2024.04.05 更新

リノベーションの工事フェーズの流れとトラブルを回避する17の方法

「リノベ工事の具体的な流れや期間が分からない…」
「近隣に迷惑をかけてトラブルになりたくない…」
「工事でリノベ会社と揉めたらどうしたらいいか…」

リノベーション工事は分からないことが多くてモヤモヤしますよね。

どんなことで近隣トラブルが起きるのか、工期が遅延したらどうなるか、職人に差し入れはすべきか、近隣挨拶はどのタイミングか、など分からないことだらけです。

このように不明点が多い工事ですが、実はリノベーションの満足度は、最終的に「リノベーション工事」で決まります。

なぜなら、工事中に近隣と良好な関係を築ければ引越し後も仲良くできますし、工事品質が良ければ、心地よく暮らせるからです。

逆に、工事中の近隣トラブルが多ければ引越し後も憂鬱ですし、工事そのものの品質が悪ければ暮らしも心地よくありません。

そこで本記事では、リノベーション会社として自ら工事に携わってきた経験で得た、施主が心がける「工事にまつわる注意点」と「トラブル回避のポイント」をご紹介します。

ぜひ、8分ほどお読みください。

具体的な工事の流れや期間とともに、施主としてあなたがやるべきことが明確になります。

Advisor

一級建築士 アドバイザー 西村 一宏

[監修]一級建築士

西村 一宏

リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。著者の詳しいプロフィール

Author

“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

元銀行員・宅地建物取引士・一級建築士が在籍して「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール

\一級建築士監修のWEBセミナー/

リノベーションの工事期間は2.5〜3ヶ月

スケルトン・リノベーション(フルリノベーション)は、「設計期間2.5〜3ヶ月」「工事期2.5〜3ヶ月」が目安です。

リノベーションに必要な期間

規模の大きい工事であり、設計担当がついてオリジナルの間取りとデザイン設計をするとなると、これぐらいの期間がどうしても必要になります。

配管などは変えず「見える箇所」だけを改修する表層リノベーションは、「設計期間1.5〜2ヶ月」「工事期1.5〜2ヶ月」を目安にすると良いでしょう。

また、持っている家をリノベーションする場合は、工事期間中は仮住まいする必要があります。なぜなら、粉塵や工事の危険が伴うため、住みながらのリノベーションはできないケースがほとんどだからです。

仮住まいの詳細は、第3章の「近隣トラブルを回避して最高のリノベーション工事にする17ポイント」をご覧ください。

なお、設備交換のみのリフォーム・一箇所だけを改修する部分リノベーションの場合は、設計期間と工事期間を合わせて「数日〜3週間程度」です。また、仮住まいも必要ありません。

リノベーション工事の流れを把握する

リノベーション の流れは4ステップに大きく分けられます。

リノベーションの流れ

(*上図の赤線について)
物件決済を終えると所有権が移転して不動産は自分のものになります。そうなると、住宅ローンがスタートします。よって、不動産売買契約後は、住宅ローン本審査やローン契約の手続きを進めつつ、設計の打ち合わせを始めましょう。なぜなら時間のロスを減らすことで、「現在の家賃」と「住宅ローン支払い」の二重払い期間が短縮されて負担が小さくなるからです。一方で、売買契約時までに依頼するリノベーション会社(施工会社)を決めておかないと、時間のロスが増えて二重払い期間も長くなり負担が大きくなります。


物件購入と同時にリノベーション
「①物件選び〜④リノベーション工事」までの4ステップ

いま住んでいる家をリノベーション
「③リノベーション設計〜④リノベーション工事」までの2ステップ

そして、各ステップには3つのフェーズがあります。つまり、リノベーション設計・工事は全部で6フェーズです。

  1. ヒアリング・現場調査
  2. プラン提案
  3. 見積もり
  4. 工事契約・工事準備
  5. 工事
  6. 検査・引き渡し

各ステップ、各フェーズでやるべきことを明確にしておきましょう。

事前に把握しておくことで、今後リノベーション工事の流れで迷うことはありません。そして、まず最初に何をすべきかがわかるようになります。

関連:リノベーションの流れについて詳しく解説した記事

\一級建築士監修のWEBセミナー/

近隣トラブルを回避して最高のリノベーション工事にする17ポイント

リノベーション工事で施主が心がける17ポイント

リノベーション工事の懸念点は、費用もさることながら「品質」と「工事による近隣迷惑」だと思います。そこで本章では、施主の立場として、あなたが意識すべき工事のポイントをお話しします。

これらを意識することで、滞りなく最高のリノベーションに仕上げることができます。

工事契約・工事準備

まずは、実際に工事がスタートするまでに確認・準備すべきポイントを6つお伝えします。

【POINT 1】共同プロジェクトとして取り組むと満足度は高くなる

リノベーションは「共同プロジェクト」だと理解すると満足度が高くなります。

なぜなら、商品やサービスは「等価値交換」と「共同プロジェクト」の2つに分類され、種類によって価値の内容が異なるからです。

等価値交換
3,000円の洋服と現金3,000円のように等価値を交換すること。

共同プロジェクト
医者やトレーニングジム、英会話教室など、共通の目標に向かって互いが協力して価値を生み出すこと。お金を出したからと言って病気が治ったり、筋肉がついたり、英語力が必ず上がるわけではありません。

新築は「等価値交換」です。なぜなら、既に出来上がっている目前の新築物件を購入するからです。設備交換のみのリフォームも当価値交換と言えるでしょう。

一方で、リノベーションは「共同プロジェクト」です。

なぜなら、解体してみると建設当時の図面と現場で差があり、プランの一部を変更しなければならない場合もリノベーションには多々あるからです。そのときは、依頼主(あなた)と設計担当が現場状況に応じて、協力しながらプランを再検討しなければなりません。

このように、共同プロジェクトは等価値交換に比べて労力が必要になります。だからこそ、達成したときの満足度は比較できないほど高いです。

そのため、共同プロジェクトであるリノベーションで自分たちが暮らす住まいをつくった経験が、人生の中でも素敵な思い出となっているケースはとても多いです。

逆に言うと「お金を払うから後はよろしく」の等価値交換スタンスの場合は、新築購入、設備交換のみのリフォーム、そのまま住む…を選ぶと満足度が高くなるでしょう。

あなたがやるべきこと
リノベーションは「等価値交換」ではなく「共同プロジェクト」だと認識する

【POINT 2】工期遅延した場合の責任を明確にしておく

工期にまつわるトラブルを回避するには、工事請負契約を交わす際に、遅延した場合の責任の所在を明確にしておくことです。なぜなら、工事が遅れ工期が伸びれば、仮住まい費用も余計にかかるためです。

工期が遅れる理由は大きく分けると2つあります。

  • 施工会社の不手際によるもの
  • 災害の影響…等々の不可抗力によるもの

「予定通りの入居が困難な状況になったら遅れた日数分の仮住まい費用などを補償する」「入居後でもできる工事を後回しにするなどして引き渡し予定日に間に合うような調整する」など、各々どのような対応になるかを事前に確かめておきましょう。

あらかじめ明確にしておくことで、余計な揉め事による精神的な疲弊を防ぐことができます。

あなたがやるべきこと
工期遅延した場合の「責任の所在」や「内容」を明確にしておく

【POINT 3】施行不良やミスが発覚した際の保証内容を明確にしておく

施工不良やミスが発覚した場合のために、事前に保証の有無・期間・内容…などを確認しておきましょう。

なぜなら、施工ミスや勘違いで正しく施工されなかったり、違う資材が使われてしまうことは十分にあり得るからです。その場合、是正工事をすることになりますが、もちろん費用がかかります。

そのため、工事請負契約を交わす前に「どこまでが無償なのか」を明確することをおすすめします。会社によって、2年間保証、設備の10年延長保証なども受けられます。

あなたがやるべきこと
施工不良やミスが発覚した場合の「責任の所在」や「保証内容」を明確にしておく

【POINT 4】クレーム回避のため近隣住民に挨拶をしておく

工事の前に近隣挨拶を済ませておきましょう。リノベーションの工事は2.5〜3ヶ月の期間が必要となる長い工事です。そのため、近隣の方には迷惑がかかります。

とはいえ、お互い様なので卑屈になることは一切ありません。どの家もいつかは大規模工事をする可能性があるからです。そもそも管理規約に則って工事するので問題ありません。

マンションの場合は掲示板などには工事のお知らせが貼られ周知されますが、それとは別に上下左右斜めの8戸のお部屋の方には工事が始まる前に挨拶を済ませておきましょう。

戸建ての場合は、両隣、向こう三軒、裏三軒の合計8軒に挨拶すると良いです。

多少の音の文句も隣人関係であるため我慢してくれることもあります。ご迷惑をかける前に挨拶しておきましょう。その際は、「疑問点やご要望などあったら、気兼ねなくどんどん工事会社に言って下さい」と一言添えておくのがお勧めです。

隣人には直接言い難いことでも、業者相手だと気兼ねなく言えることも多いものです。この一言で「しっかりした人だ」と好印象を持ってもらうことができ、良好な関係を築きやすくなります。

あなたがやるべきこと
工事がスタートする前に近隣挨拶を済ませておく

【POINT 5】予算の中で50万円程度を「もしも資金」として残しておく

予算いっぱいいっぱいでスタートするのではなく、50万円程度を「もしも資金」として残しておきましょう。

なぜなら、解体してみてマンション建設当時の図面と現場で差があり、追加の費用が必要になったり、プランの一部が変更せざるおえないといったことになる場合もリノベーションには多々あるからです。

お風呂の位置が動いたり、想定よりも寝室が狭くなったりすることもあります。もちろん、プランよりも広く確保できる場合もありますし、想定よりもプランのクオリティが上がることもあります。

プランの変更はリノベーションをする場合にはつきものです。どのリノベーション会社に相談しても、「解体して見ての確認ですね」という説明が入るかと思います。そのため、そういったこともありうるということを想定して臨むべき部分です。

今までの経験上では、プラン変更による工事期間への影響は一週間程度です。費用が発生する場合は、50万円程度を想定しておけばほぼ対応できるかと思います。

あなたがやるべきこと
プラン変更を想定して50万円程度を「もしも資金」として残しておく

【POINT 6】工事期間を把握して仮住まいを準備する

いま住んでいる家をリノベーションする場合、仮住まいが必要になります。なぜなら、粉塵や工事の危険が伴うため、住みながらのリノベーションはできないケースがほとんどだからです。

一方、一部の設備交換のみの小規模リフォームは住みながら工事できるため仮住まいは不要です。

仮住まい期間は、工事期間によって変わります。念のため余裕を持って、工事期間の前後1-2週間ぐらいは住めるようにしておくと良いでしょう。

  • 表層リノベーションの工事期間【1.5〜2ヶ月】
  • スケルトン・リノベーションの工事期間【2.5〜3ヶ月】

家財道具はレンタルしたトランクルームに置いて、ウィークリーマンション・マンスリーマンションを仮住まいにするケースが多いです。同時に、郵便物の転送・インターネットなどの必要な手続きも済ませておきましょう。

あなたがやるべきこと
工事期間の前後1-2週間ぐらいは住めるように仮住まいの準備をしておく

工事

「1-6」までは、リノベーション工事前のポイントをお話ししました。次の「7-13」は、工事中に確認・準備すべきポイントをお伝えします。

【POINT 7】色や設備の位置は現場で決める

「床・壁・天井…などの色」や「設備の位置」は現場で確認してから最終決定しましょう。

なぜなら、設計の打合せ時に色見本で確認しながら色を決めますが、現地で塗ってみると印象が違って見えて変更したくなるケースがあるからです。

トイレのペーパーホルダーなどの位置も、左右の壁のどちらにつけるかや高さなど、実際に便座に座りながら決めると失敗しません。

もちろん、現場の職人さんにおまかせして取り付けてもらうこともできます。しかし「こっちが良かった」と後悔しないように、なるべく自分の目で見て決めることをおすすめします。

そのためにも、設計担当に「設備の取付時には呼んでください」とアナウンスをお願いしておきましょう。

あなたがやるべきこと
床・壁・天井などの色や設備の位置は現場で最終確認する

【POINT 8】作業時間を守ってもらう

リノベーション会社には、作業時間はきっちり守ってもらうように伝えておきましょう。

近隣の人の中には、騒音や振動のためイライラを感じている人もいるからです。もし、あらかじめ告知していた作業時間を少してもオーバーすると、悪質工事だと怒りを買うケースもあります。

また、休日作業も避けた方が良いでしょう。普段は我慢している人でも、今日は工事が休みだと思っていた朝に騒音や振動が始まれば、イライラが募ります。そうなるとトラブルに発展しかねませんので、注意が必要です。

あなたがやるべきこと
リノベーション会社に作業時間を厳守するように伝える

【POINT 9】工事車両の駐車マナーに注意してもらう

リノベーション会社には、工事車両の駐車マナーを厳守するように伝えておきましょう。

工事のタイミングによっては現場に複数車が来ることがあります。無断駐車や住人の邪魔になるような駐車は無論のこと、「ちょっとだけ」の駐車も厳禁です。

住人からすると「部外者のルール違反」のため印象は最悪。そうなると些細なことでも大きなトラブルに発展しやすくなります

また、万が一、無断駐車によって交通事故を招いてしまったり、救急車両の通行を妨げてしまったりということも考えられます。工事車両の駐車マナーには、十分に気を付けてもらいましょう。

あなたがやるべきこと
リノベーション会社に工事車両の駐車マナーを徹底してもらうように伝える

【POINT 10】ゴミや資材は整理整頓してもらう

リノベーション会社には、現場の整理整頓するように心がけてもらいましょう。

なぜなら、工事は住人に注目されているからです。現場や敷地内にゴミが散乱していたり、許可されていない場所に資材などが置かれていたら「環境を悪化させている」と捉えられてしまいます。

逆に、整理整頓を心がけて綺麗な現場にすることで、住人に良い印象を抱いてもらえたケースもあります。

あなたがやるべきこと
リノベーション会社に現場の整理整頓を心がけてもらうように伝える

【POINT 11】トイレや喫煙マナーを守ってもらう

リノベーション会社には、トイレや喫煙マナーを徹底してもらいましょう。

全員ではないですが、職人さんの中にはベランダで煙草を吸う人もいます。近隣に煙が行くことでトラブルに発展するケースは多いです。また、稀ではありますが、敷地内または敷地近くで立小便をする職人さんもいます。

発見した住人が怒るのは想像に難くありません。近隣住民に不快な思いをさせないようにマナーは徹底すべきです。

あなたがやるべきこと
リノベーション会社にトイレや喫煙マナーを徹底してもらうように伝える

【POINT 12】工事現場に行くときは必ず設計担当に事前確認する

工事現場を見に行きたいときは設計担当に必ず事前確認しましょう。

なぜなら、現場は日によっては危険が多くなるからです。不意に現場に行くことで怪我をする恐れがあります。職人さんの腕が止まって工事に遅れがでるケースもあります。必ず、担当設計士や現場監督に連絡して許可を得てから現場に行きましょう。

あなたがやるべきこと
工事現場を見に行きたいときは設計担当に事前確認する

【POINT 13】職人さんへの差し入れは無くても問題ない

差し入れは無くても問題ありません。職人さんはプロフェッショナルですので、差し入れ有無で工事品質に差が出ることはありません。

ただ、どうしても差し入れしたい場合は、前述したとおり、設計担当に事前確認してから工事現場に行くようにしてください。

あなたがやるべきこと
差し入れしたい場合は設計担当に事前確認して工事現場に行く

検査・引き渡し

「7-13」までは、リノベーション工事中のポイントをお話ししました。次の「14-17」は、工事後に確認・準備すべきポイントをお伝えします。

【POINT 14】引渡し時は、設備の稼働・汚れや傷がないかをチェック

工事が完了すると引渡しになります。最後のチェックとして設備がしっかり動くか、汚れや傷がないかを確認しましょう。

もし確認せずに不備があった場合は、引越し後に追加工事になるため面倒です。設計担当と一緒に、引き渡し時にチェックすることをおすすめします。

  • 照明スイッチ:実際に点けて確認
  • コンセント:スマホの充電器などをさして確認
  • インターホン:外から鳴らして動作確認
  • お風呂設備:お湯が出るか確認、リモコンの動作確認
  • ガスコンロ:火をつけて確認
  • IH:電源を入れて動作確認
  • シンク:水・お湯を出して確認
  • 食洗機:電源を入れて動作確認
  • 床暖房:電源を入れて動作確認
  • トイレ:リモコン操作で動作確認
  • 洗面所:水・お湯を出して確認
  • エアコン:電源を入れて動作確認

引っ越す前に全ての設備を確認して、不備がない状態でお引っ越しをしましょう。

あなたがやるべきこと
引渡し時に「汚れや傷の有無・設備の稼働」を確認する

【POINT 15】完成検査と補修工事後に工事代金を支払う

工事完了後に、代金を支払います。ここで注意すべきポイントは、施主(あなた)による完成検査と補修工事後の確認を行ってから支払うようにすることです。

なぜなら、残代金の全てを支払ってしまった後に、未了の工事(補修工事を含む)があると工事の進行が遅れたり、対応が悪くなったりすることがあるからです。

また、リフォーム・リノベーション会社によっては「工事開始前」と「工事完了後」の二回に分けて支払う場合もあります。支払う回数についても事前に確認しておきましょう。

あなたがやるべきこと
施主による完成検査と補修工事の確認を行ってから工事代金を支払う

【POINT 16】工事完了後の近隣住民へのご挨拶を忘れずに

工事前だけでなく工事後も、近隣住民に挨拶することをおすすめします。

工事完了後のご挨拶では手土産は基本的に不要です。しかし、工事中に何らかのご迷惑をかけた場合は、簡単なものでいいので持参してご挨拶しましょう。

いずれにせよ、ご近所になりますから、しっかりとお礼を伝えておくとよいです。

あなたがやるべきこと
工事完了後にあらためて近隣住民へご挨拶する

【POINT 17】対象工事の場合は減税・補助金を活用する

リノベーションは範囲が多岐にわたり、費用も高額になりがちです。全体の費用を抑えるために減税制度や補助金制度を有効に活用しましょう。

各制度には条件があります。余裕を持ったスケジュールで準備することが大切です。

最新情報については下記をご確認ください。

実際には個別状況によって異なります。そのため、お近くの税務署に確認することが一番の近道です。ぜひ相談してみてください。

また、減税制度と同様に、耐震、省エネ、バリアフリーのリフォームで自治体の補助金を利用できる場合があります。補助金制度の詳細や利用条件は各自治体によって異なります。

一般社団法人住宅リフォーム推進協議会のWebサイトで確認しましょう。

リフォーム支援制度の検索

出所:地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト

あなたがやるべきこと
対象工事の減税・補助金について税務署や各自自体に確認する

\一級建築士監修のWEBセミナー/

まとめ

リノベーション工事で施主が心がける17ポイント

いくら意識していても、人が行う工事である以上はミスしてしまうこともあります。

しかしながら、共同プロジェクトのパートナーである施主として目を光らせることで、近隣との摩擦を軽減する役割を果たすことは十分にできるはずです。

リノベーション工事終了後も末永く暮らしていく住まい。近隣住民とも良い関係を築きたいものですよね。

本記事のポイントをおさえて無事にリノベーション工事をやり遂げたら「あそこのお宅はきっちりしている」と近隣住民からの評価を上げることに繋がるかもしれません。

このような前向きな気持ちで、施主の立場からリノベーション工事に取り組んでみてはいかがでしょうか。

あなたと家族が笑顔になる、そんなリノベーション工事になれば嬉しいです。

関連:中古マンションのリノベーションについて詳しく説明している記事
関連:中古戸建てのリノベーションについて詳しく説明している記事

無料オンラインセミナー開催中!

無料セミナー

友だち追加

お問い合わせ