2022.11.23 更新 2021.10.26 公開

一人暮らしでもリノベーションは大丈夫!体験談と参考事例10選

単身女性のリノベーション

「シングルで物件を購入しても大丈夫?」

「一人暮らしでもリノベーションしていいのかな?」

こんな悩みをお持ちではありませんか? ゼロリノベのオンラインセミナーでも、単身でリノベーションしたいという方からこうした質問をたくさんいただきます。

自分のライフスタイルに合わせた住まいが手に入れば、生活の満足度もUPします。実際にシングルで物件を購入してリノベーションする方は、お客様の中でも多く、ほとんどの方が、

  • 家賃を払い続けるのがもったいない
  • 資産性を考えて、家を購入したい
  • 老後の安心のために持ち家が欲しい

といった理由から、値ごろな中古マンションを購入し、リノベーションで自分に合う住まいにつくり変えています。中古マンションは既存の内装が古ぼけていて、今っぽくないものが多いからです。リノベーションなら、将来を考え間取りに可変性を残しつつ、自分に合う間取りにつくり変えることができます。

本記事では、

  • リノベ前後でどう変わる?一人暮らしのリノベーション体験談まとめ
  • 資金計画で失敗しないための心構え
  • ライフスタイル別リノベーション事例10選
  • 設計士に聞く、一人暮らしのリノベーションでできること
  • 一人暮らしの物件購入&リノベーション費用相場
  • 一人でも安心して物件購入〜リノベーションできる会社選びのコツ

以上の内容を解説していきます。本記事が、あなたの理想の住まいづくりの参考になれば幸いです。

Advisor

一級建築士 アドバイザー 西村 一宏

[監修]一級建築士

西村 一宏

リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。著者の詳しいプロフィール

Author

“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

元銀行員・宅地建物取引士・一級建築士が在籍して「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール

一人暮らしのリノベーションにまつわる不安を解消!体験談まとめ

一人暮らしでリノベーションを検討する方は増えてきているように感じます。毎週末に開催中の「小さいリスクで家を買うセミナー」で、過去1年間に参加された単身世帯の数はおよそ225組。ゼロリノベだけでもこの人数ですから、都内で一人暮らしのリノベーションを検討している人はもっと多くなりそうですね。

この章では、ゼロリノベで実際に一人暮らしのリノベーションをした人の体験談を元に、購入前の不安やその解消方法などをまとめました。

1-1.家賃流出を資産形成に変えることができる

ゼロリノベでリノベーションを行った単身ユーザーの多くは、「家賃流出がもったいないから」という理由で購入に踏み切っています。

〈よくあるリノベ前の声〉

東京都Sさん(女性・50代)〈マンション・51㎡〉
賃貸に住んでいましたが都心部ということもあり家賃が高く、ざっと5年間で払った家賃がいくらだったかを計算した時にあまりに高額でゾッとし、購入を検討するようになりました

東京都Yさん(女性・40代)〈マンション・46㎡〉
同僚たちと老後についての話をしたのがキッカケです。今35年ローンを組んだら完済するのは何歳になるとか、いろいろ考えると、買うなら今だと思ったんです。

いつでも気軽に引っ越せるのが賃貸の魅力ですが、資産にはなりません。身軽さに魅力を見い出せなくなったなら、物件の購入を検討した方がよいかもしれません。

賃貸か購入どちらを選ぶべきかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

賃貸か購入か熟考して決断した住宅
関連記事
賃貸か中古マンション購入か迷うあなたへ。計算するとわかる購入すべき理由
一人暮らしのリノベーションは資産性を重視した物件選びを

「主要駅に近い」「利便性がよい」といった立地条件は人気が高く、資産価値が落ちにくい傾向があります。そのため、将来物件を手放す可能性がある場合は、資産価値を考慮しながら物件選びをするとよいでしょう。

物件の見極め方について詳しく知りたい人は、以下の関連記事をご覧ください。

関連:中古マンションの資産性と寿命について解説している記事はこちら
関連:中古マンション購入時の注意点をまとめた記事はこちら

1-2.FP相談で資産を見える化したら、安心して住宅ローンが組めた

共働き夫婦やファミリーといったユーザーと比べて、単身者ではお金にまつわる漠然とした不安の声が多く聞かれます。なぜなら、将来自分に万が一のことが起きた場合、ローンの支払いはどうなるのかといったお金の疑問をひとりで抱え込んでしまうケースがあるからです。

〈よくあるリノベ前の声〉

東京都Sさん(女性・50代)〈マンション・51㎡〉
あと何年か東京で働くのであればマンションを買ってもいいかなと思い、将来的に賃貸や売却も視野に入れて、駅近の築浅の分譲マンションを探していましたが、予算内だと間取りが気に入るものがなく、「この予算では無理なのかな」と思ってしまいました

東京都Oさん(女性・30代)〈マンション・37㎡〉
勤続年数が短いこともあって、最初はローンを組めるかどうか、今の月収でローンが返済できるか不安でした。

こうした金銭的な悩みは、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談すれば、データを元に根拠ある安心予算を算出することができます。

〈よくあるリノベ後の声〉

東京都Sさん(女性・50代)〈マンション・51㎡〉
FPさんとお話して、改めて自分の資産を見直すことができ、安心して返済できる予算を算出してもらい不安が解消しました。

埼玉県Nさん(女性・40代)〈マンション・58㎡〉
FPさんに相談すると、収入や貯金、ローンのバランスを見て、しっかりと予算を組んで購入予算の上限を定めてくれたので、これなら大丈夫だと思えました。将来的に収入がアップしなかった場合でも、堅実なプランを立ててもらったので安心できました。

まずは、ゼロリノベで作成した安心予算表を元に、ご自身の年収で無理なく組める安心予算を確認してみましょう。

手取り年収:40歳未満・配偶者有り
借りられる額:金利1.2%(元利均等)・返済期間35年・返済比率30-35%の場合
無理なく返せる額:金利1.2%(元利均等)・返済期間35年・返済比率20%の場合

ローン返済比率と安心予算
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元銀行員が教える!住宅ローンの年収別目安と返済額を抑えるコツ5選【チェックリスト付】

この表はファミリータイプで計算したものなので、単身の場合は浪費をしていなければ予算が上振れる可能性があります。

さらに、日頃の生活や余暇に必要なお金、老後資金、所有する金融資産などによって、表の予算から個人差が生じるため、あくまで目安としてお考えください。

FPに相談し、一生涯でかかるお金を洗い出した上で住宅予算を算出してもらうことで、安心して購入に進むことができます。

1-3.こだわった分だけ「私のための城」になった

家を購入することは、単に住まいを変えるだけではなく、今までの暮らし・これからの暮らしを考えるきっかけにもなります。

リノベーションするにあたり、理想の暮らしについて考え、それをプロの設計士と共につくりあげていく時間は、かけがえのない経験になるはずです。

〈よくあるリノベ前の声〉

東京都Hさん(女性・40代)〈マンション・39㎡〉
リノベ済みだと自分の好みじゃない場合もあるので、希望通りにできる自由設計リノベに惹かれました。特にインテリアが好きというわけじゃなかったのですが、以前に住んでいたシェアハウスや賃貸物件ではできなかった、自分好みのインテリアをやってみたいと思ったんです

埼玉県Nさん(女性・40代)〈マンション・58㎡〉
住んでいた賃貸物件だと脚立がないと棚に手が届かなかったり、家事動線にストレスを感じていました。だったら、新築を買うよりも中古でリノベーションしたほうが、自分の好きなように設計できて、快適に暮らせるようになるんじゃないかと思ったんです。

〈よくあるリノベ後の声〉

東京都Sさん(女性・50代)〈マンション・51㎡〉
私の場合、ちょうどコロナ禍に直面してしまったタイミングでしたが、「こんな大変な時期にこんな楽しいことができて幸せ」と思っていました。パーツにしても、どこにも出かけられないけどひたすら探すのも楽しかったです。ストレスを上回る楽しさを感じることができました。

東京都Oさん(女性・30代)〈マンション・37㎡〉
参加したセミナーでも教えていただきましたが、自分の中で物件を選ぶ時の優先順位を考えておいたことで満足度が高くなりました。私の場合、最新の設備よりも、立地が良く管理がしっかりしていて安心して住み続けられることを優先した結果、住み心地のよいお部屋になりました。

東京都Kさん(女性・40代)〈マンション・49㎡〉
私は割とはっきりしているので、ここはいらないと断ち切ったり、でも絶対にここはこだわりたい、というようなところは生かしてみたり。実際にスタートすると、色々あって判断に迫られるシーンが多いので、なかなか即決が難しいんですけどね。でも、やっぱりどういう家に住みたいかとか、何にこだわりを持っているかとかが一番重要でした。

一人暮らしの家をつくるのは、あなた自身です。誰にも制約を受けないからこそ、自分の軸を明確に持っておくことで迷いが生じたときに正しく判断できるようになる、といった声がお客様からも多く聞かれました。

次章でご紹介する事例を参考に、欲しいもの・いらないものを取捨選択していきましょう。

一人暮らしのリノベーション10選

リノベーションなら、自分のライフスタイルに合わせた家づくりが叶います。例えば、自分の背丈や体型に合わせた造作家具をつくったり、趣味をとことん楽しむスペースをつくったり。

この章では、実例を元に理想の住まいを叶えた人たちのアイデアをご紹介していきます。ゼロリノベでは、39㎡〜71㎡の広さで一人暮らし用のリノベーション施工実績があります

各事例ページには、施主インタビューが掲載されておりリアルな体験談やこれから中古リノベを検討している方へのアドバイスも参考になりますので、ぜひリノベーション計画にお役立てください。

2-1.広々キッチンで仲間との時間を楽しむリノベーション

単身女性のリノベーション都心で仕事をしながら、将来を見据えて住宅購入をされた女性の住まい。お菓子づくりが趣味で、ガスオーブン付きの広いキッチン設備を選びました。造作棚で愛用のキッチン道具を見せる収納に。

月に1、2回ほど、仲の良い友人を招き食事ができるよう、盛り付けやちょっとした作業に便利な台も造作しています。

単身女性のリノベーション

家の中でも長く過ごすダイニングとキッチンを主役にしたLDKは、南向きの窓からたっぷり光が入り、心地よい空間に。寝室を仕切る壁に内窓をつくり、優しい光を寝室に届けます。

洗面台のモザイクタイル

メーカーのシミュレーションアプリを使って、自分で模様を決めた洗面台のモザイクタイル。パーツ選びもとことん楽しめると、使うたびに自然と心ときめく、自分だけの住まいにできます。

単身女性のリノベーション

マンションと思えないほど広々した土間玄関と、たっぷりの収納棚。照明など細部にわたり、お客様のこだわりが詰め込まれています。

【間取り図Before&After】

単身女性のリノベーションBefore&After>>この事例を詳しく見るならこちら

2-2.スモールラグジュアリーな暮らしを叶えるリノベーション

単身男性のリノベーション「シェアハウスから広い家に引っ越したい」と、中古物件のリノベーションを選んだ男性の住まい。在宅ワークが中心だから、ワークデスクは眺めがよく集中できる窓際に。

単身男性のリノベーション

少し変わった形の間取りに合わせた「への字型」の造作キッチンと冷蔵庫横の造作棚。見ていて気持ちいいくらいシンデレラフィットしていますね。広々したLDKには大きなソファを置いて、休日はゆっくりくつろぎながら映画を楽しめるように。

ホテルライクなリノベーション

玄関→洗面・お風呂→寝室、と一直線に移動できる動線。寝室からWIC、WICからキッチンへと通り抜けできるため、朝の身支度や帰宅後の動きもスムーズです。

【間取り図Before&After】

変形間取りのリノベーションBefore&After

>>この事例を詳しく見るならこちら

2-3.趣味をとことん楽しむリノベーション

単身女性による趣味のためのリノベーションこちらの女性は、友人と趣味のお茶を楽しむための空間を重視して、住まいをリノベーションしました。茶器を飾るように収納できる造作棚。アイランド型で、お茶をもてなす仕草も絵になるキッチンを選びました。

大正ロマン風のリノベーション

天井には木材で梁をつくり、古民家のような雰囲気に仕上げています。レトロモダンなカフェを思わせる木材や布貼りの造作ベンチシートなど、どこを眺めても、お気に入りに囲まれた空間です。

単身女性の大正ロマン風リノベーション

部屋の形に合わせ、幅ピッタリにつくった造作のベンチシート。空間を無駄なく使えて、ゆったり座れる優れものです。大正ロマンを思わせる生地は、偶然の出会いが重なって実現したものだそう。細部にこだわり、理想の雰囲気の住まいが実現しました。

【間取り図Before&After】趣味のためのリノベーションBefore&After>>この事例を詳しく見るならこちら

2-4.全てが自分好みの空間で暮らせるリノベーション

映画の世界を再現して自分好みのLDK空間にリノベーション。四方の壁は緑色、あえて明るさを押さえた空間は、非日常を感じられる住環境になりました。


カーテンスタイルや家具の見せ方にもこだわり、心ゆくまで趣味も楽しめる住空間です。心地よい空間が伝わります。

緑色の壁はウォールデコレーションもよく映えて、独特の雰囲気づくりに活躍します。自分の作品をそのまま飾れるお気に入りの空間です。

【間取り図 Before&After】

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2-5.インナーテラスで植物を育てる楽しみを味わうリノベーション

グリーンのある暮らしのために、掃き出し窓の前の一部の床をタイル仕上に。水滴が落ちてもお手入れがしやすく、日当たりも抜群です。床仕上げを自由に変えられるのもリノベーションならではです。

グレイッシュカラーとナチュラルな木の風合いが、柔らかな雰囲気を醸すLDK。趣きのあるペンダントライトが空間のアクセントになっています。


部屋の間仕切りは最低限に押さえて、シンプルな動線を実現。広さも確保されて寛ぎやすいスペースになっています。

【間取り図 Before&After】


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2-6.好きなインテリアに囲まれる寛ぎのリノベーション

キッチンの延長戦上に作られたベンチは、普段使いにちょうどいいスペースを確保。愛猫とのコミュニケーション場所としても活躍します。

建具をほとんど作らないワンルームのような空間は、風や光が部屋の奥まで届きます。スムーズな移動を実現する機能的な動線も魅力です。


大きな窓からたっぷりと光が降り注ぐインナーテラスは、リモートワークの合間の憩いの場所。オン・オフの切り替えができて癒されます。

【間取り図 Before&After】

Before

After

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2-7.キッチンを中心にひとつながりの空間にしたリノベーション

キッチンを空間の中心に置き、どの部屋とも緩やかにつながるワンルームにしたリノベーション。間仕切りにガラスを採用することで、明るく開放的なスペースが広がります。


限られた空間の中でも、いくつもの寛げるスペースが確保されゆとりが感じられます。デザイン的な照明も印象的。照明でドラマチックな演出も可能です。


2箇所の窓からたっぷりと光を取り込める空間構成。ガラスを通してキッチンも明るく清涼感にあふれます。

【間取り図 Before&After】


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2-8.ひとつひとつのデザインやフォルムにもこだわるリノベーション

高い壁をつくらず、開放感あふれるワンルームの空間に。玄関から外部まで視界が抜けて圧倒的な大空間が広がります。

腰壁に効果的に使われたタイルが印象的なLDK。家具と統一感を出し素材感が感じられる空間です。タイルの直線的なフォルムと色づかいが空間を引き締めます。


窓からは自然光を取り込み、明るいリビングに。個性的なペンダントライトがデザインのアクセントになっています。インテリアにもこだわり、自分好みの居心地のよいワンルームが実現しました。

【間取り図 Before&After】

Before

After

>>この事例を詳しく見るならこちら

2-9.愛犬との暮らしに安らぎを与えてくれるリノベーション

ニュアンスカラーで統一された柔らかな雰囲気を感じさせるLDK。ナチュラル素材の家具や透明感のある照明などお気に入りのインテリアで、心地よい空間にリノベーションしました。愛犬の姿がみえやすいように個室にはガラス窓も採用。


キッチンの手元は隠れても、棚板を取り付けてディスプレイもできる仕様に。すっきりと整理整頓されながらも意匠的な部分も配慮されています。


壁と天井をホワイトで統一して繊細なカラーの家具も引き立つように工夫されています。ナチュラルな雰囲気が魅力のインテリアです。

【間取り図 Before&After】

Before

After

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2-10.お気に入りの絵を飾るアート感あふれるリノベーション

ホワイトとグレーを基調にした繊細な色づかいがモダンな印象。家具も必要最低限に絞り込み、上質な空間を演出しています。

もともとの部屋の間仕切りを取り払い、寝室は緩やかにつながる空間に。回遊できる機能的な動線も魅力です。


真っ白な壁に絵画をかざり照明を付けるだけで、アートを感じる雰囲気のある空間を演出。シンプルさが際立ちます。

【間取り図 Before&After】

Before

After

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この他にも、ペットとの暮らしやワークスペースといったこだわりや、海外テイストなど、おしゃれな事例をこちらの記事でご紹介しています。

リノベーション おしゃれ
関連記事
【2022年版】今どき!プロが選ぶおしゃれリノベーション20選

ここまで見てきた事例のように、リノベーションならライフスタイルや自分の趣味、好きなテイストによって、自由に住まいを設計できます。

おしゃれなのは当たり前。さらに暮らしやすい住まいを叶えるためには、その人や物件の特徴に合わせて、「生活動線」や「通風・採光」といった目に見えない部分もしっかりデザインしなくてはなりません

3章では、住む人にあった家をつくるために必要なことを設計士目線で解説していきます。

【設計士解説】ストレスのない間取りを実現するポイント

市場に流通している中古物件は、大量生産された田の字型の間取りのものが多く、使いにくいことがあります。既存が使いにくい間取りでも自分に合わせてつくり変えることができるのが、リノベーションのメリットであり醍醐味です。

一人暮らしなら下記のようなアイデアを採用しやすくなり、自分に最適化した家をつくることができます。

  • 部屋数がいらない分、収納や趣味のために空間をつくれる
  • 欲しい設備に強弱をつけやすい
  • 習慣に合わせた生活動線

この章では、実際に事例を担当した設計士に取材した内容を元に、リノベーションでどのように中古物件の欠点を補い、こだわりに合わせて家をつくるのか見ていきます。

3-1.家事ストレスを造作と間取りで解消!習慣や趣味、将来の暮らしに合わせたリノベーション

単身女性のリノベーションこちらの事例は、週5日フルタイムで働く女性の住まい。休日は、師範の資格も取得した生花を楽しんでいます。将来ご家族と同居する可能性を見据えて、58㎡・2LDKの中古マンションを購入されました。

リノベーション前と後の間取り図を見てみましょう。

【間取りBefore】

リノベーション前の間取り

築古物件によくある、LDKが真ん中に位置する間取り。2つの洋室の壁が光と風を遮ってしまうため、全体的に圧迫感があります。玄関も狭く、収納も十分ではありませんでした。

仕事に家事に忙しい施主様のご要望は、とにかく機能的で使いやすいこと。加えて、中古物件にありがちな田の字型の間取りから印象をがらりと変えたいというオーダーです。

【間取りAfter】

リノベーション後の間取り
2LDKの間取りを広いワンルームにすることで、動きやすく、風通しのよい家に生まれ変わりました。洗濯して乾いたものをすぐにしまえるWICがとにかく便利。いちいちアイロン台を出さずに済むよう、施主様の体型に合わせてアイロン台を造作しました。

アイロン台を造作したリノベーション>>この事例を詳しく見るならこちら

このように、一人ひとりに合わせて住まいをゼロからつくり出せるのが、リノベーションの魅力です。

一人暮らしのリノベーション、いくらかかる?購入とリノベーションの費用相場

一般社団法人 不動産流通経営協会が2018年に行った『「ひとり住まい」の持ち家ニーズ調査(首都圏・関西圏・中部圏)』によると、単身で物件購入した人の住宅予算は、検討者・購入者いずれも 50 ㎡未満では中央値が「1,500~2,000 万円」、50㎡以上では「2,500~3,000 万円」となっています(資料28ページ参照)。ここにリノベーション費用が上乗せされるイメージです。

参考までに、各社の200事例からまとめたリノベーション費用相場を広さ別で表にしました。費用の概算にお役立てください。

合計でおよそ3,500〜4,000万円の費用がかかると思うと、身構えてしまうかもしれません。しかし、月々のローン返済額と家賃を比較すると、それほど負担の大きいものではないことが分かります。

例えば、住宅費用とリノベーション費用を合わせた4,000万円を住宅ローンで借り入れた場合、金利1.2%・返済期間35年で月々約11万6千円の返済額になります。

今よりも少し広い自分の好みの家に、月12万円の家賃+2〜3万円の維持費で住める。同時に資産形成もできる。そう考えると、現在支払っている家賃よりもお得に感じられるのではないでしょうか。

各社の平米数別のリノベーション費用の目安について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

マンションのリノベーションの業界費用相場
関連記事
平米別200事例費用相場まとめ!中古マンションのリノベーション費用のリアル相場とローン解説

一人暮らしのリノベーションにおける注意点

一人暮らしのリノベーションでは、次のようなポイントに気を付けて計画しましょう。

5-1.ライフスタイルの変化に対応できる余白を残す

将来的に家族が増えるなど、ライフスタイルの変化にも対応できる余白を残すことは大切です。もし家族が増えたときでも、広いリビングに個室を作るなど間取り変更ができるようにしておくと安心です。

事前に、壁の追加などが可能な計画がどうか設計士に相談しておくとよいでしょう。

5-2.手放す場合を考慮するなら物件選びに注意

数年先に手放すことになっても、売却や賃貸しやすい物件を選ぶのもポイントです。転勤による引越しなどで手放す可能性もあるためです。

物件の資産価値はリノベーションで変えられる部分よりも、物件の立地条件や管理状態などに影響を受けやすく、売却や賃貸するときに差がでることがあります。あとから変えることができない部分ですから十分に厳選することがおすすめです。

5-2-1.立地のよいマンションを選ぶ

上述でも触れましたが、立地条件のよいマンションを選択することがよいでしょう。駅近や利便性がよい物件は築年数が古くても買い手がつきやすかったり、賃貸に出す場合でも顧客がつきやすい傾向があります。

自分が購入者の立場になるつもりで、物件の良し悪しを客観的に判断して選択しましょう。

5-2-2.管理状態のよいマンションを選ぶ

マンションの管理状態は、物件の寿命にも影響します。そのため管理状態のよいマンションがおすすめです。

共用部分の管理が行き届いているマンションは建物自体が劣化しにくく、外観も綺麗さが維持されます。見た目にも差が出る部分ですからしっかりと見極めたいですね。

大規模修繕の履歴や長期修繕計画で、事前に今後の修繕予定を確認しておくと安心です。

関連記事:資産価値を考えたリノベーション|価値を決める要素とリノベ事例3選

関連記事:資産価値の高いマンションとは?価値が落ちにくい物件を選ぶ14のポイント

一人暮らしのリノベーションこそワンストップリノベーション会社がおすすめ

リノベーション会社には、ワンストップで物件探し〜設計・施工まで行うワンストップリノベーション会社と、リノベーション設計・施工のみ行う会社の2種類があります。

一般的に、物件探しから行うのであればワンストップリノベーション会社の方がおすすめです。理由は以下の4つです。

  • 窓口が一つに集約され、やりとりや手続きがスムーズになる。
  • 一貫した相談相手がいることの安心感
  • どこかで問題が発生したときに責任の所在を問いやすい
  • リノベーションのノウハウが共有されているため、物件探しの段階で物件に制約がないか見極められる

物件探しを依頼する不動産会社、設計施工を行うリノベーション会社、と窓口を分けてしまうと、各所から受けた情報や書類準備を一人でまとめなけらばいけません。仕事も忙しい中でこなすにはかなり大変な作業です。

しかし、ワンストップの会社であれば情報も社内で共有でき、リノベーション費用まで住宅ローンを借り入れたいといった場合も、会社をまたがずに書類準備できるので便利です。

ワンストップリノベーションとは加えてリノベーションの技術的なお話をすると、一人暮らしのリノベーションは制約がない分、難易度が高くなります。そのため、事例一覧のページから一人暮らしの事例を検索し、実績やノウハウがあるかどうか必ず確認するようにしましょう。

どんな会社があるのか知りたい、どうやって会社を選べば良いか基準を知りたい、という方は以下の関連記事を参考にしてみてください。

関連記事
ワンストップリノベーション会社一覧!メリット・デメリットと選び方

まとめ

やりたいことを思いきり実現できる中古マンションのリノベーション。最近では、在宅時間が増えたことを機に住まいを見直し、リノベーションの相談にいらっしゃる方も増えています。

今の家にずっと住み続けるのだろうか? と迷われた方は、ぜひ一度、本当に手に入れたい暮らしについて考えてみてください。リノベーションなら、その暮らしが実現できるかもしれません。

ゼロリノベでは、一人暮らしのリノベーションの実績が豊富にあり、物件の選定から間取りプランのご相談、施工までワンストップでのサポートが可能です。

また、資金計画や中古探しのコツ、リノベーションのアイデアなど、はじめての購入される方向けの無料オンラインセミナーを毎週開催しています。顔出しなし&ミュートのまま聞くことができるので、ご自宅から気軽にご参加くださいね。

一人暮らしのリノベーションってどれくらい費用がかかるの?

リノベーション費用は広さによって相場が異なり、60㎡の場合で704〜1436万円程度です。物件購入から始める場合、1500〜3000万円程度の物件価格がかかります(一般社団法人 不動産流通経営協会が2018年に行った『「ひとり住まい」の持ち家ニーズ調査(首都圏・関西圏・中部圏)』)。詳しくは4章をご覧ください。

一人暮らしのリノベーション事例が見たい!

この記事では、こだわり別に一人暮らしの事例厳選4例をご紹介しているほか、実際の体験談を元によくある不安やその解消法をまとめています。詳しくは1章2章をご覧ください。

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