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中古物件 2019.06.05 更新2019.05.16 公開

リノベーションとは?リフォームとは違う?必須な「5つの知識」

リノベーション事例1
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改めて「リノベーションとは?」と聞かれると、「リフォームと似たようなもの」と認識している人も多いかもしれません。

実際、リノベーションとリフォームに明確な違いが定義されていませんが、本記事ではあえてリノベーションとリフォームの違いをはっきりさせ、その上でリノベーションを成功させるポイントについてじっくり解説しています。

将来自分の住まいをリノベーションしたいと考えているのであれば、「5つの知識」をチェックしてみてください。

 

【知識1】リノベーションとリフォームの定義の違い

I子:
子供ももう数年したら小学校に上がるので、マイホームの購入を考えています。実家に帰省したとき、家族から中古マンションを買ってリノベーションするのはどうかと勧められたのですが、そもそもリフォームとの違いがわからないし、どうすればリノベーションできるのかもわかりません。

アドバイザー:
リノベーションがどういうものかわからなければ、検討もできませんよね。まずは基本から始めましょう。

辞書を引いてみると、リノベーションは「刷新、改善、修理、修復」。リフォームは「手を加えて改良すること、作り直すこと」と意味は類似しています。実際に明確な線引きはありませんが、近年は下記のように区分けできるでしょう。

リフォームとリノベーションの違い

 

1-1.リフォームは「原状回復」

アドバイザー:
一般社団法人リノベーション協議会の定義も参考にしてみましょう。リフォームは「原状回復のための修繕営繕不具合箇所への部分的な対処」とされています。

I子:
古くなった壁紙を張り直したりするイメージですか?

アドバイザー:
ほかにも天井や床の張り替え、トイレやキッチン、浴槽などの設備の取り替えもリフォームの領域と考えられます。

リフォーム事例

 

2-2.リノベーションは「改修」

アドバイザー:
一方、リノベーションは「機能、価値の再生のための改修。その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修」と定義されています。

I子:
間取りを大きく変えたりするのはリノベーションっていうイメージです。

アドバイザー:
間取りを変更すれば、子供部屋や寝室、水回りの位置を変えたりするだけでなく、書斎やアトリエといった自分の欲しい新しい空間も作れますね。

ほかにもキッチンを壁付けからアイランドタイプに変更する、昭和時代の古い内装をカフェ風にするといった工事もリノベーションの考えに当てはまります。

I子:
リノベーションはその人のライフスタイルに合わせて住まいを変えることなんですね。

リノベーションの流れ

 

【知識2】リノベーションとリフォームのメリット・デメリット

アドバイザー:
では、リノベーションとリフォームをメリットとデメリットという視点で比較してみましょう。

ここでは対比しやすいように、リノベーションを行うのは「築20~40年の中古マンション」、リフォームは「築5~10年の築浅マンション」で行うことを前提で考えてみます。

リノベーション種類のメリットとデメリット

アドバイザー:
上記を踏まえて、具体的なメリット・デメリットの実感をAさんとBさんの例で見てみましょう。

 

2-1.築古マンションリノベーションのメリット

Aさん:
築20年以上のマンションは物件数が多く、立地も希望通りの場所で購入できました。リノベーションする前提なので、設備や間取りなんかは気にせずに選べたのも大きいですね。

3LDKで細かく仕切られていた空間を思い切ってつなげ、広々したリビングにしました。子供が大きくなったら仕切って子供部屋を作る予定です。内装もヴィンテージ風にガラリと変更。将来を考えた好みの住まいできて大満足です。

 

2-2.築古マンションリノベーションのデメリット

Aさん:
つくり変える部分が多かった分、やはり工事費用は高かったです。妥協できる部分は安い設備にしました。工事にも数ヶ月かかったので、その間の家賃が少しもったいなかったですね。築26年のマンションだったので、住宅ローン減税が受けられなかったのも大きいです。25年までなら受けられる条件内だったのですが。

また、構造上取り除けない壁があり、プランを一部変更することになりました。

*注
築25年以降の物件でも条件をクリアすれば住宅ローン減税が受けられます。また、築年数に関係なくリノベ工事部分に関しては住宅ローン減税が適用されます。詳しくは税務署・税理士にご確認ください。

 

2-3.築浅マンションリフォームのメリット

Bさん:
築浅なのでリフォームが必要な部分は限られていましたし、予算内で希望の工事はすべてまかなえましたよ。リフォームは完成後のイメージも明確だったので、特に不安はなかったです。工事も短期で済んだので、引き渡しからすぐに入居できました。

 

2-4.築浅マンションリフォームのデメリット

Bさん:
物件探しには手間取りました。なかなか希望するエリアでは交通の便が良く、なおかつ自分たちに合った間取りのマンションは見つからなかったです。希望のエリア外でなんとか見つけました。

リフォーム工事のときは表面的な部分しか直さなかったので、配管など見えない部分の劣化がちょっと心配です。

 

【知識3】リノベーション費用と費用別事例

3-1.費用は平米単価で考える

I子:
リノベーションは工事費用が高めになるのがデメリットということですけど、相場はいくらくらいなんですか?

アドバイザー:
スケルトンリノベーションの場合は、目安が平米単価10万~18万円ほどです。ただし、使用する建材や設備によって費用は変動します。

I子:
65㎡の物件だったら、650万円~1170万円が相場ということなんですね。

アドバイザー:
ただ、浴槽やトイレ、キッチンなど、広さに関わらず必ず必要な設備がありますから、狭い物件ほど単価は高くなります

 

3-2.平米数別に見る参考事例

アドバイザー:
では、平米数別に参考事例も見てみましょう。

<50平米>お茶会やパーティを楽しむ大正ロマンな住まい

リノベーション事例9

1Kの間取りを水回りの位置を含めて大きく変更。アイランドキッチンからリビングを見渡せるようにしました。大正ロマン風のL型のベンチは、友人を呼んでお茶会やパーティを楽しむのにぴったりです。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

<60平米>収納と子供が遊ぶスペースを兼ねた小上がりが自慢

リノベーション事例7

部屋が細かく仕切られた昔ながらの間取りでしたが、DKとそれぞれ6畳の和室・洋室をつなげて広々したリビングに。一角には収納機能を備えた小上がりのスペース設け、子供がのびのび遊べる空間になっています。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

<70平米>ハンモックもあるカフェのようなのんびり空間

団地リノベーション事例3

広いL型キッチンを住まいの中心に設けたカフェのような間取りに。リビングはハンモックを吊るしてくつろぐことができる、居心地の良い空間です。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

【知識4】リノベーションのスケジュール

I子:
実際に物件探しや工事はどんなスケジュールで行うんですか?

アドバイザー:
中古マンション購入にリノベーション工事が加わると、少し複雑です。物件を探すための不動産会社、住宅ローンを組むための金融機関、そしてリノベーション工事を行う業者が絡んだスケジュールになりますから、一般的な流れを時系列で見てみましょう。

 

リノベーションの流れ

アドバイザー:
それぞれのプロセスは多少前後することもあります。期間の目安は、物件探しから工事完了まで10ヶ月くらいが平均です。各社のホームページにはスムーズに進んだ際の期間が掲載されていますので、スケルトンリノベーションの場合は平均するとこれぐらいです。

期間を短縮するポイントは、物件購入までのプロセスを短くすることと、リノベーション計画をいかにスムーズに立てるかです。

 

【知識5】リノベーション会社の選び方

I子:
スケジュールを見ていたら、なんだか難しそうに感じてきました。どんな物件があるかわからないし、予算オーバーしないかどうかも心配です。不動産会社・設計事務所・工事会社の3社とやりとりするのも大変そう。

アドバイザー:
もっとシンプルに中古リノベーションを進めるなら、物件選びや工事、ローンの申し込みまで行ってくれるワンストップ型のリノベーション会社を選ぶのがおすすめです。

そのなかでも、これらの条件を満たす会社がいいでしょう。

  • 物件選びをしてくれる
  • 自社で不動産仲介、設計、工事を行ってくれる
  • 見積もりは定額制

詳細は次の記事で確認してみてください。

 

リノベーションだからできる暮らしを手に入れよう!

I子:
リノベーションの定義や費用感、スケジュールがなんとなくわかってきました。

リフォームよりも大掛かりだったり、時間も費用もかかる分、リノベーションは「自分がどう暮らしたいか」を叶えてくれる方法なのだと思いました。

アドバイザー:
自分のライフスタイルや性格、好みに合わせて自由に住まいをつくりかえることができるのがリノベーションの何よりの魅力ですからね。

自分や家族がどんな暮らし方をしたいのか、理想を思い描く時間は楽しいものですよ。

I子:
ほかの事例も参考にしてじっくり考えてみます!

 

間取り&アイデア事例集

アドバイザー:
では最後に、リノベーションの参考になる事例をご紹介します。

こだわりの床材であたたかみのある自分たちだけの空間に

中古マンションのリノベーション事例01

床材はチーク材でヘリンボーン床に。壁付けの造作キッチンは3.5mの広さで使い勝手抜群。作業台下の収納は自由にアレンジして使える形にしました。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

リビングとゆるやかにつながる、趣味を楽しむ土間スペース

リノベーション事例4

もとあった和室とつなげた15畳以上のリビングの一角に、趣味を楽しめる土間スペースを設けた空間です。金網の壁でゆるやかにつながっているので、家族の気配を感じつつも趣味に没頭できます。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

空間の中央にベッドルームを配した独特の間取り

リノベーション事例2

2LDKの間取りを大胆に変更。空間の中央にはベッドだけが置ける特別な小上がりの小部屋を設け、その周囲をぐるりとリビングやキッチン、バスルーム、トイレなどが囲む配置です。独特な間取りながら玄関まで光が届く、抜け感のある導線設計になっています。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

テラスから光が注ぐレストランのようなリビングダイニング

リノベーション事例1

リビングからひとつづきになった、広いテラススペースを設けた間取りです。光が注ぐリビングダイニングにはレストランのようなL型の長椅子を設置。くつろぎながら食事を楽しめます。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

秘密基地のようなロフトで子供が縦横無尽に遊べる住まい

リノベーション事例8

大人の目線程度の高さのロフトで、空間を2倍活用できる設計に。そのほかにも多目的に使える造作カウンターや、色や形にこだわったアクセント壁やドアを設けるなど、遊び心が満載です。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

家の中央にボルダリングスペースを設けた回遊性の高い間取り

リノベーション事例3

もともとトイレが家の中央にあった間取り。しかも、構造上トイレを動かすことができない特殊物件。この状況を逆に活かして、壁をボルダリングできるようにした結果、子供が遊べる楽しい空間に。特注のダイニングテーブルや可動棚を設えたほか、珪藻土壁をDIYするなど、こだわりが詰まっています。

>>このリノベーション事例の詳細ページ

 

まとめ

リノベーションとリフォームの定義は明確には定められていませんが、一般的に原状回復の意味合いが強いリフォームと異なり、リノベーションは新しい機能や価値を住まいに付与し、自分らしい暮らしを実現するための手法と捉えることができます。

築20年以上の中古マンションリノベーションの場合、築浅より物件価格が安い分、リノベーション費用を確保しやすいなどのメリットもあります。

本記事でご紹介した費用感やスケジュール、事例などを参考に、ぜひ中古マンションリノベーションも検討してみてください。

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不動産屋さんでもあり、設計事務所でもあり、建設会社でもあるゼロリノベが、お金の流れ・マイホームも旅行も叶える家の買いかた・長寿命で丈夫な建物の見極めかた…など、住宅購入にまつわるチェックポイントを公開しています。

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