2024.01.31 更新

システムキッチンで安いのはどれ?厳選7社の人気モデルと安く抑える方法を徹底解説!

住宅設備の中でもこだわる人が多いのがキッチン。
しかし、システムキッチンとはいえ、お値段は20万円を切るようなものから150万円以上するようなものまであります。

できれば安く抑えたいと思う人は多いはずですが、毎日使うものですから自分の求める機能とのバランスをみて選ばないと失敗してしまうでしょう。

そこで、この記事では以下の内容についてご紹介します。

  • 大手メーカー5社のシステムキッチン最安価モデル
  • おすすめの安いシステムキッチンメーカー2選
  • システムキッチンを安く買う方法5選
  • 安いシステムキッチンを選ぶときの注意点
  • システムキッチンのリフォームを安く抑える方法

安さだけでなく、総合的に判断して自分にピッタリのシステムキッチンを選べるように、ぜひ最後までお読みになって参考にしてみてください。

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“【著者】ゼロリノベ編集部"

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ゼロリノベ編集部

「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール

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大手メーカー5社のシステムキッチン最安価モデル一覧

大手メーカー5社のシステムキッチン最安価モデル一覧

人気のある大手設備メーカーのシステムキッチンが気になる方は多いと思います。

 

これから日本で人気のあるキッチンメーカー5社の最安値モデルを紹介します。

日本で人気のシステムキッチンメーカーは以下の5社です。

  • リクシル
  • タカラスタンダード
  • クリナップ
  • パナソニック
  • TOTO

なんとこの5社で、日本で販売されているシステムキッチンの9割を占めています。

料理をされる方にとっては、システムキッチンはこだわりたいポイントですよね。だからこそ、人気メーカーのシステムキッチンも気になると思います。人気のあるキッチンメーカーのものが使いたいけれど、費用は抑えたいという方におすすめのものをご紹介します。

1-1.リクシルの最安値モデル「シエラS」

シエラS出典:リクシル

リクシルのシステムキッチンは国内シェアナンバーワンを誇り、たくさんの人に選ばれています。たっぷり入る収納などすみずみまで使いやすさにこだわって作られているのが特徴です。

そんなリクシルのシステムキッチンのラインナップは4種類あります。

プラン 価格
リシェルSI 約101万円~
ノクト 約79万円~
シエラS 約59万円~
ウエルライフ 約90万円~

使いやすさにとことんこだわったリシェルSIは約101万円〜となっており高価ですが、一番安いプランだとシエラSは約59万円~とリシェルSの半額ほどの値段で購入できます。
国内シェアナンバーワンであるリクシルのシステムキッチンを50万円台~買えるのは魅力的ですよね。

今回は人気なリクシルのラインナップの中でも一番値段の安い「シエラS」について紹介していきます。

1-1-1.リクシル シエラSの基本情報

リクシルのシエラSはスタンダードな商品でありながら、スタイリッシュなデザインが魅力的です。どんなインテリアにもマッチするシンプルさがありながら高品質に作られています。

シエラSの基本情報出典:リクシル

まずはシエラSの基本情報について以下の3つを元に説明します。

  1. 標準装備
  2. 選べるサイズ
  3. 対応レイアウト

それでは、それぞれ見ていきましょう。

①標準装備

標準装備は以下の8つで構成されています。
  • シンク
  • ワークトップ(ステンレス)
  • フロアキャビネット
  • ウォールキャビネット
  • レンジフード
  • 3口ガスコンロ
  • 水栓
  • グリル

シエラS 標準装備出典:リクシル

食器洗い乾燥機をつけたい場合や、ワークトップやシンク、水栓金具などをランクアップしたい場合は、追加料金を支払うことで変更できます。

②選べるサイズ
リクシル シエラSのサイズ展開は7パターンあります。
選べるサイズ 価格
2100mm 550,000円(税抜)~
2250mm 562,500円(税抜)~
2400mm 574,500円(税抜)~
2550mm 586,500円(税抜)~
2700/2600mm 598,500円(税抜)~
2850mm 658,500円(税抜)~

サイズ展開が多いので、一般的な作りのキッチンには合うようになっています。

③対応レイアウト

キッチンの対応レイアウトは以下のようになっています。

  • I型
  • L型
  • 対面型

上記に対応していることで、お好みのキッチンをデザインできます。

1-1-2.リクシル シエラSの特徴

リクシル シエラSには主に5つの特徴があります。

彩コーデ シンクとコンロと扉のカラーを自由にコーディネート
べる3つのパッケージプラン 基本の形を選び、自分流にアレンジ
たっぷり収納 使いやすくたっぷり入る収納
水栓金具が豊富 洗い物に便利な水栓金具
選べる2つのきれいシンク スキットシンクと人造大理石シンクから選べる

この5つの特徴について解説していきますね。

①彩コーデ

リクシルならではのキッチンを自由にコーディネートできるのが彩コーデです。シンクとコンロと扉の色を自由に選べます。

彩コーデ出典:リクシル

選べるカラーは5色あり、ラディッシュホワイト・ライムグリーン・タンジェリンピンク・マンダリンイエロー・マロンベージュです。同色系の扉と揃えたり、アクセントとして使ったりとコーディネートの幅が広がります。シンクとコンロと扉が同色系で揃うのは業界初の試みです。

シエラS カラー出典:リクシル

②選べる3つのパッケージプラン

シエラSには3つのパッケージプランがあります。基本プラン・スライドストッカープラン・開き扉プランです。この基本のかたちとなるパッケージプランを選んで、こだわりのパーツを自分流にアレンジすることで、あなたにぴったりなキッチンを簡単にプランニングできます。

各パッケージプランの価格はこのようになっています。

パッケージプラン 価格
基本プラン 約67万円(税抜)~
スライドストッカープラン 約71万円(税抜)~
開き扉プラン 約55万円(税抜)~

シエラS パッケージプラン出典:リクシル

一番安い開き扉プランは、コストパフォーマンスを重視しなじみのある開き扉を採用しています。

基本プランはスタイリッシュなデザインで、収納もインテリア性も基本を満足させたトレーボード仕様です。

スライドストッカープランは足元のけこみ部分まで収納にして無駄なくたっぷり有効活用しています。デザイン性と使い勝手を兼ね揃えたプランです。

③たっぷり収納

リクシルの特徴でもあるたっぷり収納。一番安い開き扉タイプはシンプルな収納スタイルですが、基本プランからはトレーボードになり、その収納力を発揮します。

たっぷり収納出典:リクシル

シンプルなデザインと使いやすさを両立したトレーボードです。扉を開くと収納物全体を一目で確認できます。手前まで引き出せるので奥のものも出し入れがスムーズにできます。

かがまずにさっと取り出せる内引き出しや棚板が標準装備で備わっているのも嬉しいですね。

引き出し

引き出し 例出典:リクシル

使用頻度の高い道具は取り出しやすい場所にしまえるリクシル独自の立体収納となっています。使う場所の近くに整頓できるので取り出しやすく、スムーズに調理できます。

④水栓金具が豊富

ハンズフリー水栓出典:リクシル

ハンズフリー水栓はセンサーが物や手を捉えて自動で吐水・止水。レバーを押したりとめたりする手間がなくなりますし、手動で操作するより節水効果になるのがポイントです。

また水が広がる「ひろびろシャワー」で洗い物のスピードアップにもなります。

⑤選べる2つのきれいシンク

シンクは以下の2つから選べます。

  • ステンレスシンク
  • 人造大理石シンク

ステンレスシンクはスキットシンクといいお手入れがスキッとはかどるシンクです。汚れがスムーズに流れる底面形状で効率よく排水できます。

人造大理石シンクはキレイシンクといいシームレス仕上げでお手入れが楽にでき、見た目も機能も清潔なシンクです。見た目が清潔なのも人工大理石の魅力ですね。

1-1-3.リクシル シエラSのカラーバリエーション

シエラSのカラーバリエーションは27色あり、取手も3色あるので74パターンの中から選ぶことができます。人気のシンプルな色から派手な色までさまざまなカラーが用意されているので、お好みのインテリアにかなり近づくことができるのではないでしょうか。

カラーバリエーション
単色・抽象柄 ・グレージュスタッコ
・ディープレッド
・ソリッドイエロー
・シルバーグレー
・ホワイトスタッコ
・ペールホワイト
・ソリッドホワイト
・スムースホワイト
・ディープグレー
・ソリッドブラック
・ノールグリーン
・クラシックブルー
・ソリッドレッド
・ノールピンク
木目 ・バーンドウッド
・グロスライトウッド
・クリエペール
・ラスティックアッシュ
・スモークドウッド
・クリエダーク
・クリエアイボリー
・ブリーチドウッド
・クリエモカ
・プレーンウォルナット
・グロスダークウッド
・クリエラスク
・プレーンオーク

シエラS カラー1

シエラS カラー2

シエラS カラー3

シエラS カラー4

シエラS カラー5

シエラS カラー6出典:リクシル

また、「こんなにカラーがあってもイメージが付かない」という方の為に、リクシルの公式ホームページ上でカラーシュミレーションができるようになっています。

フロアユニット・ワークトップ・加熱機器・取手・キッチンパネル・レンジフード・周辺収納・シンク・床・周辺収納取手・水栓金具・浄水器をそれぞれ選択してシミュレーションで見ることができます。簡単に選んで見てみることができるのでぜひやってみてイメージしてみてください。
参考:リクシル キッチン カラーシミュレーション

リクシル キッチンカラーシミュレーション出典:リクシル

今、リクシルのシエラSについては説明しましたが、もっと詳しくリクシルのシステムキッチンについて知りたいという方や、他のプランについても詳しく知りたいという方はリクシルの公式ホームページをご覧ください。

1-2.タカラスタンダードの最安値モデル「P型フラット カンタン取替」

タカラスタンダードの最安値モデル「P型フラット カンタン取替」出典:タカラスタンダード

タカラスタンダードはリクシルに次ぐ人気のシステムキッチンメーカーです。

タカラスタンダードはシステムキッチンを100年以上作っている歴史あるシステムキッチンメーカーでもあります。

そんなタカラスタンダードのシステムキッチンの特徴は「ホーロー」です。ホーローとはガラス質と金属を高温で密着させたもので、汚れや湿気に強くニオイもつきにくい素材で水回り製品に最適なんです。

キッチンは高価な買い物なので、何年使ってもキレイなままで使って欲しいという想いからホーロー素材にこだわっています。

システムキッチンのラインナップは6種類あります。

プラン 価格
レミュー 763,000円(税抜)~
トレーシア 550,500円(税抜)~
エーデル 376,000円(税抜)~
リフィット 289,000円(税抜)~
カンタン取替ホーロー製システムキッチン 264,200円(税抜)~
カンタン取替システムキッチン 203,200円(税抜)~

一番高級なクラスのレミューは約76万円~ですが、一番安いカンタン取替システムキッチンはなんと約20万円で買えるのです。人気のタカラスタンダードのシステムキッチンが、安いシステムキッチンメーカーと同じくらいの値段で買えるというのはとても魅力的ですよね。

今回は一番値段の安い「カンタン取替システムキッチン」について紹介していきます。

1-2-1.タカラスタンダード カンタン取替 P型フラットの基本情報

タカラスタンダードのカンタン取替P型フラットは、これまでのキッチンと同じ間取りのものを取り付けることで、工事費を節約し工期も最短1日でできるという、ムダを省いたシステムキッチンです。

タカラスタンダード カンタン取替 P型フラットの基本情報出典:タカラスタンダード

まずは基本情報について以下の3つを元に説明します。

  • 標準装備
  • 選べるサイズ
  • 対応レイアウト

それぞれ、見ていきましょう。

①標準装備

標準装備は以下の5つで構成されています。

  • シンク
  • ワークトップ
  • フロアキャビネット
  • ガスコンロ
  • グリル

P型フラットはこれまで使っていたキッチンとすっぽり入れ替えることができるというのが売りなので、もともとのセットには水栓やレンジフードなどはついていません。

もちろん、水栓やレンジフード、ウォールキャビネットなどは追加料金を払うことで追加できます。

キッチンリフォームをする際に、「ここは新しくしたい」「ここは今までのものを使う」などと自由に選択できるのは嬉しいですね。

②選べるサイズ

サイズ展開は9種類あります。

選べるサイズ 価格
1600mm 141,100円(税抜)~
1700mm 145,000円(税抜)~
1800mm 145,600円(税抜)~
1900mm 149,500円(税抜)~
2100mm 155,800円(税抜)~
2200mm 159,700円(税抜)~
2400mm 164,000円(税抜)~
2500mm 167,900円(税抜)~
2700mm 182,000円(税抜)~

上記の9つのサイズ展開と豊富で、このサイズに合わない場合は特注サイズにも対応してくれるので、どんなキッチンにも合わせられます。こんなに安い価格でサイズ展開が豊富にあるのは嬉しいですね。

③対応レイアウト

タカラスタンダード カンタン取替 P型フラットの対応レイアウトは、以下の型に対応しています。

  • I型
  • 対面型

上記の型で問題なければ、タカラスタンダード カンタン取替P型フラットを検討してみても良いでしょう。

1-2-2.タカラスタンダード カンタン取替 P型フラットの特徴

タカラスタンダードのカンタン取替 P型フラットには3つの特徴があります。

リフォームも簡単
・最短1日で交換完了
マグネットで便利な収納 ・マグネットで自由自在な収納
お手入れカンタン ・ホーローでお手入れカンタン

この3つの特徴について1つずつ解説していきますね。

①リフォームも簡単

カンタン取替P型フラットは、今まで使っていたキッチンと同じ間口サイズのキッチンを選ぶとたった1日の早いリフォームにも対応ができます。設置が簡単なので取り付けコストを大幅に抑えられます。

②マグネットで便利な収納

マグネットで便利な収納出典:タカラスタンダード

タカラスタンダードのキッチンの特徴であるホーローにはマグネットがつきます。ですので、壁一面にマグネット収納ができるのです。

マグネット出典:タカラスタンダード

マグネットだと取り付けや取り外しが簡単で、浮かす収納だとワークトップの掃除もスムーズにできるのも嬉しいポイント。また、子どもの遊び場として使えますよ。

③お手入れカンタン

ホーローはしつこい油汚れが水拭き・水洗いできれいになります。

お手入れカンタン出典:タカラスタンダード

洗うのが面倒くさいレンジフードも、ホーロー製にするとサッとひと拭きでキレイになるのは嬉しいですね。

換気扇出典:タカラスタンダード

中のパーツも水洗いできれいになります。

落書き出典:タカラスタンダード

また油性ペンも水拭きできれいになるので、家族にメモを残したりもできますし、マグネットでメモを張ることもできます。

1-2-3.タカラスタンダード カンタン取替 P型フラットのカラーバリエーション

タカラスタンダード カンタン取替 P型フラットのカラーバリエーションは以下の2種類があります。

アイボリー

アイボリーライト

ライト
出典:タカラスタンダード

タカラスタンダードのシステムキッチンのことをもっと知りたい方や、他のプラン「レミュー・トレーシア・エーデル・リフィット」について知りたい方はタカラスタンダードの公式ホームページをご覧ください。

1-3.パナソニックの最安値モデル「リビングステーションV‐style」

パナソニックの最安値モデル「リビングステーションV‐style」出典:パナソニック

パナソニック リビングステーションV-styleは、調理に必要なシンプルな設計で価格を抑えつつ、料理やお掃除がはかどる設計になっています。

電機メーカーのパナソニックならではの便利機能が詰まっており、オプションをつけることでさらに使いやすい機能をつけることもできます。忙しいお母さんの味方になるキッチンです。

パナソニックのシステムキッチンのラインナップは3種類あります。

プラン 価格
エルクラス 約124万円(税抜)~
ラクシーナ 約105万円(税抜)~
リビングステーションV‐style 約86万円(税抜)~

今回はその中でも一番価格の安い「リビングステーションV‐style」について紹介していきますね。

1-3-1.パナソニック リビングステーション V-styleの基本情報

パナソニック リビングステーション V-styleの基本情報出典:パナソニック

まずは基本情報について以下の3つを元に説明します。

  1. 標準装備
  2. 選べるサイズ
  3. 対応レイアウト

それぞれ見ていきましょう。

①標準装備

標準装備は以下の8つで構成されています。

  • シンク
  • ワークトップ
  • フロアユニット
  • ウォールキャビネット
  • レンジフード
  • 3口ガスコンロ
  • 水栓
  • グリル

パナソニック リビングステーション V-style 標準装備出典:パナソニック

食器洗い乾燥機をつけたい場合や、ワークトップやシンク、水栓金具などをランクアップしたい場合は、追加料金を支払うことで変更できます。

②選べるサイズ

パナソニック リビングステーションV-styleのサイズ展開は4パターンあります。

選べるサイズ 価格
2400mm 919,710円(税込)~
2550mm 942,590円(税込)~
2600mm 965,470円(税込)~
2700mm 981,090円(税込)~

ただし、プランやレイアウトによってサイズ展開が変わるため、購入を検討する際には、事前に確認しておくとよいです。

③対応レイアウト

パナソニック リビングステーションV-styleの対応レイアウトは以下のようになっています。

  • I型
  • L型
  • 対面型

上記によって、お好みのキッチンをデザインすることができます。

1-3-2.パナソニック リビングステーションV-styleの特徴

パナソニックのリビングステーションV-styleには、以下の4つの特徴があります。

テキパキ料理 3列コンロが横に並び調理しやすい
おそうじラクラク シンクやファンも掃除しやすい
しっかりエコ 先進技術を取り入れて無駄を省くキッチン
かしこい収納 たっぷり入って出し入れスマート

この4つの特徴について解説していきますね。

①テキパキ料理

テキパキ料理出典:パナソニック

パナソニック独自の電気設備として有名なのが3列横並びのワイドコンロです。通常のコンロは手前に2つ、奥に1つの形が一般的ですが、パナソニックのコンロは3つのコンロが横並びになっています。

通常の形のコンロだと2人で調理しようとすると狭いですが、3列横並びのワイドコンロだとひろびろとしていて2人で並んでもゆったり。親子や夫婦で楽しいクッキングの時間が過ごせます。

また、コンロの手前スペースがひろびろとしているので、お皿を置いて盛り付けしたり、作業スペースとして使ったりすることもできて便利です。

②おそうじラクラク

お掃除が面倒なレンジフードのお手入れをラクにしてくれるのが、パナソニック独自のレンジフード「ほっとクリーンフード」です。

ほっとクリーンフード出典:パナソニック

ファンの油汚れを全自動で吹き飛ばす「油トルネード機能」で油汚れを毎回自動でおそうじしてくれるので、レンジフードのおそうじ回数が大幅に減ります。

また、汚れがたまりにくく掃除もしやすい構造になっている「スキマレスシンク」は、さっとひとふきでお掃除できるのが嬉しいポイントです。

③しっかりエコ

先進技術を採り入れて、ムダを見つけて自動で節水・省エネするエコナビ搭載機器が勢ぞろい。

しっかりエコ出典:パナソニック

レンジフードは「調理センサー」で調理物の温度を検知し、最適運転します。IHクッキングヒーターは、作る量や使う鍋の大きさが変わってもエコナビが設定温度をキープしおいしく調理してくれます。

スリムセンサー水栓はお皿や手が近づいたら水が出る仕組みになっており、出しっぱなしのムダを抑えられます。照明も光源寿命の長いLEDライン照明でエコな照明です。

④かしこい収納

かしこい収納出典:パナソニック

たくさん入るのはもちろん、使いやすさにこだわった収納。大割りのスライド収納で深型のフロアストッカーには調味料やパックなどを収納できます。たっぷり入って、出し入れがスマート、使う人に合わせた設計です。

1-3-3.パナソニック リビングステーションV‐styleのカラーバリエーション

パナソニック リビングステーションV-styleのカラーバリエーションは37色と豊富です。同じ木目調少し色味の違うパターンがたくさんあり、ビビットな色合いのものも用意されているので、自分の理想に合ったキッチンを選べます。

パナソニック リビングステーション V-style カラー1

パナソニック リビングステーション V-style カラー2

パナソニック リビングステーション V-style カラー3

パナソニック リビングステーション V-style カラー4出典:パナソニック

また、キッチンのイメージがしやすいよう、カラーやレイアウトなどを選んでシュミレーションして見てみることができるので、ぜひやってみてくださいね。

パナソニックのシステムキッチンのことをもっと知りたいという方や、Lクラスやリフォムス、ラクシーナといったパナソニックの他のシステムキッチンについても知りたいという方はパナソニックの公式ホームページをご覧ください。

1-4.クリナップの最安値モデル「コルティ」

クリナップの最安値モデル「コルティ」出典:クリナップ

クリナップは70年以上キッチンを作り続けている歴史あるキッチン専業メーカーです。今では聞きなじみのある「システムキッチン」を日本で初めて販売したのはクリナップなのです。

クリナップのシステムキッチンのラインナップは4種類あります。

プラン 価格
セントロ 約127万円(税抜)~
ステディア 約76万円(税抜)~
ラクエラ 約59万円(税抜)~
コルティ 約20万円(税抜)~

一番高いモデルは約127万円~とかなり高級ですが、一番安いシリーズは約20万円~と、とてもリーズナブルなモデルも用意されています。

「キッチン専業メーカーのクリナップのシステムキッチンが良い!」という方が選びやすい価格帯のラインナップが揃っています。

今回はその中でも一番値段の安い「コルティ」について紹介していきますね。

1-4-1.クリナップ コルティの基本情報

コルティ 基本情報出典:クリナップ

まずはコルティの基本情報について以下の3つを元に説明します。

  1. 標準装備
  2. 選べるサイズ
  3. 対応レイアウト

それぞれ見ていきましょう。

①標準装備

標準装備は以下の7つで構成されています。

  • シンク
  • ワークトップ
  • フロアキャビネット
  • レンジフード
  • ガスコンロ
  • 水栓
  • グリル

コルティ 標準装備出典:クリナップ

IHヒーターや食器洗い乾燥機などは基本の装備に含まれていないので、欲しい場合はオプションで取り付けられます。

②選べるサイズ

クリナップ コルティは、サイズ展開が9パターンあります。

選べるサイズ 価格
900mm 204,600円(税抜)~
1050mm 210,300円(税抜)~
1200mm 216,000円(税抜)~
1350mm 229,000円(税抜)~
1500mm 319,000円(税抜)~
1650mm 327,800円(税抜)~
1800mm 334,700円(税抜)~
1950mm 345,600円(税抜)~
2100mm 372,100円(税抜)~

コルティはマンションやアパートなどの賃貸向けということもあり、サイズが小さいです。最長でも横幅2100㎜のものとなり、作業スペースはほとんどないので、お子さんのいるファミリー層のご家庭では使い勝手が悪く感じるかもしれません。

料理をよくされる方は、別で作業スペースを用意されるか、価格は上がりますが別プランの「ラクエラ」「ステディア」「セントロ」のキッチンにされた方が良いでしょう。

その一方で、あまり凝った料理は作らないのでキッチンの幅にこだわりがなく、丈夫でオシャレなキッチンが欲しいという方にはコルティはおすすめです。

③対応レイアウト

キッチンの対応レイアウトは以下のようになっています。

  • I型
  • 対面型

また、人気のぺ二シュランキッチンにすることもできます。

1-4-2.クリナップ コルティの特徴

クリナップ コルティには3つの特徴があります。

多彩なデザインバリエーション 扉と取手を組み合わせてコーディネート
レイアウト対応力アップ 聖付けから対面キッチンにも◎
選べるワークトップ・シンク ステンレスと人工大理石が選べる

この3つについて1つずつ解説していきますね。

①多彩なデザインバリエーション

コルティは扉カラーを19種類から選べ、多彩なデザインバリエーションによってお部屋の雰囲気をがらっと変えられます。

コルティ デザインバリエーション出典:クリナップ

取手やCAボードとの組み合わせで、さまざまなお部屋のコーディネートに合わせて幅広く選べます。取手は標準仕様が2種類とオプションの4種類から選ぶことができ、CAボードは5種類から選べます。

②レイアウト対応力アップ

コルティは壁付けキッチンから対面キッチンへの取替えもスムーズにできます。

レイアウト ビフォーアフター出典:クリナップ

シンク下 解説出典:クリナップ

シンク下の配管スペースを拡張することで配管の移動が必要なレイアウト変更もしやすくなっているのです。

③選べるワークトップ・シンク

コルティのワークトップはステンレスと人工大理石から選ぶことができるようになっています。

ステンレスは水や熱に強く耐久性に優れています。コイニング加工されておりキズが目立ちにくく長くきれいに使えます。

コイニング出典:クリナップ

人口大理石は高級感のある質感が魅力的。清潔感のある砂目柄がキッチンのインテリアを高めてくれます。

サンドホワイト出典:クリナップ

1-4-3.クリナップ コルティのカラーバリエーション

クリナップ コルティのカラーバリエーションは19種類から選択できます。シンプルな色から鮮やかな色まで多彩にあるのでお好みの色を見つけられそうですね。

クリナップ コルティのカラーバリエーション1クリナップ コルティのカラーバリエーション2クリナップ コルティのカラーバリエーション4出典:クリナップ

クリナップの他のモデルや、クリナップのシステムキッチンについてもっと知りたいという方はクリナップの公式ホームページをご覧ください。

1-5.TOTOの最安値モデル「ミッテ」

TOTOの最安値モデル「ミッテ」出典:TOTO

TOTOはお風呂やトイレといったイメージの強いメーカーですが、システムキッチンにもそのノウハウを活かし、水回りに強く独自の機能がある使い勝手の良いキッチンを作っています。

TOTOのシステムキッチンのラインナップは2種類あります。

プラン 価格
ザ・クラッソ 約127万円(税抜)~
ミッテ 約76万円(税抜)~

一番安いプランのミッテでも約83万円~と、価格だけ見ると他メーカーに比べて高い印象です。

今回は一番値段の安い「ミッテ」について紹介していきますね。

1-5-1.TOTO ミッテの基本情報

ミッテは価格を抑えつつTOTO独自の機能が付いたお買い得なシステムキッチンです。水回りに強いTOTOだからこそ、システムキッチンも水回りが使いやすいと評判です。

ミッテ 基本情報出典:TOTO

まずは基本情報について以下の3つを元に説明します。

  1. 標準装備
  2. 選べるサイズ
  3. 対応レイアウト

それぞれ見ていきましょう。

①標準装備

標準装備は以下の8つで構成されています。

  • シンク
  • ワークトップ
  • フロアキャビネット
  • ウォールキャビネット
  • レンジフード
  • ガスコンロ
  • 水栓
  • グリル

ミッテ 標準装備IHヒーターや食器洗い乾燥機などは基本の装備に含まれていないので、欲しい場合はオプションで取り付けられます。

出典:TOTO

また、その他の機器も必要に応じてオプションでアップグレードできます。

②選べるサイズ

TOTO ミッテはサイズ展開が3パターンと少なめです。

選べるサイズ 価格
2400mm 740,000円(税抜)~
2550mm 753,900円(税抜)~
2700mm 806,000円(税抜)~

日本で一般的に多い2550㎜とその次に多いサイズの3種類となっております。

この3サイズに合わない場合は、価格は上がりますが、別タイプのザ・クラッソでは7種類のサイズ展開から選べるのでそちらも見てみてください。

③対応レイアウト

キッチンの対応レイアウトは、以下のようになっています。

  • I型
  • L型
  • 対面型

上記によって、お好みのキッチンをデザインできます。

1-5-2.TOTO ミッテの特徴

TOTOのミッテには、以下の4つの特徴があります。

水ほうき水栓 幅広のシャワーで手早く洗えて節水効果も抜群
すべり台シンク シンク・網かご・排水口の3つのすべり台ですいすい流れる
センターラインキャビネット センターラインで分割して取り出しやすくしまいやすい
スーパークリーンフード
面倒なファンのお手入れをラクラクに

この4つの特徴について解説していきますね。

①水ほうき水栓

幅広のシャワーと斜め形状で洗いやすく作業効率がグンとアップ。エアインシャワーで節水効果も高いエコ使用水栓となっています。

水ほうき水栓出典:TOTO

洗い物をする空間が広いので大きい鍋を洗う時もカンタンです。シャワーヘッドを伸ばせばシンクの内側もラクに洗えます。

②すべり台シンク

シンクの底が3℃の傾斜になっており、水やゴミがすべり台を滑るように排水口へ流れていきます。さらに、排水口や網かごも傾斜になっており3つのすべり台の合わせ技でシンク内のキレイを保ちます。

すべり台シンク出典:TOTO

また、排水口とシンクは一体型で継ぎ目がないので掃除がしやすくなめらかな形状です。

③センターラインキャビネット

よく使うものは取り出しやすく、しまいやすい場所へと考えられた収納。収納に困る調味料ボトルにも配慮し、お徳用の大ボトルは手前へ、中ボトルはその奥に、小ボトルは上の段に、ムダなスペースなく収納できます。

センターラインキャビネット出典:TOTO

また使用頻度の高いものを上段に集めることで、作業中にかがむ動作がすくなくなり足腰への負担を軽減します。

④スーパークリーンフード

撥油コートが施されたファンが回転することでファンに油が付くことを軽減します。

スーパークリーンフード出典:TOTO

フードは凸凹が少ないのでさっとひと拭きするだけで簡単にお手入れできます。

1-5-3.TOTO ミッテのカラーバリエーション

TOTO ミッテのカラーバリエーションは36種類あり、取手も4パターンから選べます。さまざまな色合いから選べるので、イメージ通りのキッチンを作れます。

ミッテ カラー1ミッテ カラー2ミッテ カラー3ミッテ カラー4ミッテ カラー5

出典:TOTO

TOTOの他のモデルや、TOTOのシステムキッチンについてもっと知りたいという方はTOTOの公式ホームページをご覧ください。

おすすめの安いシステムキッチンメーカー2選

おすすめの安いシステムキッチンメーカー2選

 

冒頭でも述べましたが、おすすめの安いシステムキッチンメーカーは2つあります。

  • ニトリのBSライトプラン
  • トレスのDIYキッチン

こちらの2つのメーカーは、安くても相場が50万円以上するシステムキッチン業界の中で、それを大幅に下回る20万円という安さのシステムキッチンを販売しています。

「安いのは嬉しいけれど、そんなに安くて大丈夫?」「使いやすい?」「すぐに故障したりしないかな?」など、安すぎるがゆえに心配になる方もいらっしゃると思います。

安いメーカーのシステムキッチンはどんなラインナップや機能があり、耐久性はどうなのかなど、それぞれ詳しく紹介していきますね。

2-1.ニトリ BSライトプラン

ニトリ BSライトプラン出典:ニトリ

ニトリのシステムキッチンは「おねだん以上」のキャッチコピーがあるように、コスパが高いことで知られています。他のシステムキッチンメーカーに比べて値段が圧倒的に安く、なおかつ使いやすいと評判です。

ニトリのシステムキッチンの商品のラインナップは3種類あります。

プラン 価格
BSライトプラン 229,000円(税込)~
BS2プラン 279,000円(税込)~
セレクトプラン 349,000円(税込)~

一番安いBSライトプランは、なんと約23万円と比較的安いです。

一番高いセレクトプランでも40万円内で買うことができ、他メーカーのリクシルのリシェルは約101万円~、タカラスタンダードのレミューは約76万円~というのに比べても、ニトリのシステムキッチンはリーズナブルなのが分かりますよね。

もっと機能性が欲しいという場合はオプションをつけることもできるので、シンプルな標準装備の値段が安いのは魅力的です。さまざまなオプションを追加したとしても、もともとの値段が安いので安く抑えることができますよ。

また、「こんなに安くて耐久性はどうなの?」と心配になるかもしれませんが、家具メーカーとしてのノウハウを活かした丈夫さは評価されています。

今回は、ニトリのシステムキッチンのラインナップの中でも一番値段の安い「BSライトプラン」について紹介していきますね。

2-1-1.BSライトプランの基本情報

BSライトプランは必要な機能だけをシンプルに追求しているプランです。必要な機能だけに絞ることで価格を抑えられているのです。

ニトリ BSライトプランの基本情報出典:ニトリ

まずはBSライトプランの基本情報について以下の3つを元に説明します。

  1. 標準装備
  2. 選べるサイズ
  3. 対応レイアウト

それぞれ見ていきましょう。

①標準装備

標準装備は以下の8つで構成されています。

  • シンク
  • ワークトップ
  • フロアキャビネット
  • ウォールキャビネット
  • レンジフード
  • ガスコンロ
  • 水栓
  • グリル

IHヒーターや食器洗い乾燥機などは基本の装備に含まれていないので、欲しい場合はオプションで取り付けられます。

たくさん機能がついていても使いきれるか心配という方や、キッチンはあまり使わないからシンプルな装備で十分という方は元のシンプル設計のままで使えます。

また、機能をもっと追加したいという方は必要な機能だけを選んで追加できるので、あなたのニーズに合わせてキッチンを作れますよ。

②選べるサイズ

ニトリのBSライトプランは、サイズ展開が2パターンのみとなります。

選べるサイズ 価格
2110mm I型 229,000円(税込)~
2560mm 249,000円(税込)~

日本では2560㎜幅の物が一般的に多く、2つのサイズに絞ることで低価格を実現させています。

ご自宅のキッチンの幅が2110㎜と2560㎜だと合わないという方は、サイズ展開の多いBS2プランとセレクトプランも見てみてください。BS2プランは4種類、セレクトプランは7種類のサイズから選べますよ。

③対応レイアウト

キッチンのレイアウトはI型のみとなり、人気なアイランドタイプやペニンシュラタイプなどI型以外の型はありません。対面キッチンなどに憧れを抱いていた方は物足りなさを感じてしまうでしょう。

もし、ペニンシュラタイプなど対面型のキッチンが欲しいという方は、価格は上がりますがセレクトプランですと対面型のキッチンタイプもありますのでチェックしてみてくださいね。

I型でサイズが2110㎜か2560㎜で良いという方には、ニトリのBSライトプランはかなりコスパが高くおすすめです。

2-1-2.BSライトプランの特徴

リーズナブルさが魅力のBSライトプランには主に5つの特徴があります。

広々シンク ・大きい鍋も洗いやすい
・エンボス加工でキズが目立ちにくい
高さが選べるワークトップ ・標準仕様は85cm
有料で80cmと90cmを選択可能
・水垂れ防止の深さ2,5mmの溝
大容量の引き出し ・深型引き出しで大きな器具も収納可能
・可動棚付きのウォールキャビネット
ノンフィルターのレンジフード ・お手入れが楽なノンフィルタータイプ
ホーロートップガスコンロ
・拭き掃除のしやすいホーロートップのガスコンロ

この5つの特徴について1つずつ解説していきますね。

①広々シンク

広々シンク出典:ニトリ

BSライトプランのシンクはエンボス加工が施されており、キズが目立ちにくくなっています。

広々サイズなので大きな鍋なども洗いやすく使いやすいシンクです。排水口には生ごみの処理がしやすいアミカゴ付きで、洗剤やスポンジを置けるバスケットもついています。

②高さが選べるワークトップ

ワークトップ出典:ニトリ

BSライトプランのワークトップは、ニトリのシステムキッチンの中で唯一高さを選べます。

標準使用は85㎝ですが、オプションで80㎝と90㎝を選ぶこともできます。オプション料金は幅2560㎜の食洗器なしの場合で、80㎝が+7000円、90㎝が+14,000円です。幅が違ったり、食洗器付きだとまた値段が少し違ったりします。

自分の背丈に合っていないシステムキッチンを使うと、腰痛になったり身体に負担をかけたりしてしまうので、使いやすい高さのシステムキッチンを選んだ方が良いです。

BSライトプランは高さ調節ができるというのは魅力的ですね。

人工大理石出典:ニトリ

ワークトップは厚さ9㎜の人工大理石でできており紫外線に強くお手入れがしやすいのもポイントです。また、ホワイトなので清潔感もありインテリアに合わせやすくなっています。

水垂れ防止のため深さ2.5㎜の溝があるのも嬉しいですね。

③大容量の引き出し

大容量の引き出し出典:ニトリ

BSライトプランのキャビネットは、2段4杯構造のシンプルな引き出しになっています。

大容量の深型引き出しなので大きな器具も収納できるところが魅力的ですが、標準装備では包丁入れや仕切りなどは一切ついていないので収納力に物足りなさを感じる方もいらっしゃると思います。

引き出しが少ないと感じる方は、オプションで大型引き出しの中にもう一段引き出しを追加することもでき、細かいものを収納しやすくなります。

また、ニトリは収納用品が使いやすいと評判が高く、収納トレーやフライパンスタンドなど収納用品が充実しています。ニトリのシステムキッチンは、もともとニトリの収納用品がぴったり収まるように計算して引き出しが作られているので、収納用品をうまく組み合わせることで収納力はぐんとアップしますよ。

自分でカスタマイズして収納を作るという楽しみもあります。

④ノンフィルターのレンジフード

ノンフィルターのレンジフード出典:ニトリ

BSライトプランのレンジフードはノンフィルタータイプなので、フィルター掃除の手間がありません。ファンが回転する遠心力で排気中の油分を分離し、専用容器に回収される仕組みになっています。

シンプルな構造でお手入れが簡単で、普段のお手入れはオイルキャッチャーに集まった汚れを洗うだけです。また整流板は外してシンクで洗えます。

お掃除が大変な場所なので、お手入れが楽なシンプル構造は嬉しいポイントですね。

⑤ホーロートップガスコンロ

バーナーリング出典:ニトリ

ホーロートップのガスコンロは、汁受け皿がなくバーナーリングと天板が一体型なので凸凹が少なく拭き掃除も簡単にできます。

ホーロートップガスコンロ出典:ニトリ

また、片面焼きの無水グリルが標準装備で付いているのも嬉しいですね。

2-1-3.BSライトプランのカラーバリエーション

BSライトプランのカラーバリエーションは以下の3色です。

  • ホワイト
  • ナチュラル
  • ダークブラウン

どれも人気な3色でインテリアにも合わせやすいですが、他のシステムキッチンメーカーと比べてバリエーションは少ないです。

ニトリ カラーバリエーション出典:ニトリ

他のプランのカラーバリエーションは、BS2プランはBSライトプランと同じ3色、セレクトプランは21色となっています。こちらの3色以外のカラーが良いという方はセレクトプランもチェックしてみてくださいね。

今、BSライトプランについては説明しましたが、もっと詳しくニトリのシステムキッチンについて知りたいという方や、他のセレクトプラン、BS2プランについて詳しく知りたいという方はニトリの公式ホームページをご覧ください。

2-2.トレス DIYキッチン

トレス DIYキッチン出典:トレス

トレスのDIYキッチンは、シンプルな機能で低価格なシステムキッチンです。

近年、メーカーのシステムキッチンは高機能・複雑・高価格になっており、下記のようなユーザーのニーズに応えきれなくなってきました。

「シンプルな機能で低価格なものが欲しい」
「自分流に自由にアレンジしたい」

そんなニーズに応えられるよう作られたのが、このトレスのDIYキッチンです。

トレスのDIYキッチンは商品のラインナップは基本的に1つで、サイズ展開が豊富です。

プラン 価格
I型180cmプランキット 180,000円(税抜)~
I型195cmプランキット 195,000円(税抜)~
I型210cmプランキット 215,000円(税抜)~
I型225cmプランキット 250,000円(税抜)~
I型240cmプランキット 265,000円(税抜)~
I型255cmプランキット 275,000円(税抜)~
I型170cmプランキット 290,000円(税抜)~

次に、トレスのDIYキッチンについて詳しく見ていきましょう。

2-2-1. トレス DIYキッチンの基本情報

トレスのDIYキッチンはその名前の通り、自分でDIYするキッチンです。購入者が自分でキッチンを組み立てるのはシステムキッチン業界初なのです。

システムキッチンの組立費用はなんとキッチン本体の約15%にもなるので、自分で組み立てることで組立費用を省き、キッチン本体の費用を安く抑えようと作られています。組み立て代が15%もすると聞くと何だかもったいない気がしますよね。

トレス DIYキッチンの基本情報出典:トレス

まずはDIYキッチンの基本情報について以下の3つを元に説明します。

  1. 標準装備
  2. 選べるサイズ
  3. 対応レイアウト

それぞれ見ていきましょう。

①標準装備

標準装備は以下の3つのみです。

  • シンク
  • ワークトップ
  • 引き出し小1つ、ユニット1つ(幅450㎜)

システムキッチン本体のみとなっており、以下の装備は含まれていないので別途購入する必要があります。

  • 引き出し:4,500円(税別)~
  • キッチン水栓:7,500円(税別)~
  • ガスコンロ:29,700円(税別)~
  • IHクッキングヒーター:35,240円(税別)~
  • レンジフード:22,820円(税別)~
  • 食器洗い乾燥機:42,000円(税別)~

各機器の種類は豊富に揃えてあるので「できるだけ安く抑えたい!」「ここは高機能商品にしたい!」などお好みでチョイスできますよ。

②選べるサイズ

トレスのDIYキッチンのサイズ展開は、基本はこちらの7プランです。

  • 1800mm
  • 1950mm
  • 2100mm
  • 2250mm
  • 2400mm
  • 2550mm
  • 2700mm

基本はこの7サイズですが、他のサイズも対応してくれるというので驚きです。

③対応レイアウト

対応レイアウトは基本はI型のみですが、L型・対面型・アイランド型・セパレート型も要相談で柔軟に対応してくれるということです。

この価格の安さでサイズやレイアウトに柔軟に対応してくれるのは、とても魅力的ですよね。このあたりの柔軟さは、「つくる楽しみあるオリジナルのキッチンを」というDIYキッチンのコンセプトから来ているのかもしれませんね。

2-2-2.トレス DIYキッチンの特徴

DIYキッチンには主に6つの特徴があります。

ドライバー1本でカンタン組立 ・使う工具はブラスドライバーと付属の六角レンチのみでカンタン
ワークトップは最高級ステンレス ・水、汚れ、サビ、熱に強く耐久性とお手入れ◎
使いやすいシンク ・広々シンクで使いやすい
・静かなシンク
・エンボス加工でキズがつきにくい
ホームシック対策万全で安心 ・バネルの材質はF★★★★適合
リフォームの対応力抜群 ・高さ調整アジャスター内蔵
・壁排水調整バックパネル
ビルトイン機器は自由にチョイス
・約2000点のビルトイン機器から自由に選べる

この6つの特徴について1つずつ解説していきますね。

①ドライバー1本でカンタン組立

トレスのDIYキッチンは誰でも組立ができるようになっています。基本的に使う工具はプラスドライバーと六角レンチのみです。組立目安時間は240㎝タイプを2人で組み立てた場合で約2時間となっています。組立のイメージとしてはこのようになっています。
組立イメージの動画はこちらです

②ワークトップは最高級ステンレス

最高級ステンレスのワークトップ出典:DIYキッチン

DIYキッチンのワークトップは最高級ステンレスである18-8のステンレスを使用しています。ステンレスは水・汚れ・サビ・熱に強くお手入れが楽にでき、キッチンに適した素材なのです。

ステンレスの中でも18-8のステンレスはサビに強く丈夫なので耐久性は心配いりません。そしてほとんどの汚れは水拭きや中性洗剤で拭くだけで汚れを落とせます。

③使いやすいシンク

DIYキッチンのシンクは、広く・静かに・美しく使えるようさまざまな工夫がされています。

使いやすいシンク出典:DIYキッチン

210㎝以上のキッチンに採用されている広々シンクは洗い物をする時に便利です。また付属のまな板立て+洗剤ポケットが付いているのも嬉しいですね。

シンク 静音装置出典:DIYキッチン

シンクの裏には静音処理が施されており、水が流れる音も静かです。キッチン作業しながら家族とコミュニケーションが取れるようにという心遣いが嬉しいですね。底面はエンボス加工されキズが付きにくくなっています。

④ホームシック対策万全で安心

ベースキットに使用するパネルやユニットは、F☆☆☆☆認定されホームシック対策万全でとても安心です。小さいお子さんがいるお家でも安心して使えますね。

そして現在、地域生産の材木を使用したパネル材でDIYキッチンを生産しようと企んでいるところなのです。

⑤リフォームの対応力抜群

アジャスター

アジャスター イメージ図出典:DIYキッチン

トレスのDIYキッチンはリフォームにも向いています。

実は築年数の長い住宅では床の傾きがありキッチンの水平レベルを調整するのも大変です。DIYキッチンのサイドパネルには特殊なアジャスターが埋め込まれており、六角レンチを回すだけで簡単に水平が調整できるようになっています。

六角レンチ出典:DIYキッチン

床固定金具で留めるとキッチンのグラつきもありません。

また壁排水調整バックパネルがついており、シンク背面パネルは高さを3段階に変えられます。
これにより、マンションでのキッチンリフォームでよくある「壁排水」の高さが違うということにも対応できるのです。

⑥ビルトイン機器は自由にチョイス

ビルトイン機器 イメージ図出典:DIYキッチン

トレスのDIYキッチンの魅力はビルトイン機器を約2000点の中から自由にチョイスできるというところにもあります。価格を抑えたものから、こだわりたい人まで、自分にあった機器をチョイスすることができ楽しく選べます。自分だけのキッチンをより使いやすく、よりおしゃれにカスタマイズできるのは嬉しいですね。

2-2-3.DIYキッチンのカラーバリエーション

DIYキッチンのカラーバリエーションは6種類あり、ホワイト・ホワイトウッド・ウォルナット・チェリーウッド・ブラウンウッド・ブラックから選べます。

ホワイトホワイトウッドウォルナットチェリーウッド

ブラウンウッドブラック出典:DIYキッチン

トレスの公式ホームページはこちらからご覧ください。

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システムキッチンを安く買う方法5選

システムキッチンを安く買う方法5選これまで安いシステムキッチンメーカーや人気のシステムキッチンメーカーの安いモデルを紹介してきました。

しかし、「安いシステムキッチンを選んでいるから大丈夫」と思っていると、いざ購入するときに高くなってしまうことがあります。

これからお話しするシステムキッチンを安く抑えるポイントを知ることで、しっかりと費用を抑えることができますよ。

  1. グレードを下げる・不要な機能はつけない
  2. アウトレット品を選ぶ
  3. キッチンの場所を変えない
  4. 施主支給をする
  5. 複数社見積もりをする

それぞれのポイントについて、1つずつ説明していきますね。

3-1.グレードを下げる・不要な機能はつけない

価格を抑えるためには、システムキッチン本体の価格を抑えることが必要不可欠です。そのためには、キッチンのグレードを下げ、不要な機能をつけないようにしましょう。

各システムキッチンメーカーから、デザインや調理のしやすさや、掃除のしやすさを追求したさまざまな機能がついたシステムキッチンが発売されています。便利さに惹かれてあれもこれもと機能を追加してしまうと、すぐに数十万円アップしてしまいます。

例えば、食器洗い乾燥機をつけると安くても約15万円はアップしてしまうのです。そういった便利機能が欲しい場合、別で購入したほうが安く抑えられます。食器洗い乾燥機は、別で据え置きのものを購入すると安いものは3万円くらいから購入できます。

ビルトインタイプだと価格が高くなることはもちろん、収納がその分少なくなってしまうということもあるので、別で据え置きタイプを買うということも考えてみましょう。

3-2.アウトレット品を選ぶ

ショールームや店頭の展示品を入れ替えたり、古いタイプのものだったり、少しキズが入ってしまった等の理由でアウトレット品になったものを販売しているショールームや店舗、専門業者があります。

中には正規品の半額ほどの値段で販売されているケースもあるのです。少しのキズや展示品だということを気にしなければ、良いシステムキッチンをお得に手に入れるチャンスです。

アウトレット品を選ぶ際に気を付ける点が2点あります。

  • 少しキズがついている場合もある
  • 通常品と比べて保証期間が短くなる場合もある

選ぶ際はこれらの点を気を付けて購入しましょう。

3-3.キッチンの場所を変えない

キッチンの場所を変えないようにシステムキッチンを選ぶことも、費用を抑えるポイントです。

キッチンを壁付けから対面型やアイランド型に変える等といったキッチンの形を変えると、キッチンの場所がかわることになります。キッチンの場所が変わると、床の補修や水道工事や電気工事といった工事代金が追加で必要になり費用がかさむことになるのです。

費用の目安としては、以下のようになります。

  • 排水管やガス・水道の工事:15万円~
  • 養生・廃材処分費:12万円~
  • 壁・床の補修:3万円~

安くても30万円ほどの工事費が追加されることになります。

キッチンフロアを移動するとなれば、さらに工事費がかかります。キッチンリフォームの費用を抑えたいのであれば、キッチンの場所を変えないのが良いでしょう。

3-4.施主支給をする

施主支給とは、自分で商品を購入して工事だけ業者に依頼することです。本体込みで業者に依頼するよりも安く商品を買うことができますし、選ぶ商品の幅も広がります。

新築はもちろんですが、キッチンリフォームの際もこの施主支給の方が安いです。

施主支給で気を付けるべき点は2点あります。

  • 施主支給を受けていない業者もあること
  • 製品に何か不具合があった場合に購入元とのやり取りをすべて自分でしなければならないこと

施主支給だと、もし何か不具合が生じたときに責任を負えないことなどが理由で、施主支給を受けていない業者もあります。ですので、もし施主支給をお考えの場合は、業者を決める前に施主支給が可能な業者かどうか確認をしましょう。

また、取り付けた後に何か不具合が生じた際、商品元に原因があるのか、取り付け工事に原因があるのかで責任の擦り付け合いが起こる可能性もあります。そういった事態が起こりうることを加味して、施主支給にするかどうか検討する必要があります。

3-5.複数見積もりをする

キッチンの取り付け工事費用は業者によってさまざまです。複数業者に見積もりをすることで、工事費用はどこが安いのかが分かり、費用を抑えることができますよ。

取り付け工事を請け負っている業者は以下のようなところがあります。

  • キッチンメーカー
  • リフォーム会社
  • ホームセンター
  • 工務店

複数社に見積もりをとり、金額と工事内容に納得のいく業者に依頼しましょう。

【安いだけじゃダメ!業者を選ぶときのポイント】
業者を選ぶときのポイントとして、価格だけを見るのではなく、信用できる業者かどうかを見るようにしましょう。単に安いだけで依頼をしてしまうと、工事がずさんで後でかえって修理費が必要になったということもあります。工事費用もそうですが、「ここの業者は信頼できるな」という業者に頼みましょう。

安いシステムキッチンを選ぶ時の注意点

安いシステムキッチンを選ぶ時の注意点安いシステムキッチンは、相場より価格を抑えてシステムキッチンを購入できるのでお得ですが、選ぶときは注意して選ばないと失敗してしまうケースもあります。

安いといっても数十万円する高価な買い物ですから、慎重に選びたいところですよね。

  1. 工事費用や配送料も含んだ合計金額で判断する
  2. サイズや高さが限られるために確認する

これから安いシステムキッチンを選ぶときの注意点を説明しますね。

4-1.工事費や配送料を含んだ合計金額で判断する

カタログやインターネット上で表示されているシステムキッチンの値段は、本体費用のみで配送料や工事費は含まれていません。

例えば、ニトリの配送料と工事費は以下のようにかかります。

基本工事費:249,000円(税込)~+配送料:27,500円(税込)~=合計:276,500円(税込)~

工事費と配送料だけで27万円以上になるので、システムキッチンの本体代と合わせたら50万円を超えてしまいます。システムキッチンの本体代だけを考えていると、予想外の出費になってしまうので、配送料や工事費を踏まえての料金がどうかを考えて購入しましょう。

4-2.サイズや高さが限られるため確認する

安いシステムキッチンは、横幅のサイズが限られているものや、高さが標準の85㎝しかないものもあります。

横幅サイズの選択肢が少ないとご自宅のキッチンのサイズに合わない可能性もありますし、高さの選択ができないと、背の高い人や低い人は合わない可能性もあります。

安いシステムキッチンといっても大きな買い物になるので、サイズや高さはしっかり確認をして購入をするようにしましょう。

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システムキッチンのリフォームを安く抑える方法

システムキッチンのリフォームを安く抑える方法システムキッチンを安く買う方法に加えて、システムキッチンをリフォームする際に使える、費用を安く抑える方法があります。

システムキッチンのリフォームを安く抑える方法は、以下の2つです。

  • リフォーム業者の閑散期に依頼する
  • 補助金制度を利用する

3.システムキッチンを安く買う方法5選」で紹介した方法と組み合わせてみてもいいでしょう。

それでは、それぞれの方法について詳しく解説します。

5-1.リフォーム業者の閑散期に依頼する

システムキッチンのリフォームを安く抑えたい場合には、リフォーム業者の閑散期である6〜8月くらいにリフォームを依頼することがおすすめです。

繁忙期に比べて閑散期の方が、費用が安くなるリフォーム業者は多いです。

さらに、閑散期には依頼数が減るため、打ち合わせや相談に時間をかけてもらいやすくなるメリットもあります。

5-2.補助金制度を利用する

システムキッチンのリフォームを安く抑えるために、補助金制度が利用できることも、覚えておきましょう。

キッチンのリフォームで利用できる補助金制度には、国や自治体が用意しているものがあり、利用できればリフォームの費用を安く抑えられます。

ただし、補助金の申請はリフォーム前に行う必要があるため、自分が利用できる補助金制度を前もって調べておくことが大切です。

まとめ

まとめいかがだったでしょうか?安いシステムキッチンのメーカーやモデル、選ぶ際の注意点が分かったと思います。

最後にこの記事をまとめますと、人気メーカーの安いシステムキッチンのモデルは以下の5つです。

  • リクシル:シエラS
  • タカラスタンダード:P型フラットカンタン取替
  • パナソニック:リビングステーションV-style
  • クリナップ コルティ
  • TOTO:ミッテ

また、おすすめの安いシステムキッチンメーカーと安いモデルは以下の2つです。

  • ニトリ:BSライトプラン
  • トレス:DIYキッチン

システムキッチンを安く買う方法5選として以下の方法が挙げられます。

  • グレードを下げる・不要な機能はつけない
  • アウトレット品を選ぶ
  • キッチンの場所を変えない
  • 施主支給をする
  • 複数見積もりをする

安いシステムキッチンを選ぶときの注意点は、以下の2つです。

  • 工事費や配送料も含んだ合計金額で判断する
  • サイズや高さが限られるため確認する

システムキッチンのリフォームを安く抑える方法は、以下の2つです。

  • リフォーム業者の閑散期に依頼する
  • 補助金制度を利用する

この記事をもとに、あなたにぴったりの素敵なシステムキッチンを選べることを願っています。

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