえないため、使える情報の収集がしにくくなります。リノベーションではいろんな設備や機能の組み合わせでの工事が必要となるため、大体の予算を伝え、現実的な組み合わせの提案をしてもらえるようにしておきましょう。

予算は、色々検討したのちに修正してもいいため、最初は低めに設定しておくのもよいでしょう。比較的安い値段で出来ることを確認しながら、リノベーションを検討することができます。

効率的にリノベーションの検討を進めるためにも、リノベーションの予算をあらかじめ把握しておくことをおすすめします。

1-4. 取り入れたい設備や機能について具体的にチェックする

リノベーション展示場を主催する会社の製品について、気になるものがあれば、あらかじめチェックしておくようにしましょう。リノベーション展示場についての案内や、主催企業のホームページなどから、取り入れたい設備や機能について具体的にチェックするとよいでしょう。

リノベーション展示場では展示物も多いため、見るものを定めておかないと、時間がいくらあっても足りません。見たい設備や機能については、あらかじめ見定めておき、展示場で優先的に見学、確認するようにしましょう。

展示場で、実際に触ってみたり使ってみたりしながらじっくり検討する時間を確保するためにも、取り入れたい設備や機能については、事前に見当を付けておくようにしましょう。

1-5. リノベーションしたい場所の広さ・サイズを測っておく

リノベーションしたい場所が具体的に決まっている場合には、その場所の広さやサイズを測っておきましょう。

例えば、キッチンをリノベーションしたい場合、システムキッチンの幅や高さ、キッチンの縦横の長さ、テーブルの幅などを測っておきます。もし、家の図面がある場合には図面に現状の設備のサイズを書きこむなどして持参するとよいでしょう。

リノベーションしたい場所のサイズを測っておくと、リノベーション展示場で気になる設備を見つけた場合、それが実際に自分の家に取り入れることが可能かどうか、その場で判断することができます。

また、リノベーションしたい場所のサイズを測っておくとそれに適切な設備を提案してもらうことも可能です。

このため、リノベーションしたい場所の広さやサイズを測ってメモをし、持参するようにしましょう。

1-6. 質問事項をまとめておく

リノベーションについて質問したいことがあれば、質問事項としてまとめておきましょう。

リノベーション展示場では担当者に質問ができるため、キッチンや冷暖房設備といった設備・機能のことや、リノベーションについてローンや補助金が使えるのかなどお金のことも確認することができます。

例えば、下記のような質問をしておくとよいでしょう。

  • その設備・機能を取り入れるメリット
  • 設備の使用方法やメンテナンス方法
  • 設備が故障した場合、アフターサービスがあるかどうか
  • 一番人気の設備はどのようなものでどのような機能があるか
  • リノベーションはローンで支払えるか
  • リノベーション費用の割引などはあるか
  • リノベーションに使えるお得な制度・補助金はあるか

リノベーション展示場は、気軽に情報収集できる場所でもあるため、リノベーションについて気になること、聞いてみたいことがあれば、尋ねてみるようにしましょう。

1-7. 持ち物を準備する

リノベーション展示場に訪問する際に持参する持ち物を準備しておきましょう。

例えば下記のようなものがあると便利なため、持参することをおすすめします。

1-7-1. 自宅の図面

自宅の図面がある場合は、持参するとよいでしょう。リノベーション展示場で気になる設備を見たときに、自宅の部屋にうまく収まるかどうか図面上で確認することができます。

例えばアイランドキッチンを作りたいといったような場合、図面で具体的な配置を考えながら相談することができます。可能であれば図面を持参するようにしましょう。

1-7-2. カメラ

カメラも持参するとよいでしょう。携帯、スマートフォンのカメラでもOKです。カメラは、リノベーション展示場で気になる設備を見た時に、写真に撮っておくためのものです。家に戻ってからリノベーションを検討する際に、撮った写真が資料として役立ちます。

1-7-3. メジャー

メジャーも持参するとよいでしょう。メジャーは、リノベーション展示場で取り入れたい設備を見たときに、広さや大きさを記録しておくためのものです。設備のサイズを測ったり、設備を置く際にどれくらい空間に余裕を持たせたいかなどの長さを測るためにも使います。

1-7-4. メモと筆記用具

メモと筆記用具も持参しましょう。メモと筆記用具は、リノベーション展示場で気になった点をメモしたり、展示場の担当者から聞いた話の内容をメモするために使います。展示場で情報収集した内容をメモに記録しておくと、家に戻ってから、リノベーションを検討する際に資料として役立ちます。

1-7-5. 電卓

電卓の持参もおすすめです。電卓は携帯やスマートフォンの機能を使用するのもよいでしょう。電卓は、リノベーション展示場で、気になる設備の長さを足し合わせたり、取り入れたい設備の価格を足し合わせたりする時に使います。広さや予算を計算する際に、あると便利です。

リノベーション展示場ですべきこと8つ

リノベーション展示場に行く前にやっておくことは把握できたことと思います。ここでは、訪問当日のリノベーション展示場でやるべきことを紹介します。

当日リノベーション展示場ですべきことは次の8つです

リノベーション展示場を有効活用するためにもぜひ実施するようにしましょう。詳しくは次の通りです。

2-1. 案内図やパンフレットをもらう

展示場では、まず会場の案内図やパンフレットを確保しましょう。

案内図やパンフレットを確保するのは、リノベーション展示場を効率的に見学して回るためです。展示場をすべて回ろうとすると時間が足りなくなることがあります。必ず見たい場所を優先して回るためにも、案内図やパンフレットをもらうようにしましょう。

また、案内図やパンフレットは、後日、リノベーションを検討する際の資料としても使えます。リノベーション展示場を訪問した記憶は時間が経つにつれ薄れて来ます。案内図やパンフレットを手元に残し、どういった設備があったか、思い出せるようにしておきましょう。

案内図やパンフレットは、多くの場合、入り口や受付をする際に配布されるため、必ず手に入れておきましょう。

2-2. 展示場全体に何があるか把握する

会場の案内図やパンフレットを見て、展示場全体に何があるか把握しましょう。

全体に何があるか把握し、見学したいものから優先して回らないと、時間が足りなくなる恐れがあります。

展示場では、主催の会社が特に売りたい設備などが、会場の入り口近くの目立つ場所や、中央のメイン会場などに設置されています。主催会社の売りたいものより、自分の見たいものを優先させるため、案内図やパンフレットを参考にして、見学したいものがある場所を確認し、優先して回るようにしましょう。

事前予約をしていて展示場の担当者が会場を案内してくれる場合には、特に見学したいところを伝えて、重点的に紹介してもらうとよいでしょう。

2-3. 気になる設備・機能を実際に使ってみる

気になる設備・機能があれば実際に使ってみましょう。

リノベーションの展示場を訪問する最大のメリットは、気になる設備や機能を実際に見たり使ったりできる点です。

実物を確認できるチャンスを活かし、キッチンでは実際に料理するイメージで、使いやすいかどうかシミュレーションをしてみましょう。展示場の中には、キッチンやバスルームで実際に調理や入浴をさせてくれる展示場もあります。

棚の使い勝手なども、実際に棚を開けてみて、高さや奥行きなどを確認するようにしましょう。展示場では実際の生活で使うイメージでチェックすることが大切です。

気になる設備や機能を実際に使ってみて、イメージ通りかどうかしっかりと確認しましょう。

2-4. 建材の色や質感を実際にチェックする

気になる設備について、建材の色や質感を実際にチェックするようにしましょう。

リノベーションの展示場のいいところは、さまざまな建材について、色違いや素材の違う見本が豊富にあり、実物を確認できるところです。リノベーションの展示場では、例えばクロスひとつについても、色や素材の違う見本を豊富に備えているところが少なくありません。

建材の実際の色や質感は、写真などでは分からない部分でもあるため、展示場で実際に見たり、手で触ったりして、色合いや質感などを確かめるようにしましょう。

2-5. 気になったポイントは写真に撮っておく

気になったポイントは、写真に撮っておくようにしましょう。

展示場は情報収集の絶好の機会のため、気になった設備やレイアウト、細かい機能などといった点について、写真に撮って資料として残すようにしましょう。写真は、リノベーションを検討する際に資料として役立ちます。

家に戻った後は、リノベーション展示場で見た細かい点について、どうしても忘れてしまいます。備忘のためにも写真に残しておくことがおすすめです。

さまざまな利点があるため、気になったポイントは写真に撮り残しておくようにしましょう。

2-6. 予算を伝えておく

リノベーション展示場に行くと、リノベーションについての予算を尋ねられることがあります。その際に、リノベーションについての予算を伝えるようにしましょう。

リノベーションの予算を伝えないと、予算以上の高額なリノベーションを勧められることが少なくありません。契約しようのない設備を紹介される手間や時間を省くためにも、予算はあらかじめ伝えておいた方がよいでしょう。

また、予算を伝えないと、現実的なプランや設備を提案してもらえません。現実的に取り入れられる提案を多く提案してもらい具体的に検討するためにも、予算は伝える方が賢明といえます。

リノベーション展示場では、リノベーションの予算をしっかりと伝えるようにしましょう。

2-7. リノベーション会社の特徴を確認する

リノベーション展示場を訪問した際には、展示場を主催しているリノベーション会社の特徴を確認しておきましょう。

会社の特徴を把握しておくと、のちにリノベーションを依頼する会社を選ぶときの判断材料になります。

例えば、システムキッチンを検討している場合、リノベーション会社選びの際には下記のような特徴が参考になります。

  • 収納力が高く実用的なシステムキッチンを作る会社
  • オシャレなアイランドキッチンに定評がある会社
  • 機能やデザインはシンプルで価格がとにかくリーズナブルな会社
  • 他の住宅設備とセットにすると格安でキッチンがリノベーションできる会社

今後のリノベーション会社選びに備えて、リノベーション会社のこうした特徴をチェックしておきましょう。

特徴を把握するには、リノベーション展示場の担当者に、率直にその会社のリノベーションの特徴などを尋ねてみるとよいでしょう。

2-8. 営業スタッフの顧客対応を見定める

リノベーション展示場を主催している会社の担当者の顧客対応がよいかどうか見ておくこともおすすめです。

今後、実際にリノベーションを行う際には、リノベーション会社に依頼しなければなりません。リノベーション工事を実際に依頼する場合に備えて、営業スタッフの顧客対応がよいかどうか見定めておくようにしましょう。

実際のリノベ―ションでは、予算やデザイン、機能面などさまざまな相談をすることになります。相談のしやすい信頼できる会社を選ぶことが大切です。自社の売り込みたい設備ばかりを強引に勧めてくるなど、依頼者の希望より会社の都合を優先する会社であると、工事を依頼するにも不安が残ります。

主催会社の担当者が、質問に的確に応えてくれるか、依頼者の立場に立って提案してくれるかなどといった点を、チェックしておくようにしましょう。

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展示場訪問当日に注意すべきこと

リノベーション展示場でやるべきことが理解できたと思いますが、ここでは、特に展示場訪問当日に注意すべきことを紹介します。

展示場訪問当日に注意すべき点は次の3つです。

注意しておくと、展示場訪問当日に安心して会場を回ることができるため、確認するようにしてください。

3-1. 動きやすい服装で行く

リノベーション展示場訪問当日は、動きやすい服装で行くようにしましょう。

展示場では靴を脱いで床上に上がることもあれば、バスタブに実際に座ってみたりすることもあります。棚の開け閉めをしたり、ブラインドを動かしたりと、細々と動作をすることもあります。動きやすい服装でないと十分な確認作業をすることができません。

展示場の設備を十分に確認できるよう、柔軟に動けるラフな服装で行くことをおすすめします。

3-2. 時間に余裕をもっておく

リノベーション展示場訪問当日は、時間に余裕をもっておくようにしましょう。

リノベーション展示場を見るのにかかる時間の目安は1~2時間です。しかし気になる設備や間取り、デザインを細々と見ていたり、色々な相談したりしているうちに時間がかかってしまうことも少なくありません。

気になる設備が多くあった場合にもじっくり時間をかけて見学できるように、見学後すぐの予定を入れないなど、時間にゆとりをもっておくようにしましょう。

3-3. 持ち物を忘れない

リノベーション展示場訪問当日に、「1-7. 持ち物の準備」で紹介した持ち物を忘れないようにしましょう

カメラやメモ、メジャーなどを使って記録を残しておくことは、後にリノベーションを具体的に検討する時にとても役立ちます。その反面、カメラなどを持参するのを忘れて記録を残せないと、せっかくの情報収集の機会を生かせないことになります。

リノベーション展示会で収集した情報をしっかりと持ち帰るためにも、持ち物は忘れないようにしましょう

リノベーション展示場を有効活用するポイント4つ

リノベーション展示場を訪問する前と訪問当日にすべきことを紹介してきました。

リノベーション展示場を有効活用するためにも、これらの行動をする際には、下記4つポイントを意識するようにしてください。

詳しくは次の通りです。

4-1. 最新の動向をチェックする

リノベーション展示場では、新しい設備・機能にどんなものがあるか、チェックするようにしましょう。

リノベーション展示場は、主催企業が自社で新しく開発した設備や機能を披露しているため、最新の動向を知る絶好の機会です。また、現場をよく知る担当者から、インターネットや雑誌では知り得なかった最新の情報を聞くことが出来る場合もあります。

リノベーション展示場では、最新の設備をチェックしつつ、担当者に最近のリノベーションのはやりやトレンドは何か尋ねてみるようにしましょう。そして、自分の家のリノベーションについて、それらの最新の機能などを取り入れるかどうか検討するなど、最新情報を有効活用するようにしましょう。

4-2. リノベーションに関する情報収集をする

リノベーション展示場では、リノベーションに関する情報収集を積極的に行うようにしましょう。

リノベーション展示場は、リノベーションについての情報収集ができる絶好の場所と言えます。リノベーション事例や設備を実際に見ることができる上、担当者からリノベーションに関する様々な説明を受けることができるからです。

現場を知る担当者に質問をすると、分かりやすく具体的に役に立つ情報を多く入手できるため、自分のやりたいと思っているリノベーションについて、気軽に聞いてみるようにしましょう。

例えば、

  • お風呂をリノベーションするにはどんな方法があるか
  • 在宅ワークのスペース作りにはどんなパターンがあるか
  • 住んでる地域では、どんなリノベーションにいくらくらいの補助金が出るか

など、自分のニーズに沿った質問をしてみましょう。

リノベーション展示場で得た情報は、その後リノベーションを検討する際にとても役立つため、細々と見学したり質問をしたりするなどして、多くの情報を集めるように努めましょう。

4-3. 予算や好みにそって相談する

リノベーション展示場の担当者には、自分の予算や好みを伝えて相談するようにしましょう。

予算や好みを伝えることで、より実用的な情報やアドバイスを受けることができるからです。また、予算や好みを伝えることで、予算や好みに合わない提案を避けることも可能となります。

予算については金額を伝え、好みについては写真を見せるなどして伝えましょう。できるだけ予算や好みに沿った具体的なアドバイスをもらうことで、リノベーションの検討を効率的に進めるようにしましょう

4-4. リノベーション会社の特徴をチェックする

リノベーション展示場の展示品をよく観察し、担当者にも会社の特徴を質問するなどして、展示場を主催しているリノベーション会社の特徴をチェックしておきましょう。

「2-7. リノベーション会社の特徴を確認する」でも触れましたが、実際に、そのリノベーション会社にリノベーションを依頼することになるかもしれないため、その会社の特徴は抑えておくようにしましょう。
もし、他のリノベーション会社に依頼することになるとしても、特徴を抑えておいた方が他の会社と比較検討しやすくなります。

「アフターサービスが充実している」「お風呂場のリノベーションに定評がある」「割引キャンペーンが多い」など特徴についてよくチェックしておきましょう。

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リノベーション展示場を利用する際の注意点

最後にリノベーション展示場を利用する際の注意点について紹介します。

リノベーション展示場を利用する際には次の点に注意するようにしましょう。

詳しくは次の通りです。

5-1. リノベーションの意思が固まってなくてもOK

一般的にリノベーション展示場は、リノベーションの意思が固まっていない状態で訪問しても全く問題ありません。まだリノベーションをするかどうかも決めていないからといって展示場訪問を躊躇することはありません。

実際に、リノベーションをまだ決めていない状態で訪問する人は多くいます。リノベ―ション展示場の主催会社も、リノベーションの意思のある人だけでなく、リノベーションを決めかねている人の訪問も歓迎しているケースがほとんどです。

必ずリノベーションの契約をしなければならないということもないため、まだリノベーションを決めかねている状態でもリノベーション展示場に積極的に参加するようにしましょう。

5-2. コーディネートされたインテリアに惑わされない

リノベーション展示場は、とても見映えよくインテリアがコーディネートされています。インテリアに惑わされてリノベーションを決めないように注意しましょう。

インテリア抜きでのデザイン性、機能面などに注目して考えるようにしないと、リノベーション工事をしたもののイメージと違っていたということになりかねません。

照明や飾りといったインテリアのコーディネート抜きに、自宅にその設備をリノベーションした結果を思い浮かべながら、決めるようにしましょう。

5-3. キャンペーンに惑わされて申し込まない

リノベーション展示場ではさまざまなイベントやキャンペーンを行っていることが多くあります。キャンペーンで、比較的安いリノベーションプランだからといって安易に申し込まないようにしましょう。

安くて魅力的に見えるリノベーションプランが、自分の本当のニーズに合っているとは限りません。キャンペーンで比較的安く魅力的なアイランドキッチンを取り入れられたけど、本当はアイランドキッチンでない方が生活スタイルに合っていたなど、よく検討しないと後悔することになりかねません。

リノベーションは契約をする前に、自分の希望がきちんと反映できるかどうか確認・検討することが大切です。キャンペーンに流されず、しっかりと検討してから、リノベーションの申し込みをするようにしましょう。

 自宅にいながら相談できるオンライン相談会も

リノベーション展示場を利用する際にすべきことや、利用する際の注意点を紹介しましたが、最近は、展示場に行かなくても自宅にいながらリノベーションの相談ができるオンライン相談会も人気です。

オンライン相談会は、気軽にリノベーションについての相談ができ、オンラインで様々なリノベーション事例やリノベーションの提案を見せてもらうこともできるなど、情報収集にも役立ちます。

自宅にいながら気軽にできるため、オンライン相談会の利用を検討してみることもおすすめします。

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まとめ

リノベーションの展示場に行く前にしておくといい7つのことと、訪問当日にやるべき8つのことを紹介しました。

リノベーションについて役立つ情報をリノベーション展示場で多く収集するためにも、ぜひ実行してみてください。

リノベーション展示場は、リノベーションについて情報収集をしたり検討をしたりするために、とても役に立つ場所ですが、インテリアに惑わされたり、キャンペーンに惑わされたりして、安易にリノベーションの契約をしないように注意しましょう。

これらの情報を活用して、希望通りのリノベーションをかなえることに役立ててください。

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