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【2019年版】消費税10%増税より大切な中古マンションの買い時とは?


増税より大切なマンション購入の買い時

2019年10月、消費税は8%から10%に引き上げられる予定です。

>>国土交通省:住まい給付金「消費税について」

たった2%とはいえ、購入金額が大きくなればなるほど消費者の負担は大きくなりますから、大きな買い物はそれまでに済ませておきたい…と思う方も多いでしょう。

では、消費税増税によって住宅購入にはどんな影響があるのでしょうか?中古マンション購入を検討しているケースで考えてみましょう。

 

消費税増税によって住宅購入の負担は数十万増…?

A子:
「う~ん、中古マンションを購入したいと思っているけど、やっぱり消費税増税のことが気になる! だって、3000万円の物件を買うとしたら、8%の時は消費税が240万円で、10%だと300万円ってことでしょ?60万円の差って大きくない!?やっぱり増税前に急いで買った方がいいのかなあ…助けてアドバイザーさん!!」

アドバイザー:
「消費税増税、住宅に限らず普段の家計に直接影響するものですから、気になりますよね。ところで、A子さんは中古マンション購入を検討しているんですね?」

A子:
「はい、そうです」

アドバイザー:
中古マンションなら、そもそも消費税がかからないケースが多いこと、知ってますか?」

A子:
「えっ!?」

中古マンションの消費税事情

A子:
「中古マンションは消費税がかからないって、どういうこと?」

アドバイザー:
「住まい購入において、まず土地は非課税です。これはマンションでも戸建てでも変わりません。消費税がかかるのは建物の費用ということになるのですが、ここで重要なのが、『売り主が誰なのか』ということです」

A子:
「えっ、物件は不動産屋さんが売ってるんじゃないの?」

アドバイザー:
「その通り。物件は不動産会社が売り主の場合と、個人が売り主の場合があります。そして、中古マンションの場合、個人が売り主だと非課税になるんです」

A子:
「えーっ、じゃあ個人とやり取りをして買わないといけないってこと?」

アドバイザー:
「いいえ!不動産会社が仲介に入っていても売り主が個人なら非課税です。物件検索サイトなんかを見ると、『取引態様』という項目で『売り主』『代理』『仲介(媒介)』のいずれかを確認できます。『代理』か『仲介(媒介)』なら、売り主は個人の可能性が高いです」

A子:
「ふむふむ、じゃあ普通に物件探しをしてても売り主が個人の物件は見つけられるんだ」

アドバイザー:
「むしろ、中古マンションは売り主が個人であることが一般的です。中古マンション購入の場合、そもそも消費税増税は関係ないケースが多い、ということですね」

消費税がかかる場合も役立つ制度があるから大丈夫

A子:
「どうしても売り主が不動産会社の中古マンションが気に入ったから購入したい…という場合は、消費税はかかるってこと?」

アドバイザー:
「そうですね。現在は不動産会社から素敵なリノベーション済み物件なども売りに出されていますし、消費税がかかる可能性ももちろんゼロではありません」

A子:
「その場合は、やっぱり消費税増税前に買った方がお得よね?」

アドバイザー:
「いえいえ、消費税がかかるときは、『住宅ローン減税』『すまい給付金』などの制度を上手に利用することで、消費税分の負担を軽減することができるんです」

<住宅ローン減税>

住宅ローン借り入れの金利負担を軽減する制度。毎年住宅ローン残高の1%を10年間所得税から控除できます。控除上限額は1年で最大13.65万円、10年間では400万円の控除になります。

>>国土交通省:住宅ローン減税等の税制拡充について

<すまい給付金>

平成33年12月までに引き渡し・入居が完了した住宅を対象とした、消費税引き上げによる負担を軽減するための制度。収入が一定以下の人(消費税8%のとき年収510万円以下、10%のとき775万円以下)を対象として、諸条件を満たすと現金が支給されます。

>>国土交通省:住まい給付金とは

つまり、消費税増税は気にしなくてOK

A子:
「なるほど、条件はあるけどこういう制度があるなら安心かも。あれ?じゃあ消費税が8%でも10%でも、あんまり変わらないってこと?」

アドバイザー:
「少なくとも建物購入に関してはそうなります。もちろん引越し費用や不動産会社への仲介手数料、登記手数料など住宅そのものに比べれば微々たる額ではありますが、消費税増税によって費用負担が増えるものはあります。しかし、だからといって増税前を狙って焦って住まいを購入するのはおすすめできません

A子:
「どうして?お得になるなら、それに越したことはないと思うんだけど…」

アドバイザー:
「もちろん、自分たちが心の底から納得した住まいならば、増税前に購入してもなんの問題もありません。ただ、焦って購入したために充分に住まいの検討ができず、住み始めてから不満が出てきてしまっては本末転倒ですよね」

A子:
「うーん、それは確かに…」

アドバイザー:
「また、増税前の駆け込み需要があると見た不動産業者の『増税前に買うべき!』という売り込み営業も考えられますが、これを鵜呑みにするのも危険です」

A子:
「ふむふむ。増税しても買い手には負担を軽減する制度があるわけだし、営業トークには乗せられないぞ!…でも、どうして業者は『増税前に』とススメてくるの?」

アドバイザー:
「不動産業者であっても個人であっても、売りに出したものはなるべく早く売却してしまいたいですよね。売れ残るとそれだけで維持費用がかかってしまうからです。だから、業者側は増税に乗じて、『増税前に買ったほうがお得ですよ』と顧客をプッシュしてくる可能性があるんです。そういった戦略ありきの売り文句で、本当にお得な住宅を選べるとは限りません」

A子:
「なるほど、実際に私たちにとってお得だから売る、ってわけじゃないんだ…」

アドバイザー:
大切なのは自分にとって最適な住まいに出会うこと。『増税前だから買う』というメリットは、極めて薄いですよね」

A子:
「確かに!」

じゃあ、中古マンションはいつが「買い時」?

A子:
「消費税増税を気にしなくていいのはわかったけど、じゃあ『今なら買える!』っていうタイミングなら、いつでも買っていいということ?」

アドバイザー:
「大切なのは、自分たちで無理のない資金計画を立てられるかどうかです。年収に対してどれくらいの借入額なら毎月問題なく返済できるのか、用意できる資金に対して自分たちの希望する物件は見つけられそうかどうか。まずはここから考えてみてください」

>>【年収別】住宅ローン2つの目安表「借りられる額と返せる額」

A子:
「はーい!」

アドバイザー:
「そして何より、ローンの契約者が健康であることも住宅購入の条件であり、買い時のタイミングであることもきちんと覚えておきましょう。健康でないと、そもそも住宅ローンを組むための団体信用生命保険に加入できませんから、『健康なうちが買い時』です」

>>【結婚・子供・転勤】中古マンション購入の最適なタイミングは1つ!

A子:
「外の事情よりまずは内の事情、なんですね」

アドバイザー:
「そういうことです!」

まとめ

何かと話題になる消費税増税。でも、住まい購入は人生において大きな買い物だからこそ、国もきちんと対策制度を立ててくれています。

これは、年々増加していく空き家数に伴い、国が中古住宅流通市場やリフォーム市場の規模を倍増する計画を打ち出していることも関係しています。

中古マンションをはじめとした中古住宅が注目されている今だからこそ、お得に使える制度などの情報はしっかり手に入れておくようにしましょう!


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