

- リノベ費用:PLUSプラン (料金表はこちら)
- 専有面積:86.92平米
- 築年月:1974年9月
- #マンション#80~89㎡#2人#インダストリアル#書斎(ワークスペース)#PLUS
車椅子でも快適に暮らせるバリアフリーな設計

スロープや十分な通路幅、サニタリーに回遊動線をつくることで行き止まりをなくし、日々の生活も快適に送れるよう工夫した。
ルーフバルコニーへ続く全長4.5mのスロープ

物件決め手にもなった「ルーフバルコニー」に家族全員が出られるようスロープを設けた。隣接するワークスペースとは有孔ボードで間仕切りすることで、服飾品のディスプレイスポットにも。
将来の家族構成に対応できる間取り

WICはハンガーパイプの支柱をずらすことでベッドが入る広さを確保。ライフスタイルの変化で、個室が必要になった時のための余白を残した。
リビングの天井木ルーバー

空間にリズムと奥行きをもたらす天井ルーバーはデザインだけでなく、ビス打ちが禁じられた躯体へのダクトレール設置を可能に。リビングをドライフラワーで彩ったり、来客時はカーテンを取り付けて簡易的な客間をつくりだす。
リノベーションのBefore After

Before

After

Before

After
お客様インタビュー
家を買おうと思ったキッカケは?
<奥さま>
前に住んでいた部屋を探している時に、次に住み替えるならば、リノベーションをしたいなと考えはじめました。
<ご主人>
賃貸物件の予算等条件がある中で、そのまま車椅子で暮らすことができる家は限られてきますし、探すことも毎回苦労しました。
<奥さま>
住みやすさを優先すると駅からの立地などは妥協しなければならないというのもありましたね。
コロナ禍となり、在宅ワークが始まったこと、結婚式を延期したこと等も重なり、予定より早く家について調べ始めました。
新築マンションや注文住宅ではなくリノベーションを選んだ理由は?
<奥さま>
販存の物件では、床がフラットだったり、引き戸であったり物理的にバリアフリーと言われる部屋であったとしても、車椅子で暮らすにはどうしても住みづらさがあったので、リフォームよりも間取りごと変えられるリノベーションに魅力を感じました。
例えば、車椅子で洗面台やキッチンは腰を捻りながら使うこと、通路や玄関等の二人でぶつかる動線、トイレの物理的な狭さなどの「今まで工夫しながら生活をしていた部分」は、リノベによって解決されて暮らしやすくなると思いました。
住宅購入にあたり不安はありましたか?
<奥さま>
費用面は心配でした。
自分たちで2人の収入をもとにシュミレーションもしてみたのですが、物件情報に載っている金額は到底手が届かないものだったので。
その心配はゼロリノベと関わることで解消されましたか?
<ご主人>
ゼロリノベさんに紹介していただいたファイナンシャルプランナー(FP)さんに、購入のための予算を算出してもらうことができて解消されました。
また、ゼロリノベさんでは住宅購入からリノベーションまで、あらかじめ設定した予算の中に納まるように提案していただけたので、安心できました。
ゼロリノベの決め手は?
<奥さま>
ゼロリノベさんの施工事例を拝見した際に、施主の希望に寄り添い、自由な発想で施工されてる印象を受け、興味を持ちました。実際にセミナーに参加してみて、家づくりの考え方にも共感したのでお願いしようと思いました。
<ご主人>
セミナーで話を伺った際に、施主の希望を全て叶えようとするのではなく、「予算の中で優先順位をつけていく」という家のつくり方に、一人ひとりの人生に寄り添ってくれているような印象を受けました。
物件探しはいかがでしたか?
<奥さま>
本格的に物件探しを始めたのは、セミナーやFPさんとの予算算出後、1年弱ほど間が空いてからでした。その間もたまにネットで物件を探したり、居住地域や路線などを絞ったりしていました。
おうちナビゲーターさんとの久しぶりの打ち合わせで「気になっている物件はありますか?」と聞かれ、物件情報をお送りすると、数時間後には内見できるよう調整してくださり、2件見たうちこの部屋を気に入りました。
<ご主人>
土地の平坦さや、お互い通勤しやすいエリア、駅との距離、エントランスにスロープがあること、また私は日常的に車を運転するため、車椅子で乗り降りができる平置きの駐車場があること、と条件がたくさんあるので物件数も限られます。
この部屋は全てが揃っているうえに、広いルーフバルコニーがあるところも決め手になりました。
Q.おうちナビゲーターとの印象的なエピソードは?
<奥さま>
なんと言っても打ち合わせをしたその日の内に物件を決めることができたことが印象に残っています。
中古は一点もので、迷っているとすぐに先を越されてしまうというお話を伺っていましたが、そのスピード感に驚かされました。
設計打ち合わせはいかがでしたか?
<ご主人>
車椅子での生活ということを軸に、プランニングしていただきました。バリアフリー面を考えるとどうしても実用性を重視した内容になってしまうのではないかと不安だったのですが、自分達の理想の雰囲気とバリアフリーが調和した素敵な提案をたくさんしていただけてとても楽しかったです。
車椅子で生活するために必要な通路の幅は?旋回するためのスペースはどれくらいか?スロープの傾斜は?扉の形状は?電気スイッチの高さをどうするか?ハンガーパイプの高さは?など、一つ一つのパーツを細かく調整していきました。
また、水回りの下はオープンにすることで、座ったままでも作業ができるようにしていだきました。
<奥さま>
ライフスタイルや家族構成の変化に対応しやすいよう「可変性」は残しておきたいと思っていました。
リビングにカーテンレールをつけてもらったことで、リビングの一部を客室代わりにすることができます。また、WICもベッドが入るようパイプの位置を調整して、個室としても使用できるようにしていただきました。
実際にお住まいになってみて特に気に入っているところは?
<ご主人>
ワークスペースと土間を間仕切りする有孔ボードはすごく気に入ってます。ワークスペース側は仕事用の小物の収納としても使えますし、土間側は帽子や腕時計をかけておくことができます。なんだかお店みたいで見てるだけで楽しくなりますね。
また、靴の収納棚も気に入っています。前の家は、玄関が狭いせいで収納棚があまり活用できず、奥底に箱のまま眠らせてるものが多かったのですが、今はいつでもどれでも手に取れるのがいいですね。
あとは玄関から洗面室、WICまでの回遊動線は、車椅子でもUターンせずに移動することができます。
どちらかが洗面台を使っていても、回り込むことができるのでストレスフリーです。
<奥さま>
私はリビングのルーバーがお気に入りです。
この物件が躯体へのビス留めが禁止されていたので、ダクトレールを取り付けるための回避策として、プランナーさんからルーバーをご提案いただいたのですが、結果的に我が家のシンボルになっていてとても嬉しいです。
中古×リノベを検討されている方へ先輩としてアドバイスするなら?
<奥さま>
普段の生活の中で、「困っていること」を意識しておくといいと思います。
「こうしたい」ということはプランナーさんが良い提案をしてくれますが、今の生活の困っていることは自分達にしかわからないので。
工事が進んでくると変えられなくなってしまうことも出てくるので、あとで後悔しないように、些細な事でも全て吐き出せるよう、普段から意識しておくのが大事だと思います。
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