旧耐震基準

旧耐震基準

1981年5月31日まで用いられた耐震基準。耐震基準とは、建築物が一定震度の地震に耐えることができる構造の基準のこと。1981年6月1日以降は新耐震基準が定められたため、これに対して「旧耐震」と呼ぶ。旧耐震においては「震度5程度の地震で倒壊しないこと」が構造基準として設定されている。

リノベーションポイント

東日本大震災のマンションの被害をまとめた、東京カンテイのデータによると、新耐震と旧耐震での倒壊の比率はほぼ変わらないという結論でくくられており、それよりも、地域性や建物形状(1階が駐車場など)他の要因が重要視されると出ています。さして差がないというのは驚きますよね。

これをふまえた上で、中古マンションを選ぶときに、どういった基準を持てばいいか?それは、どのようにそのマンションが管理されてきたかを知ることです。大規模修繕がしっかりと10年から15年の期間で行われているかは非常に重要なことです。また、今後の修繕計画や、修繕積立金が貯まっているかどうかもしっかりと確認するべきポイントです。

逆に、築浅の物件でも、ちゃんと管理されていない場合、自分たちの寿命より、マンションの寿命が先に来てしまうかもしれません。大きな買い物になるので、しっかりと確認をしましょう。

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