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リノベーション計画で注意すべき「ローンと金利の選び方」5つのポイント


リノベーションローンで購入した事例

リノベーション時に大切なのは、身の丈に合った予算管理とローン計画です。ここでは、リノベーションローンの種類とお得な金利の選び方をポイント別にご紹介します。

 

リノベーションローンの見つけ方

E司:
ローンについて教えてください。いろいろ自分なりに調べていますが、自分たちにはどのスタイルがあっているのか、どうもわからなくなってしまっています。妻や子のためにローンを背負うという覚悟はなんとか持てているつもりなんですけど。

アドバイザー:
住宅にまつわるローンは金額も大きく、年数もそれなりに長期間になりますので、慎重になるのは当然です。いくつかある選択肢の中から、ご家庭にあったものを選びたいですね。

E司:
経験者に話を聞いても、皆パターンがいろいろ違っているので、リノベーションのローンにまつわることを一度頭の中で整理できれば。

アドバイザー:
承知しました。では種類と特徴をわかりやすくお伝えしていきましょう。

 

お得な住宅ローンの見分け方

一体型住宅ローンでお得

E司:
中古マンションを購入してリノベーションをしたいと計画していますが、その場合、二種類のローンを抱えることになりますよね。

アドバイザー:
購入と同時にリノベーションをするなら、「一体型住宅ローン」を選びましょう。これはその名のとおり住宅ローンとリノベーション(リフォーム)ローンをまとめて借入れる仕組みです。

E司:
メリットは手続きや審査の手間が一度で済むというところでしょうか。

アドバイザー:
そうですね、借り入れにかかる手数料なども抑えることができます。

E司:
金利面でもお得なのでしょうか。

アドバイザー:
はい、住宅ローンは0.5~3%程度ですが、リノベーションは1.3~8%ですから、一体型ローンの方があきらかにお得といえます。

E司:
本当だ。別々で借り入れたら、住宅ローンとリノベーションを合わせて返済していく期間が結構あるということですもんね。

アドバイザー:
そうですね。金利が全期間固定だったとしても毎月の返済額はしばらくかさみますね。一体型住宅ローンと住宅ローンとリノベーションローンを別に組んだ場合の比較を見てください。

リノベーションローンの比較

物件価格3,000万円・リノベーション費用800万円の場合

返済中なら借り換え住宅ローンで一本化

E司:
中古マンションなどをすでに購入して、住宅ローンを返済している場合もやはりそれぞれ返済が必要になりますよね。

アドバイザー:
一体型に借り換えという方法があります。返済中の住宅ローンの残債に、リノベーションにかかる費用を加えて一本化する方法です。

E司:
借入れ金額の条件などはありますか?

アドバイザー:
借入れ可能額は金融機関の審査によって決まります。審査は新規借入れの場合と大きく変わることはありません。

 

ローン完済した持ち家ならリノベーションローンだけ

アドバイザー:
持ち家で、ローンは完済しているという場合は、あらたにリノベーションするために借り入れる金額分だけのローンということになます。その場合、借入れ金額の上限が低くなり、金利や返済年数期間も短くなります。担保の有無や金利も高くなります。

E司:
家探しから始める場合とはローン条件が異なることがよくわかりました。それにしても借りる前から言うのもなんですが、「ローン完済!」って聞くだけでテンション上がりますね。

 

リノベーションローンの種類

担保型

アドバイザー:
担保についてもご説明しましょう。担保とは、債務者が死亡や病気などで支払いが困難になった場合の保証として差し出すもの、抵当のことです。リノベーションローンを利用する際には「担保型」か「無担保型」を選びます。

E司:
「家を担保に……」というフレーズはドラマや映画で耳にすることはありますが、リノベーションローンを組む場合の担保もやはり家、なのでしょうか。

アドバイザー:
担保には、保証人を立てる「人的担保」と物や権利を対象とする「物的担保」があります。リノベーションローンの場合、家(住まい)を担保にするケースが多いです。担保型は、約1~2%の低金利で長期間、最長35年で高額の借入れが可能です。

E司:
となると、担保型のほうがお得で借りやすいということでしょうか。

アドバイザー:
そうですね。ただし、担保型は手続きが煩雑なこと、諸費用に数十万円単位が必要になることがあります。

 

無担保型

E司:
無担保型のメリット・デメリットも教えてください。

アドバイザー:
小規模なリフォーム・リノベーションの場合におすすめです。借入れ可能金額の上限は世帯年収によっても異なりますが、50~500万円。金利は約2~5%で借入れ可能期間は最長10~15年です。

E司:
短期間で払い終えることができる金額の場合におすすめということでしょうか。

アドバイザー:
はい、手続きが簡単で審査も厳しくないので、ローン規模に合わせて担保型・無担保型を選択することをおすすめしています。

 

「借入れ先3種類」の比較

リノベーションローンで購入した事例

 

公的融資

E司:
リノベーションローンの借入れ先にはいくつかの種類がありますよね?どこで借りるのが適しているのかを知りたいです。

アドバイザー:
一般的な「借入れ先3種類」を紹介します。まずは他の2つに比べて金利の条件が良いとされる公的融資系リノベーション(リフォーム)ローンです。

E司:
公的、県や市町村からの融資ですね。

アドバイザー:
住宅金融支援機構による融資も含みます。

E司:
フラット35ですね。審査が厳しいと聞きました。

 

銀行

アドバイザー:
銀行や信用金庫のローンもあります。

E司:
銀行は住宅ローンに関する相談窓口などを設けていますよね。

アドバイザー:
はい。ですから銀行からの住宅ローンは一般的にイメージされる方が多いです。公的融資系より金利は高くなりますが、借入れ可能額が多いことや返済期間も比較的長めに設定できます。

銀行系リノベーション(リフォーム)ローンは、ネットバンキング、地方銀行、都市銀行の順で金利が低くなります。

 

信販

アドバイザー:
クレジット会社によるリノベーション(リフォーム)ローンもあります。こちらは手続きが早く、審査も比較的通りやすいとされています。

E司:
クレジット会社のローンは金利が高いイメージがあります。

アドバイザー:
そうですね、ですから長期にわたる返済には向いていないといえます。

どれも一長一短がありますので、予算を立てる段階で無理のない条件を選ぶことが大切です。

 

低金利のリスクとメリット

E司:
どうしても目先の金利が気になりますが、金利は低ければ低いほど良いというわけでもないのですよね?

アドバイザー:
はい、まずは金利の種類を理解していきましょう。「変動金利型」と「固定金利型」があります。「変動金利型」は市場の金利に伴い、定期的に金利が変動します。

E司:
どの程度のスパンで動きが出るのでしょうか?

アドバイザー:
年に2回、主に4月と10月に見直されます。「固定金利型」はローンの契約時から返済完了まで金利が変わらないのが最大の特徴です。

E司:
「固定金利型」のほうが安心な気がしますね。

アドバイザー:
そうですね。低金利の変動金利型に目が向きがちですが、金利の上がり下がりに一喜一憂するより、固定でしっかり計画的に完済に向かうほうが健全です。固定金利なら繰上げ返済の計画も立てやすいのもメリットですね。

E司:
確かに、リノベーション(リフォーム)ローンを考えるとき、目先の低金利に飛びついたものの、いつ金利が上がるかと心配しながら暮らすのはキツいなぁ。

アドバイザー:
リノベーションした後の新しい暮らしでも当然、ご家族はさまざまな消費活動を続けていきます。無理なローン計画を立てたり、不安定な予算管理をしていては、生活に支障をきたします。しっかり実現可能な返済計画を立てるためにも、安心・安定のローン選択が必要です。

E司:
周りの方の経験談はあくまで事例の一つとして聞くことにとどめ、自分たちのローン計画は、冷静で客観的な目線が必要ですね。

>>参考記事:【年収別】住宅ローン2つの目安表「借りられる額と返せる額」

 

まとめ

リノベーション計画を立てる際は、ローンにまつわる種類を把握し、それぞれのメリットデメリットを知ることが大切です。また、金利に関しても目先の低金利に飛びつくのではなく、その先の暮らしを圧迫することがない安心かつ健全な返済への計画が必須です。

背景を知った上で、ファイナンシャルプランナーなど、専門家によるアドバイス・予算算出を活用するとよいでしょう。数字に弱いと自覚されている方こそ、この先返済していく額や、それにまつわる選択を、プロの力を借りつつ、ご自分たちでもしっかり把握しておくことをおすすめします。

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不動産屋さんでもあり、設計事務所でもあり、建設会社でもあるゼロリノベが、お金の流れ・マイホームも旅行も叶える家の買いかた・長寿命で丈夫な建物の見極めかた…など、住宅購入にまつわるチェックポイントを公開しています。


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