2022.06.22 更新 2022.05.30 公開

リノベーションはデザイン重視だと失敗する?機能性が上がる5つの要素

せっかくリノベーションを計画するなら、「デザイン性が高く」「大胆な空間構成で」と想い描いている方も少なくないでしょう。 

自由な発想を取り入れて、オリジナリィのある住空間にできるのがリノベーションの魅力です。 

とはいえ、流行の間取りやデザイン性を重視しすぎると、機能性が不足してしまいかえって暮らしにくくなってしまうこともあります。 

この記事では、デザイン重視で進めるリノベーションで気を付けたい

  • デザイン重視のリノベマンションのありがちな失敗
  • デザインを決めるときのポイント 

などについてご紹介していきます。これからリノベーションを計画する方で、どのようにデザインを取り入れるか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

Advisor

一級建築士 アドバイザー 西村 一宏

[監修]一級建築士

西村 一宏

リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。著者の詳しいプロフィール

Author

“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

元銀行員・宅地建物取引士・一級建築士が在籍して「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール

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デザイン重視のリノベーションにありがちな5つの失敗

デザインを重視したリノベーションでは、次のような失敗に気を付けて計画することが大切です。

よくある失敗例は下記の5つです。

  • 機能性が低い
  • 部屋が足りない
  • 収納が足りない
  • コンセントの位置が悪い
  • 【戸建て】日差しが強い

それぞれ見ていきましょう。

1-1.機能性が低い

見た目を重視しすぎて、機能性が低い住空間となってしまうことがあります。機能性には、「間取り」と「素材」、「見えない構造部分」の三つが挙げられます。

間取り

間取りの機能性が低いと、生活動線が不便になったり、使い勝手が悪かったりします。 

素材

素材選びで気を付けたいのが、素材の特徴やメリット・デメリットをきちんと理解せずに、デザイン優先で決めてしまうことです。

たとえば、床の材質を選ぶとき「色」を優先して選んだら、実は傷が付きやすく目立ちやすい材質だったというケースもあります。 

仕上げ素材はデザインも重要ですが、機能面にも注目し両方のバランスを考慮することが大切です。

見えない構造部分

三点目に、見た目を重視したリノベーション工事にお金をかけ、「見えない構造部分」に手が回らなくなってしまうという失敗にも注意が必要です。

構造部分の劣化をそのままにすると、結果的に配管から水漏れが起きたり、断熱が行き届かなかったりと、快適に暮らす事ができなくなってしまいます。

表面のデザインも大切ですが、リノベーションする際はぜひ配管など見えない部分の工事も併せて行いましょう。

1-2.部屋が足りない

間取りにデザイン性を求めすぎて、結果的に部屋が足りなかったというケースもあります。

あらかじめ、将来の家族構成の変化にも対応できるような計画を進めている場合は良いですが、単に広いリビングが欲しかったという要望を取り入れたために、必要な子供部屋が足りなくなってしまったという問題も起こることがあります。 

必要な部屋と要望の優先順位を整理して、将来のライフスタイルの変化にも対応できる計画が望ましいでしょう。

1-3.収納が足りない

空間デザインを優先したために、一部の収納を削ってしまうと後から収納力が不足して、物が溢れて片付きにくい家になることがあります。 

希望の間取りや動線、取り入れたい設備を優先すると、ついつい収納スペースは後回しにしてしまいがちですが、デザイン面にもこだわりたいならなおさら収納力の確保が必要です。 

調度品が映えるような素敵な空間をつくるには、収納するものに合わせて分散させ、出し入れがしやすく効率のよい収納スペースを取り入れるのがおすすめです。

また、効率的な動線で機能的な収納を設ける方法として、ゼロリノベではファミリークローゼットとして収納を1箇所に集約する工事もよく行います。

1-4.コンセントの位置が悪い(数が足りない)

コンセントの位置は、使い勝手や家具のレイアウトに深く関わるため重要なポイントです。 

なにも考えずコンセント計画を決めてしまうと、家具や家電の置き場所が合わないことで、延長コードのコードが露出してしまうなど、見た目にも影響が出てしまいます。また、コンセントの数自体が足りないと、生活がスタートしてから不便を感じてしまいます。。 

賃貸であればはじめから位置が固定されているため、やむをえず延長コードを使うこともありますが、リノベーションでは必要な場所に必要な数のコンセントを配置するのが基本です。後から後悔しないようにレイアウトを含めてしっかりと検討します。

1-5.【戸建て】日差しが強い

日当たりのよい家にしたくて窓を大きくしたら、日差しが強すぎて夏場は温度が上昇、エアコンが効きにくくなってしまったということがあります。 

日差しは南の方角からとは限りません。朝は東の方角から意外と朝日が入るため、寝室の場合、日差しが眩しすぎて早く目覚めてしまうという問題も起こり得ます。日当たりや開放感を重視したい場合でも、住環境とのバランスを考慮することが大切です。

リノベーションでデザインを決める際のポイント

リノベーションでデザインを決めるときには、次のようなポイントに気を付けて計画しましょう。

2-1.流行を追いすぎない

必要以上に流行を追いすぎないことが、住まいに長く愛着を持ち続けられるポイントです。

 もちろん、その時代ごとに一定の流行はありますが、自分の好みやライフスタイルとは合わない流行の間取り、デザインを取り入れても本当の意味で暮らしさを感じることができないかもしれません。自分の暮らし方に合う機能性とデザイン性を両立させることが大切です。

2-2.実現したいデザインに合わせてリノベーション会社を選ぶ

自分が叶えたいと思うデザインが、実現できる施工会社を選ぶことは重要です。 

なぜなら、リノベーション会社ごとに得意とする住まいのテイストは異なっており、理想とする住まいのテイスト、デザインの施工事例があるかは、施工会社を選ぶ際の判断基準になるためです。 

イメージに近い施工事例が紹介されているか、マンション、戸建てなどどんな種類の建物を得意としているかにも注目し参考にするのがおすすめです。

リノベーションの施工会社の選び方について詳しく知りたい方は、大手リノベーション会社14社を目的別に紹介したこちらの記事もご覧ください。

おすすめのリノベーションデザイン3例

ここからは、実際にリノベーションによって理想的な住空間デザインを実現した住まいをご紹介します。

3-1.将来「部屋が足りない」を解消するリノベーション事例

■間取り図 Before・After

・将来子どもができたら部屋を増やせるよう、空間を確保した事例

将来的な家族構成の変化にも対応できるように、あえて間仕切りを設けずリビングスペースの一部としてスペースを確保しています。必要なタイミングに、自由に個室を用意できる柔軟さが魅力です。

>>この事例を詳しく見るならこちら 

3-2.「収納が足りない」を解消するリノベーション事例

■間取り図 Before・After

・壁面収納+ウォークインクロゼットがある事例

本棚を間仕切りとして配置し、収納力も確保しています。ファミリークロゼットとして一箇所にまとめた収納は、一度に物が見渡せるほどゆとりがあり機能性もあります。

>>この事例を詳しく見るならこちら

3-3.大容量のウォークインクロゼットを設けた事例

■間取り図 Before・After

・大容量のウォークインークローゼットがある事例

お店のようにおしゃれなディスプレイも楽しめる、大容量のクローゼット収納です。バッグや帽子など種類ごとにも分けられる仕様で、クローゼットの中で身支度が完結しとても機能的です。

>>この事例を詳しく見るならこちら

その他、ゼロリノベの施工事例をこちらのページでご紹介しています。

150事例以上の中からテイストや人数、広さで探せるので、自分にぴったりのアイデアを見つけてみては?ぜひ、デザインを考える際の参考にしてみてください。 

>>リノベーション事例一覧はこちら

 まとめ

自分たちの好みやこだわりを取り入れられるのが、リノベーションの魅力でもあります。しかし、機能よりもデザイン優先にすることで動線が悪かったり収納が足りなかったり、後から不便を感じることにもなりかねません。 

最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。

◎デザイン重視のリノベーションにありがちな失敗

  • 機能性が低い
  • 部屋が足りない
  • 収納が足りない
  • コンセントの位置が悪い
  • 【戸建て】日差しが強い

◎リノベーションでデザインを決める際のポイント

  • 流行を追いすぎない
  • 実現したいデザインに合わせてリノベーション会社を選ぶ

機能性を確保しつつデザインにもこだわる、そんなリノベーションが理想的です。とはいえ、どんなリノベーションならバランスがよくまとまるのか自分たちで計画するのは難しいこともあるでしょう。 

リノベーションで失敗しないためには、計画段階から実績豊富なプロに相談するのが安心です。設計士と相談しながら、希望のデザインと設備を詰め込めるようなプランニングを考えることができます。

デザイン性も使い勝手も自分好みの住まいをつくり上げることができたら、お家で過ごす時間がもっと楽しくなりそうですね。

 

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