
ゼロリノベは、すべて解体してコンクリートの箱の状態に戻し、0からつくり変えるスケルトンリノベーションです。間取りなどの「見える箇所」はもちろん、配管などの「見えない箇所」も新しくなります。
表層リノベとの違いは、Q.ゼロリノベは「表層リノベ」と「スケルトンリノベ」のどちらですか?をご覧ください。
リノベーション費用

業界一般的にリノベ費用は「これをやりたい。これも必要だよね。」とやりたいことを加算して、「この内容ですと○○○万円です。」と概算を出します。
一方で、ゼロリノベは最初に予算枠を決めて、その中で優先順位やバランスをとりながら住まいをつくります。つまり、「枠のなかで最高の空間をつくりましょう!」という考え方。そのため「思ったより予算オーバーして苦しい…」という不幸なことは起こりません。
また、コストを抑えらる理由については「Q.なぜ他社と比べてそんなにコストを抑えられるんですか?」をご覧ください。
3つのプラン
ゼロリノベには3つのプランがあります。違いは「予算枠をいくらにするか」だけ。これは資金計画の相談のなかで決まります。
どのプランでも、自由な空間にできます。また、設備・素材も世の中にあるものから自由に選べます。しかし、自由すぎると逆に分かりづらいですよね。ですので、おおまかなイメージをお伝えします。基本的なイメージはマンションも戸建ても同じです。
ゼロリノベは、デザイン面と費用面からみたバランスのよい設備・素材を把握しています。それらを標準と定めてプランを検討していきます。

- 6-7万円/㎡ + 350万円 (税別)
標準で設備・素材をそろえていくと、BASICプランのイメージです。もちろん標準以外も自由に選べます。その場合、予算枠の中におさまるように、他の設備・素材やDIYでバランスをとっていきます。

- 8-9万円/㎡ + 350万円 (税別)
標準をベースに設備・素材をそろえつつ、「一部の設備・素材をグレードアップ」「オリジナルでキッチン・棚・家具など造作」していくと、PLUSプランのイメージです。

- 10万円/㎡ + 350万円 (税別) 〜 予算上限まで
標準の設備・素材を選びながらも、「複数の設備・素材をグレードアップ」「複数のオリジナル造作」「在来工法の浴室」「防音室」など、FULLプランのイメージです。
CASE
「いろいろやってみたいことはある!」
「でも予算内で何ができるのだろう?」
なかなかイメージできないですよね。
そこで、実際に具体的な事例を見てみましょう。
- 1986年築
- 延べ床面積 62.02㎡
- PLUSプラン
- リノベ費用:846万円 (税別)
*費用計算:62㎡×8万/㎡+350万=846万円

マンションリノベで大切なこと
マンションは「変えられる箇所」と「変えられない箇所」があります。「変えらる箇所」はリノベーションで解決できます。「変えられない箇所」は解決できません。
マンションを選ぶとき、内装などリノベできる「変えられる箇所」に惚れて購入を決断すると、”100年も耐えられない建物だった” ”修繕積立金が高額になった”…など、あとで後悔することになるので要注意です。
ゼロリノベの物件探しは「変えられない箇所」も重視しています。プロの視点から調査して大丈夫な建物かどうかを判断していきますので、ご安心ください。