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中古物件の購入からリノベーション設計施工まで

一部分リノベーションに失敗しない為の3つの注意点とは?


キッチンのリノベーション事例

中古マンションを購入し、今の状態で暮らして、必要が生じたらリノベーションしたい、リフォームしたい、というお考えの方もいらっしゃることでしょう。

例えば、トイレやバスルーム、キッチンなどが代表例ですが、「見た目が古い」、「実際に使い勝手がよくない」と実感したとき、どのような点に気をつけてリノベーション、リフォームすればよいのでしょうか。

今回は「今住んでいるマンションの必要な箇所に少しずつ手を入れたい」という方に向け、ヒントやコツをお伝えします。

 

水周りのリノベーションには「思わぬ落とし穴」が

水周り設備は、毎日使うものだけに“劣化”が早い部分です。実際、リフォームに関するテレビCMを見ても、ユニットバスやシステムキッチン、トイレなどがよく出現します。

では、これらの箇所をリノベーションするとき、気をつけなければならない点はどこでしょう。

大切なものは「壁の中」「床の下」にある

リフォームのテレビCMで触れられていませんが、とても重要なものが「壁の中」または「床の下」にあります。それは配管です。

水周り設備に欠かせない給排水管は、日頃私たちの目に触れないところにありますので、業者も「配管は新しくしなくてもいい」ということもあるぐらいです。

しかし、よく考えてみてください。「今ある設備はどのくらい使われてきたものでしょうか?」そして「次に新しくするまで何年使うものでしょうか?」

その間、給排水管は交換されることなくひっそりと“劣化”していくのです。

■リフォーム/リノベーション履歴の確認
中古マンションを購入したとき、リノベーションをした“履歴”があればその記録もついているはずです。それをよく読み、配管が更新されているかどうかが記載されていれば、「設備+人件費」で済む可能性が高くなります。壁や床をはがしてみなければわからないこのような情報も、事前にわかっていればある程度問題の回避に役立ってくれます。

少しずつリノベーションするときの「コツ」

上記のチェックで、配管に問題がなければ水回り設備は「新しいものに置き換える」だけで済むかもしれません。

しかしリノベーションの履歴がない場合、見積額が「設備+人件費」を大幅に上回ることも考えられます。このときは、次のような順序でリノベーションを検討します。

水周りの場合、初回のリノベーションでは予算を大きめに

いくら必要な箇所からリノベーションするとはいえ、上に挙げたような水周りの場合、配管の問題がつきまとうことでしょう。

そのため、配管の更新が必要な状態にあると仮定し、予算を組んでおきましょう。

予算を組む際によくありがちなのが、まずは最初に手をつける箇所(キッチン/バスルーム/トイレ)の設備グレードを決めてしまうことです。

安易に設備だけ更新したことにより、漏水事故が起きてしまえば、他の世帯に迷惑をかけることも充分に考えられますし、人間関係にヒビが入ってしまい、住みにくい状況を作ってしまうこともあり得ます。

ですので、まずは、配管の問題をクリアし、それに設備更新費を上乗せする逆算する考え方で検討する方が良いでしょう。

もしも配管更新が必要ならば、家中の配管に手を入れることが重要ですので、思いの外、費用がかかりますし、工事の期間も長くなりがちです。ときに一旦仮住まいしなければならないことも考えられます。

また、配管がコンクリートに“埋め殺し”の状態であれば、これらに手を入れることは難しく、新たにパイプスペースから引きなおす必要があり、かなり大掛かりな工事となってしまうでしょう。

しかし、一旦配管の問題をクリアしてしまえば、その後の暮らしも安心ですし、次に手をつけようと考えている水回り設備入れ替えのときの心配事がひとつ消えます。

「主な箇所+配管更新」の見積りを取る、これが、少しずつリノベーションするときの当初のコツです。

「暮らしのインフラ整備」を先に行う

先に触れたように、今住んでいるマンションを少しずつリノベーションしたい場合でも、ときに大掛かりな工事になってしまうことがあります。

この点を考慮し、中古マンション購入時に、手を入れやすい環境を整えておき、後のリノベーションに備えるのが賢い方法といえるでしょう。

例えば、直床であるなら、二重床にしておけば、その隙間に配管や電気配線を自由に通すことができるようになり、後のリノベーションに柔軟に対応できる環境ができあがります。

また、エアコンを設置するかもしれないのであれば、その部屋から室外機を設置するベランダまで先行配管を用意しておく、古いタイプのテレビジャックなら新しくしておくなど、「暮らしのインフラ」を重点的に更新しておくと、後の手入れもしやすくなるというものです。

とはいえ、床に手を入れるとなると、工事の期間中その部屋は使えません。

  • 全ての部屋を数日で一気に仕上げてもらうのか、
  • 配管・配線に必要な部屋だけにしてもらうのか、
  • 直床から二重床にするのか、イメージをどうするのか等

同時に検討しなければなりません。そして、配管や配線まで先に手入れしておくのかも同時考えるべきことです。

リノベーションで人気の高い水周りと、配管(ときに床)とは深い関係がありますので、先々少しずつリノベーションしたいことを業者に伝え、長期的にみて効率の良い方法をアドバイスしてくれる業者を探し出してください。

まとめ

今回は、今住んでいる、もしくは中古マンションを購入し少しずつリノベーションしたいときに考えたい事と、コツについてご説明しました。がっちりとコンクリートで囲われている部屋だからこそ出来る事と、逆に難しいことを事前に理解しておけば、おのずと注意点がみえてきたのではないでしょうか。

特に手を入れたいのが水回り設備など“配管がらみ”であれば、気をつけなければならない点が増えることは理解しておきましょう。

  1. 最初のリノベーションは費用が高くなる。配管の状態のチェック、配管の更新など、設備そのものより工事費がアップすることも珍しくない
  2. 配管はあなたのスペースだけの問題ではない。給排水管更新を怠ったため水漏れなどの問題が起きてしまうと、補償のみならず人間問題にも発展
  3. 「将来少しずつリノベーションを」と考えているのなら、中古マンション購入時に配管チェックをしたり、必要なら二重床にしたりするなど、先のリノベーションに備えておく

今回の記事の中では、特にこの3つのポイントを覚えておいていただければ、少しずつリノベーションするとき有利になります。


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