Q.返済が苦しくなってマイホームを手放す人の特徴は?

A.借りられる額でマイホームを買った人です。

銀行が貸してくれる金額が「借りられる額」で、実際に無理なく返せる金額が「返せる額」です。例えば年収600万円の人の場合、借りられる額は約5,441万円、返せる額が約3,109万円です。

もしあなたが「銀行が貸してくれるから大丈夫だろう」と、借りられる額で住宅購入を検討しているなら要注意です。

想定外が起きたとき、対応できる余裕がなく売却する人が多いです。そして今の時代、会社が外資に買収されて減収になったなど、想定外は必ず起きます。

また、家族が増えたり、今までどおり旅行や趣味を続けていたら、将来そのときが来て「教育資金がない…」や「老後資金がない…」等の事態を迎えます。大げさではなく、実際によくある事実です。

家を買うことがゴールではなく、家は家族が幸せになるための手段にすぎません。家を買って終わりではなく、温泉旅行や海外旅行もしたいし、趣味も続け、ゆとりを持って人生を豊かにするために、「返せる額」で家を買いましょう。

詳しくは次の記事をご覧ください。

【住宅ローン】年収別の借入額目安表とは?無理なく返せる予算の考え方

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