2021.11.04 更新 2021.10.28 公開

システムキッチンのリフォームを失敗しないための知識や流れを解説

「システムキッチンを新しくリフォームしたいけれど、どれくらい費用がかかるのだろう?」
「システムキッチンのリフォームはどこにお願いするのがいいの?」

システムキッチンのリフォームは費用もかかりますから、自分の思い描いていたものと実際にリフォームしたものが違うといった失敗は絶対にしたくありませんよね。

しかし、システムキッチンのリフォームは何度も行うものではないだけに、何をどうすればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

システムキッチンのリフォームを失敗せず、思い描いた理想のキッチンを手に入れるには、

・費用はどれくらい用意すればいいのか
・どんな流れで行えばいいのか
・失敗しないためにはどんな点に注意すればいいのか

など、リフォーム前に正しい知識を持っておくことが大切です。

そこでこの記事では

  • システムキッチンをリフォームするための基礎知識
  • システムキッチンのリフォームの流れ
  • システムキッチンのリフォームで失敗しないためのポイント
  • 自分に合ったシステムキッチンの選び方
  • リフォームにオススメのシステムキッチンメーカー
  • リフォーム会社の選び方

を紹介します。

これを読めば、システムキッチンのリフォームをするために知っておきたいことや失敗しないためのポイントを押さえて、自分に合ったシステムキッチンのリフォームを始めることができます。

自分の理想に合ったシステムキッチンで、料理をもっと楽しむことができるでしょう。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

Author

“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール


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システムキッチンのリフォームの基礎知識

システムキッチンのリフォームでは、そもそもどんなことができるのでしょうか?
また、費用や期間はどれくらいかかるものなのでしょうか?
システムキッチンのリフォームを始める前に、まずは知っておくべき基礎知識を紹介します。

1-1システムキッチンのリフォームでできること

システムキッチンのリフォームでできることは次の4つです。

それぞれ詳しくみていきましょう。

1-1-1.システムキッチンの設備を交換する

システムキッチンのレンジフード、コンロ、食洗器などの設備の一部を新しいものと交換するリフォームです。
一部の設備だけを交換するので費用が安く抑えられます。

キッチンの設備は数年で新しい機能が付き、節電能力などがアップしますから、設備の一部を新しくするだけでもキッチンの使い勝手はよくなります。

1-1-2.システムキッチンを交換する

古いシステムキッチンを新しいシステムキッチンに入れ替えるリフォームです。
設置のスペースに余裕があり、水道やガスの位置を変更させなければI型をL型にといったプラン変更も可能です。

キッチンの位置は変わらないため、排水工事やガス工事、電気工事などが必要なく、予算が一番かからないというメリットがあります。
また工事費用が抑えられる分、同じ予算ならシステムキッチン本体にお金をかけて良いものを選べるのもメリットです。

1-1-3.システムキッチンの向きや位置も変更する

壁付けだったシステムキッチンを対面型にする、アイランド型にするといったキッチンの向きや位置も変更するリフォームです。

家族の様子を見ながら料理がしたい、みんなで料理がしたいなど、暮らしのスタイルに合わせたキッチンを実現することができます。

排水管やガス管を移動する、電気工事を行う、壁の撤去や設置などシステムキッチン交換以外の工事が発生するため工事費用が高くなります。
また一部のマンションでは、排水管やガス管の床下工事ができず、対応できない場合もあります。

1-1-4.システムキッチンの周囲の内装まで変更する

システムキッチンだけでなく、キッチンの床や壁紙などの内装、壁の撤去や間取り変更などキッチン全体を含むリフォームです。

システムキッチンに合わせて床の色を変えたり、壁紙を新しくすることでキッチン全体を理想の形へ仕上げることができます。
また間取りを変更することで、キッチンの動線を良くすることも可能です。

ただし、内装工事まで行うことで費用はかさみます。
また工事期間が長くなり、キッチンだけでなく続きのダイニングも使いにくいなど工事期間に不便な思いをすることもあります。

1-2.システムキッチンのリフォームにかかる費用

システムキッチンのリフォームにかかる費用は、

・システムキッチンの本体価格
・既存のキッチンの解体工事費用・処分費用
・配管工事費用
・キッチンの内装工事費用

です。
キッチンの本体価格や解体工事費、配管工事費、内装工事費などを含めた費用別で行えるリフォーム内容は以下の通りです。

費用 リフォーム内容
50万円まで レンジフードの交換
食洗器の交換
ビルトインコンロの交換
50万円~100万円 システムキッチンの入れ替え
100万円~150万円 システムキッチンの向きの変更
150万円~200万円 キッチン全体の間取りの変更
キッチン全体のリフォーム
大規模な配管変更を含むリフォーム

システムキッチンの本体価格は、メーカーやシリーズによって変わります。
システムキッチンの価格は、安いもので20万円から、高いものは300万円以上です。
高額なシステムキッチンに入れ替える場合は、向きの変更などがなくてもその分予算はあがります。

逆にシステムキッチン本体の価格を抑えれば、その分壁紙や床などの内装工事に予算を使うことも可能です。

配管工事費用や内装工事費用は

・水道やガスの配管の変更
・壁の撤去や造作

などがあると高額になります。
特にキッチンを1階から2階へ変更するなど大規模な配管工事を含む場合は200万円以上かかる場合もあります。
配管工事を含むリフォームを希望する場合は予算を多めにみておきましょう。

キッチンのリフォーム・リノベーションの費用については「キッチンリノベーションの費用はいくら?メーカー6社の商品相場も公開!」の記事も参考にしてください。

1-3.システムキッチンのリフォームにかかる期間

システムキッチンのリフォームにかかる期間の目安は以下の通りです。

システムキッチンの設備や本体を入れ替えるだけであれば、リフォーム期間は短く済みます。
しかし、システムキッチンの向きを変更するなど配管変更が必要な場合は期間が長くなるので注意が必要です。

またシステムキッチンの入れ替えや配管設備の工事の際、一時的に水道を止める必要があります。
その時間はキッチンはもちろん、トイレや洗面所でも水が使えなくなりますので工事の時期を決める時に考慮しておくのがおすすめです。

システムキッチンのリフォームの流れ

システムキッチンのリフォームの流れは、以下のようになっています。

詳しくみていきましょう。

2-1.リフォーム箇所と範囲を決める

まずはリフォームの箇所と範囲を決めていきます。
システムキッチンを新しいものに入れ替えるだけにする、キッチンの向きを変える、内装も新しくするなど、自分がキッチンリフォームで叶えたい完成形をもとに範囲を決めます。

ある程度リフォームの範囲や予算を決めておくと、リフォーム業者との打ち合わせがスムーズに進みます。

2-2.情報収集

システムキッチンのリフォームに関する情報を集めていきましょう。
新しく入れたいシステムキッチンのメーカーを調べたり、自分に合いそうなリフォーム業者をピックアップしていきます。

その際、リフォーム事例やそれぞれの設備の特徴などをしっかり見ておくのが大切です。
自分に合うシステムキッチンやリフォーム業者を選びやすくなりますし、自分のキッチンリフォームの完成形がイメージしやすくなり、打ち合わせの際に要望を伝えやすくなります。

2-3.リフォーム業者を選ぶ

情報収集である程度依頼したいリフォーム業者が絞れたら、相見積もりをとって依頼する業者を選びましょう

現在のキッチンの不満点やリフォームしたい箇所、理想のキッチンなどを伝えて見積もりをお願いします。
その際、相見積もりをとっていることを伝えておくのがおすすめです。
選ばなかった場合に断りやすくなります。

相見積もりを取る際は、条件を同じにすると比較がしやすくなります。

・今回のリフォームで改善したい点
・現在のキッチンの大体のサイズがわかる図面
・ガスコンロかIHかの希望
・キッチンのサイズやレイアウト
・システムキッチンの希望機種

などをまとめて、紙に書き出して渡すようにすると抜けがありません。

見積もりが出たら、価格だけでなく提案力や担当者の対応などを考えて依頼する業者を選ぶと、リフォームがスムーズに進みます。

2-4.現地調査

依頼するリフォーム業者が決まったら、現在のキッチンを実際に見てもらい、現状や正確なサイズを確認してもらいましょう。

実際の状態を確認することで、より具体的なプランを提案してもらうことができます。

2-5.システムキッチンの設備やプランを決める

システムキッチンの入れ替えを行う場合は、ショールームで実際の商品をみながら設備やプランを決めていきます。

ショールームでは詳しい設備の説明なども受けられますから、より具体的にキッチンのイメージを固めることが可能です。

2-6.リフォームプラン決定・発注

現地調査をもとに、最初の見積もりよりもより具体的なプランや工事内容を決定していきます。

提案されたプランで不明な点があれば、遠慮なく質問してください
自分の要望が叶えられているか、予算内におさまっているか、必要のないリフォームが含まれていないかなどをしっかり確認し、プランをよりよいものにしていきましょう。

リフォームプランや新しく入れるシステムキッチンが決定したら契約して工事を発注し、リフォームがスタートします。

2-7.工事完了

システムキッチンの入れ替えや内装工事などを行い、システムキッチンのリフォームが完了です。
新しいシステムキッチンで、使いやすさや便利な機能を確認してみましょう。

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システムキッチンのリフォームで失敗しないための3つのポイント

システムキッチンのリフォームは費用も高く、何度もできるものではありません。
せっかくシステムキッチンをリフォームするなら、失敗は絶対にしたくないものです。
システムキッチンのリフォームで失敗しないためのポイントは次の3つです。

3-1.リフォームで改善したいキッチンの悩みをリストアップ

システムキッチンのリフォームで失敗しないためにまず行って欲しいのが、改善したいキッチンの悩みをリストアップするということです。
なぜなら自分の改善したい点を考えずに、ただシステムキッチンを新しいものに入れただけでは、本当に改善したかった点がそのままになってしまうことがあるからです。

例えばキッチンの作業スペースが狭くて使いにくい場合に、作業スペースがそのままのシステムキッチンを入れても悩みは変わりません。
収納スペースが少なく片付けしにくいと思っているのに、コンロや食洗器を入れ替えしただけでは、使いやすくはならないのです。

まずは今のキッチンのどこに不満や不便さを感じているのかを書き出して、改善したい点を見直すことで、どこをどのようにリフォームするかが決まっていきます。

例えば

キッチンの不満・悩み おすすめのリフォーム例
まな板を置いて作業するスペースが狭い 作業スペースが広いシステムキッチンに入れ替え
シンク上も作業スペースにできるキッチンを選ぶ
シンクが狭く洗い物がしにくい シンクが広いシステムキッチンに入れ替え
通路が狭くて夫婦二人でキッチンに立つのが大変 キッチン全体のリフォームで通路幅を広げる
収納が少なく食器や調理器具が収まらない 収納力の高いシステムキッチンに入れ替え
収納力の高いキャビネットを入れる

といったように、なるべく具体的な不満を書き出していくことで、どのようなリフォームをするのがよいのかが見えてきます
リフォーム後のキッチンの使い勝手や満足度も上がりますから、ぜひ最初にやってみましょう。

3-2.予算を明確にする

システムキッチンのリフォームを失敗しないためには、予算を最初の段階で明確に決めておくことも大切です。

どんなに素敵なリフォームプランでも、予算オーバーでは実現できません。
実現可能なプランにするためにも、見積もりやプランを作成する前に自分が今回のリフォームでいくらまで予算が出せるのかをはっきりさせておきましょう。

予算がはっきりすることで、ある程度今回のリフォームでできる内容がはっきりしてきます。
その上で改善したいポイントに優先順位を付け、取捨選択することで予算内で最大限自分の希望が叶ったリフォームが実現できるのです。

3-3.システムキッチンの実物を確認する

システムキッチンのリフォームをする際は、必ず実物をショールームで確認するようにしましょう。

カタログやネットの写真を見ているだけでは、実際のイメージとは異なることもあります。

例えば

・作業スペースの広さは十分か
・シンクの広さはどのくらいか
・引き出しの中はどうなっているのか
・食洗器の大きさは十分か
・ワークトップや扉の素材の質感

など色々な点を納得いくまでチェックしてみましょう。

実物をきちんと確認しておくことで、リフォーム後の具体的なイメージが想像しやすくなります。

システムキッチンの選び方

システムキッチンを新しいものに入れ替える場合、どのシステムキッチンにするかはとても大切です。
自分の生活スタイルやイメージに合うシステムキッチンは、どんな点に気を付けて選べばいいのでしょうか?

システムキッチンの選び方について紹介します。

4-1.キッチンのタイプは生活スタイルやキッチンの広さで選ぶ

システムキッチンには、様々なタイプがありますが、大きく分けると「壁付け型」と「対面型」の2つになります。

壁付け型は、キッチンの壁に向かってシステムキッチンを設置するタイプです。
壁に向かって料理をする形になり、背面はそのままダイニングやリビングにつながります。

対面型はシンクやコンロがリビングに向かう形でシステムキッチンが設置されるタイプです。
シンクや作業スペースに立つと、背中側に壁がくる形になります。
料理をしながらダイニングやリビングを見渡すことが可能です。

壁付けと対面のメリットとデメリットをみてみましょう。

壁付け型はシステムキッチンを壁に向かって設置するため、背面のスペースが広く、2人以上での作業がしやすいというメリットがあります。
しかし壁に向かって作業するため、リビングやダイニングの様子がわかりにくくなることがデメリットです。

対面型はダイニングやリビングに向かってシステムキッチンを設置するため、調理しながらリビングにいる家族の様子を見ることができます。
しかしキッチンのスペースがある程度独立しますから、空間に余裕が必要となり、キッチンにとれるスペースが狭い場合はおすすめできません。

それぞれのメリットやデメリットを理解し、自分の生活スタイルや自宅の広さに合わせて選ぶのがおすすめです。

壁付け型と対面型、それぞれのメリットデメリットについては
「壁付きキッチン」とは?向いている人や取り入れ方を解説
LDKを広くできる壁付けキッチン!アイデア満載4事例とリアルな利点
対面式キッチンとは?メリット・デメリットとおすすめな人を解説
の記事も参考にしてください。

4-2.間口と奥行きを確認して実現可能なサイズを選ぶ

システムキッチンの入れ替えを行う場合、現在のシステムキッチンの大きさをきちんと確認することが大切です。
壁を壊したり、位置を変えたりしないで新しいシステムキッチンを入れる場合は、今よりも大きなサイズのものは入りません。

まずは正しい計測でシステムキッチンの大きさを把握しましょう。

4-2-1.間口と奥行きの正しい測り方

システムキッチンの大きさで最も大切なのは間口と奥行きです。
間口は全体の長さ、奥行きはカウンターの奥の壁からカウンターの端までを測ります。

4-2-2.間口の広さはワークトライアングルを計算して決める

間口の広さは調理のしやすさ、作業効率の良さに関わってきます
その時考えておきたいのが、ワークトライアングルです。

ワークトライアングルとは、シンク(下ごしらえ)、コンロ(調理)、冷蔵庫(貯蔵)の3つの距離が最適になる距離のことです。

このワークトライアングルを考えて作業スペースや間口を決めていくと、使いやすいキッチンになります。

また、間口で注意したいのが、現在と同じサイズのシステムキッチンが入らない場合があるという点です。

特に左右に壁があるタイプのキッチンで、既存のタイルやキッチンパネルを剥がさず上から新しいキッチンパネルを貼る場合、キッチンパネルの左右の厚み分、キッチンの間口を狭めなくてはいけません。
リフォーム業者と現状確認を行いながら、入れられるサイズを決定していきましょう。

4-2-3対面キッチンの奥行きを変える時は通路幅も確認する

奥行きの標準サイズは65㎝ですが、古いシステムキッチンの場合はそれよりも狭い60㎝の場合もあります。

対面キッチンの奥行きを大きいものに変える場合は、通路幅にも注意が必要です。
後ろの通路幅が狭いと、キッチンで動きにくく使い勝手が悪くなってしまいます。

キッチンから壁までは、最低でも人が通れるよう80㎝は必要です。

キッチンの背面に収納を付ける場合は、物を取り出すことを考えてキッチンから収納まで90㎝はとります。
2人以上でキッチンに立つことが多い場合は、人がすれ違うことを考えると120㎝程度通路幅をとるとよいでしょう。

4-3.機能は自分に必要な物を厳選して選ぶ

システムキッチンには食洗器やコンロなど様々な設備がついています。
最新機能がある設備は調理や掃除に役立ちますが、その分価格は上がります。

まずは自分がシステムキッチンに何を求めているのかを考えて、必要な機能を厳選しましょう。

4-4.ワークトップ素材のメリットとデメリットを把握して選ぶ

システムキッチンの印象を大きく左右するのがワークトップです。
ワークトップの素材には、ステンレス、人工大理石、人造大理石、セラミック、天然石、タイル、メラミンなどがあります。

それぞれの特徴やメリットデメリットを簡単に紹介していきます。

◎ステンレス
ステンレスは、鉄にクロムなどを混合して作る合金です。
汚れや熱に強く衛生的なため、キッチンにはピッタリの素材となっています。
耐久性は高いのですが、傷は付きやすいというのがデメリットです。
傷を目立たせないために、あらかじめエンボス加工を施しておくことも可能です。

メリット デメリット
  • 汚れに強い
  • 熱に強い
  • 匂いがつきにくい
  • 衛生的
  • スタイリッシュな印象
  • 傷がつきやすい
  • もらいサビがつくことがある

◎人工大理石
人工大理石はアクリルやポリエステル樹脂を加工して作るワークトップ素材です。
アクリル製の方がポリエステル製よりも衝撃や熱に強いのですが、価格はその分高くなります。
カラーやデザインが豊富で、耐久性が高いのがメリットです。
しかしステンレスなどに比べると熱に弱いというデメリットがあります。

メリット デメリット
  • カラーやデザインが豊富
  • 耐久性が高い
  • 汚れがつきにくい
  • お手入れがしやすい
  • 価格が手ごろ
  • 熱に弱い
  • 傷がつきやすい

◎人造大理石
人造大理石は、天然大理石を粉砕し、アクリルやポリエステル樹脂で固めたものです。
人工大理石との違いは、天然石を含んでいるかいないかによります。
人工大理石よりも天然石に近い質感と、人工大理石よりも高い耐久性が魅力です。
ただし、価格は人工大理石よりも高くなります。

メリット デメリット
  • 高級感がある質感
  • カラーやデザインが豊富
  • 人工大理石よりも耐久性が高い
  • 汚れがつきにくい
  • お手入れがしやすい
  • 熱に弱い
  • 傷がつきやすい

◎セラミック
セラミックは、高温で焼成してつくられるワークトップ素材です。
耐熱性が高いのが特徴で、短時間であれば高温のフライパンや鍋を置いても問題ないほど。
金属よりも硬度が高く、傷が付きにくいのもメリットです。
水分をほぼ吸収しないため、汚れもシミになりにくく、お手入れが簡単です。

メリット デメリット
  • 耐熱性が高い
  • 傷がつきにくい
  • 水分が染みこまず汚れがつきにくい
  • お手入れがしやすい
  • 独特の質感で高級感がある
  • 価格が高い
  • 重い

◎天然石
天然石は、大理石や御影石など天然の石でできたワークトップ素材です。
インテリア性が高く、自然のものですから同じものは2つとありません。
見た目にこだわりたい方には人気の素材ですが、着色汚れがつきやすいというデメリットがあります。

メリット デメリット
  • インテリア性が高く高級感がある
  • 同じものはひとつとしてない
  • 価格が高い
  • 着色しやすくワインなどでシミができやすい
  • メンテナンスが難しい
  • 重い

◎タイル
タイルをひとつひとつ貼り合わせて作るワークトップです。
カラーやデザインが豊富で、違う色や柄を組み合わせることでオリジナルのデザインを完成させることができます。
タイル自体は汚れがつきにくく、お手入れしやすいのですが、目地に汚れが残りやすいのがデメリットです。

メリット デメリット
  • カラーやデザインが豊富
  • 色や柄を組み合わせてデザインが変えられる
  • 耐久性が高い
  • 汚れがつきにくい
  • 熱に強い
  • 割れることがある
  • 目地に汚れが付きやすく掃除が面倒
  • 施工に時間や費用がかかる

◎メラミン
樹脂などを重ねたメラミン化粧板を合板に接着して作るのがメラミン素材です。
メラミンの色やデザインは豊富ですから、自分の好みのキッチンを作ることができます。
価格も比較的安価ですが、熱に弱く、経年劣化で剥がれてしまうことがあります。

メリット デメリット
  • カラーやデザインが豊富
  • 汚れがつきにくい
  • 傷がつきにくい
  • 価格が安い
  • 熱に弱い
  • 経年劣化で剥がれることがある

それぞれの特徴やデザイン性を考えて、自分に合った素材を選びましょう。

システムキッチンの選び方については「システムキッチンとは?タイプ別の特徴とおすすめの選び方を解説!」の記事もご覧ください。

「小さいリスクで家を買う方法」はこちら

システムキッチンのリフォームにおすすめのメーカー

システムキッチンのリフォームをする時、どのメーカーを選べばいいのか迷ってしまうことがあります。
リフォームにおすすめのシステムキッチンメーカーを紹介します。

5-1.パナソニック

リフォームにおすすめのシステムキッチンメーカーひとつめはパナソニックです。
パナソニックには、リフォームに特化したシリーズの「リフォムス」があります。

出典:パナソニック

リフォムスは奥行きが狭いキッチンにも対応できるよう、奥行65㎝と60㎝の2つから選ぶことが可能です。

シンクの一部を調理スペースや仮置きスペースとして活用できる「PaPaPaシンク」で、間口はそのままでも調理がしやすくなる工夫もあります。

出典:パナソニック

キャビネットの底面にアース製薬と共同開発した接触型忌避剤も敷かれており、イヤな虫の侵入を防ぐ効果があるのもうれしいポイントです。

出典:パナソニック

パナソニックのシステムキッチンについてさらに詳しく知りたい方は「使いやすくオシャレ!パナソニックシステムキッチンの特徴を徹底紹介」の記事も参考にしてみてください。

パナソニックの公式サイトはこちら

5-2.TOTO

TOTOは特にマンションのシステムキッチンリフォームをお考えの方におすすめのメーカーです。

おすすめの理由は「配管まわしキャビネット」があるからです。

マンションでシステムキッチンの向きを壁付けから対面へ変更したい場合、床下に配管を変更するスペースがない場合があります。
そんな時使えるのが配管まわしキャビネット。

出典:TOTO

配管まわしキャビネットとは、床下に配管を変更できない場合に、床上に配管を収めたキャビネットを設置することでキッチンの位置を変更することが可能になる仕組みです。

配管スペースの上は収納になっているので空間を無駄にすることもありません。

マンションでキッチン位置を変更したい場合はTOTOを検討してみて下さい。

TOTOのシステムキッチンについてより詳しく知りたい方は「水回りが優秀!TOTOシステムキッチンの機能や特徴を徹底紹介」の記事もご覧ください。

TOTOの公式サイトはこちら

5-3.クリナップ

クリナップはオールステンレスにこだわるシステムキッチンメーカーです。
リフォームにおすすめのポイントは、配管スペースと収納スペースを両立していること。

出典:クリナップ

シンク下の収納には段差が付けられており、配管スペースを確保しつつ収納スペースを無駄にしない工夫が凝らされています。

またリフォームに対応するため、奥行60㎝のモデルも用意されています。

クリナップの公式サイトはこちら

5-4.リクシル

リクシルは収納の使いやすさに定評のあるシステムキッチンメーカーです。
今のキッチンの収納力に不満を抱いている方は、リクシルをチェックしてみるのがおすすめ

リクシルの「らくパッと収納」はデッドスペースをなくして大容量の収納を実現しているので、同じサイズのシステムキッチンでも多くのものをしまえます。

出典:リクシル

また2段のレーンとプレート、水切りカゴを組み合わせてシンクを作業スペースにできるWサポートシンクがあり、間口が狭いキッチンでも作業効率をアップすることが可能です。

出典:リクシル

リクシルの公式サイトはこちら

5-5.タカラスタンダード

ホーロー製のシステムキッチンで知られるタカラスタンダードには、リフォーム向けのシリーズ「リフィット」があります。

出典:タカラスタンダード

リフィットは特にマンションのリフォームにおすすめのシリーズです。

マンションのシステムキッチンは、そのマンションに合う特注サイズで作られていることが多く、新しいシステムキッチンに入れ替えようとした場合、制約が多く難しい場合があります。

既存のサイズのシステムキッチンの場合、ピッタリのサイズは少ないため、少し小さめのサイズを選び、すき間を造作材やフィラー(すき間調整材)で埋めることがほとんどです。
その場合、フィラーの分、収納が減ってしまいます。

出典:タカラスタンダード

その点リフィットは1センチ刻みで間口調整が可能
間口にピッタリ入るので、収納スペースを無駄にしません。

出典:タカラスタンダード

既存サイズではピッタリのものが見つからない方は、タカラスタンダードをみてみましょう。

タカラスタンダードのシステムキッチンについてさらに詳しく知りたい方は「タカラスタンダードのシステムキッチンの特徴と全4タイプを徹底解説」もチェックしてみてください。

タカラスタンダードの公式サイトはこちら

リフォーム会社を選ぶ2つの方法

リフォーム会社を選ぶには

・システムキッチンから選ぶ
・リフォーム、リノベーション会社から選ぶ

の2つの方法があります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

6-1.システムキッチンから選ぶ

まず先に、リフォームで新しく入れたいシステムキッチンのメーカーを選び、そのキッチンを取り扱っているリフォーム会社を選ぶ方法です。

システムキッチンはメーカーによって、独自の機能や特徴があります。
このメーカーのこの機能が付いているキッチンにしたい!という希望がある場合は、そのキッチンを取り扱うリフォーム会社を選びましょう。

リフォーム会社、リノベーション会社では、定価ではなく割引した価格でシステムキッチンを仕入れることが可能です。

ただし、どのリフォーム会社でも同じ割引率ではありません。

・A社ではパナソニックは5割引きだけど、リクシルは3割引
・B社ではパナソニックは3割引きだけど、リクシルは5割引

など、リフォーム会社によってどのシステムキッチンメーカーがどれくらい割引きになるかは異なるのです。
またリフォーム会社によって、取り扱いをしていないシステムキッチンもあります。

リフォームで新しく入れたいシステムキッチンのメーカーが決まっている場合は、相見積もりをとる段階で希望のメーカーを伝え、そのシステムキッチンを取り扱うリフォーム会社を選ぶといいでしょう。

6-2.リフォーム・リノベーション会社から選ぶ

システムキッチンだけでなく、キッチン全体のリフォームをしたい場合や、悩みを改善するにはどんなシステムキッチンを選べばいいのか提案して貰いたい場合は、リフォーム・リノベーション会社を先に選ぶのもおすすめです。

今のキッチンに対する不満はピックアップしたけれど、具体的にどのようにリフォームすれば改善できるのかわからないということもあります。

そんな場合は、キッチンのリフォーム・リノベーションを得意とする会社を選び、リフォームプランを提案してもらうと自分では思いつかなかった改善方法が見つかる場合があります。

まずは各リフォーム・リノベーション会社の実例を見て、良さそうだと思うところに相見積もりとプラン提案をお願いしてみましょう。

リノベーション会社の選びかたについては「リノベーション会社はコンセプトと質が大事!選び方のポイントを解説」の記事も参考にしてください。

「小さいリスクで家を買う方法」はこちら

まとめ

システムキッチンのリフォームについて紹介しました。

システムキッチンを新しく入れ替えるリフォームでは、キッチンの様々な悩みを改善することができます。
自分に合ったシステムキッチンにリフォームすることで、キッチンで過ごす時間を快適なものにしてみましょう。

最後にシステムキッチンのリフォームについてまとめておきます。

◎システムキッチンのリフォームでできることは

  • システムキッチンの設備を交換する
  • システムキッチンを入れ替える
  • システムキッチンの向きを変更する
  • システムキッチンの周囲の内装まで変更する

食洗器やビルトインコンロなどの設備を入れ替えたり、システムキッチン自体を新しくすることで使いやすさをアップすることができます。
またキッチンの向きを変更したり、内装を変更することで、キッチン全体をリフォームしてより家事効率を上げることも可能です。

◎システムキッチンのリフォームにかかる費用は

  • システムキッチンの本体価格
  • 既存のキッチンの解体工事費用・処分費用
  • 配管工事費用
  • キッチンの内装工事費用

です。
工事費用とリフォーム内容の目安は以下の表を参考にしてみてください。

費用 リフォーム内容
50万円まで レンジフードの交換
食洗器の交換
ビルトインコンロの交換
50万円~100万円 システムキッチンの入れ替え
100万円~150万円 システムキッチンの向きの変更
150万円~200万円 キッチン全体の間取りの変更
キッチン全体のリフォーム
大規模な配管変更を含むリフォーム

◎システムキッチンのリフォームにかかる期間は

  • システムキッチンの設備の入れ替え…1日
  • システムキッチン本体の入れ替え…2日~4日
  • システムキッチンの向きを変更して入れ替え…2日~7日
  • 内装工事まで含むリフォーム…5日~10日
  • 大規模な配管変更を含むリフォーム…10日~1か月

特にキッチンを1階から2階に移動させるなど、配管工事が大規模になると工事期間も長くなりますので注意しましょう。

◎システムキッチンのリフォームの流れは

  1. リフォーム箇所と範囲を決める
  2. 情報収集
  3. リフォーム会社を選ぶ
  4. 現地調査
  5. システムキッチンの設備やプランを決める
  6. リフォームプラン決定・発注
  7. 工事完了

まずはどこをどのようにリフォームしたいのかを考えた上で、リフォーム会社を選ぶのがおすすめです。

◎システムキッチンのリフォームを失敗しないためのポイントは

  • リフォームで改善したいキッチンの悩みをリストアップ
  • 予算を明確にする
  • システムキッチンの現物を確認する

リフォームの前に、どこを改善したいのか悩みをリストアップしておくと、リフォームする場所や内容が決めやすくなります。
また予算を明確にしておくことで、実現可能なプランに近づけることが可能です。
システムキッチンは必ずショールームで実際のものをみておくと、後々後悔することが少なくなります。

◎システムキッチンの選び方は

  • システムキッチンのタイプは生活スタイルやキッチンの広さで選ぶ
  • 間口と奥行きを確認して実現可能なサイズを選ぶ
  • 機能は自分に必要なものを厳選して選ぶ
  • ワークトップの素材はメリットとデメリットを確認してから選ぶ

これらのポイントを押さえて、自分に合ったシステムキッチンを選びましょう。

◎システムキッチンのリフォームにおすすめのメーカーは

  • リフォーム向けシリーズがあるパナソニック
  • 配管まわしキャビネットでマンションリフォームにおすすめのTOTO
  • 配管スペースを確保しつつ収納力が高いクリナップ
  • PaPaPaシンクで間口が狭いキッチンも作業スペースが確保できるリクシル
  • 1センチ刻みで間口調節が可能なタカラスタンダード

です。
各メーカーごとにリフォームにうれしいポイントがありますから、自分のキッチンに合うものを選んでみましょう。

◎リフォーム会社を選ぶ方法は

  • システムキッチンから選ぶ
  • リフォーム、リノベーション会社から選ぶ

の2つの方法があります。
新しく入れたいシステムキッチンが決まっている場合は、システムキッチンから。
リフォームプランや自分に合うシステムキッチンを提案して欲しい場合は、リフォーム・リノベーション会社から選ぶのがおすすめです。

この記事が、あなたのシステムキッチンリフォームのお役に立てば幸いです。

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