じめじめしてくるこれからの季節、気をつけていたつもりでも、色々なものがカビたり、傷んだりしてしまいますね。カビや湿気は家の大敵です。リノベーションをして、快適な家を手に入れてみませんか?
風通しの良い家
家の中に湿気を溜め込まないためには、空気を動かすことがとっても大切。家全体を風通しの良い空間にするのが肝心です。
一般的にマンションでは、窓の位置や大きさを変更できません。つまり、入ってくる風の量は変えられないということ。風の通り道をち密に計算し、各部屋が気持ちよく換気できるようにします。また、同じ湿度でも、風のあるなしで体感温度が全く違うので、快適に過ごす上でも重要です。
窓から入る風を遮るものがない設計。玄関側とベランダ側の2方向しか窓のないことが多いマンションでは、風の出入り口の確保がとにかく大切。
風通しというと自然の風を想像しがち。でも、換気扇やダクトで空気の入れ替えを行えば、充分風通しの良い空間を作ることができる。
湿気やにおいがこもりがちな玄関に大きな窓を。帰宅後すぐに換気ができるのも嬉しい。
結露にバイバイ。湿気をコントロール
どんなに風通しを良くしても、梅雨時などは平均湿度が80%近くまで上がってしまいます。外から入ってくる風にも水分が含まれ、家の中もじめじめしがち。
鉄筋コンクリートのマンションは気密性が高いので、より結露しやすく、カビも生じやすいです。
そんな悩みを解消するために、吸湿効果のある天然木を内装に使うこともできます。天然木は湿気が多い時には吸い込み、少ない時には吐き出してくれる優れもの。併せて、エアコンや除湿機を上手に使うとさらに快適ですね。
調湿効果と共に、その美しさでも快適な生活を演出してくれる天然木。
天然木と同じ天然素材の珪藻土も湿気をコントロールしてくれる。このようにコンクリートの壁に塗ることで、結露を防ぐことができる。
新発想!閉め切らない収納
押し入れやクローゼットの隅は風が通らないので、どうしても湿気が溜まりがちになります。そのため、除湿剤を置いたり、新聞紙を敷いたりしますが、なかなか防ぎきることはできません。
そこで、思い切ってドアのない収納を作ってみるのはどうでしょう?ものを取り出しやすいうえに、風通しも良い。素敵なことばかりです!
ウォークスルークローゼット。風邪の通り道があるので、湿気が溜まりにくい構造。
リノベーションで実現したいこと
リノベーションで湿気のコントロールできる家を手に入れませんか?マンションだからとあきらめる必要はありません。
間取りや内装など、全ての面からアプローチします。ここでご紹介した以外にもできることがありますよ。ぜひ一度、お話をしに来てくださいね。