2021.09.20 更新 2021.09.13 公開
造作家具ってどうなの?メリットデメリットやおすすめなケースを解説

造作家具(ぞうさくかぐ)とは、オーダーメイドの造り付け家具のことをいいます。
部屋のサイズや雰囲気にぴったりと合う家具になるため、空間を有効活用したり統一感のあるインテリアを作ることができるという魅力があります。
その一方で、あまり身近な存在でないためによくわからない、価格が高いイメージがあるなど、造作家具を注文することに不安や迷いを感じる方も多くいらっしゃいます。
ですが結論から言うと、造作家具には多くのメリットがあり、少々価格が高くてもそれに見合った価値を提供してくれるケースが多いです。
ただし、だからといって闇雲に造作家具を注文してコストをかける必要はありません。大切なことは、造作家具の特徴やメリットデメリットを理解し、適材適所にうまく取り入れていくことです。
そこでこの記事では、以下について詳しく解説します。
▼造作家具とは
▼造作家具のメリット・デメリット
▼造作家具がおすすめなケース
▼造作家具で失敗しないために守るべきポイント
この記事を読むことで、「造作家具の特徴とメリットデメリット」がよくわかります。さらに、造作家具がおすすめなケースについても知ることができるため、それらを材料にして「自分の場合には造作家具にすべきかどうか」が判断できるようになります。
納得のいく家具選びをすることに役立ちますので、ぜひ最後までお読みください。
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造作家具とは
まずは、造作家具(ぞうさくかぐ)とは何かということ、その特徴について確認していきましょう。
造作家具とはオーダーメイドの造り付け家具のことで、家の施工と同時に注文・製作するのが一般的です。収納棚やテーブル・ベッドなど、大半のものは造作家具として製作することができます。
1-1.オーダーメイドの造り付け家具のこと
造作家具とは、市販されている既製品の家具とは異なり、希望に合わせて設計・製作して造り付ける家具のことをいいます。
また「造り付け」の言葉通り、家具を床や壁に固定し、建物の一部として施工するケースが多くなります。
造作家具では、大きさ・色・素材などを自由に決められるため、世界に一つだけのオリジナルかつ家や人にとって最適な家具を作ることができます。つまり造作家具は、「こんな家具が欲しい」を如何様にも叶えられるという特徴をもつのです。
1-2.大半の家具は造作が可能
造作家具として作ることができる家具の種類は、多岐に渡ります。大半の家具は造作が可能だと考えていてよいでしょう。
造り付けの収納棚・デスク・カウンターなどの他、ベンチやベッドなども造作することができます。以下に、ゼロリノベで施工した造作家具の一例をご紹介します。
キッチンのカップボード
仕切りとしても機能する本棚
壁幅一杯のワークデスク
可動式のダイニングテーブル
北欧ヴィンテージ風のチェスト
1-3.作り方には大工工事と家具工事の2種類がある
造作家具には、2種類の作り方があります。
一つめは大工工事で、大工さんが現場で造作家具を作る方法です。家の中で作るため、大きさや色合いなどの調整がしやすく、部屋の雰囲気にぴったりと合うものができるというメリットがあります。一方で、現場では設備が限られるため、精巧な家具を作るのは難しいケースが多いです。
二つめの方法は家具工事で、家具工場で造作家具を作ってから現場に搬入するやり方です。設備が整った工場で製作するため、精巧な家具を作ることも可能です。ただし、運搬のコストがかかったり、現場に入れてみると大きさや色合いが微妙に違ったというトラブルが起こりうるというデメリットもあります。
1-4.新築またはリフォームの際に施工するのが一般的
造作家具は、新築やリフォームなど家の施工をする際に、担当業者に依頼して製作してもらのが一般的です。
そのため、家の施工内容と併せて造作家具についての打ち合わせを行い、家と造作家具の施工を同時進行して、造作家具を配置した家が完成するという流れになります。
ただし、造作家具にどの程度対応してくれるか・製作を得意としているかどうかは業者によって異なります。もし造作家具の製作をマストだと考えているのであれば、家の施工会社を選ぶ段階からうまく対応してくれそうなところを探しましょう。
また、家の施工と同時ではなく、既存の部屋に造作家具を製作してくれる業者も存在します。
造作家具のメリット
次に、造作家具のメリットを確認しましょう。造作家具には、以下のように様々なメリットがあります。
これらのメリットに強い魅力を感じる場合には、造作家具の製作を前向きに検討されることをおすすめします。
それぞれの内容について、解説していきます。
2-1.様々な希望を叶えられる
まずはなんといっても、造作家具の一番のメリットは「希望通りの家具を手に入れられる」ことです。
造作家具を製作する際には、大きさや色・素材など全てを自由に決めることができます。既製品の家具にありがちな、「もう少し(サイズや色が)違ったらいいのに・・・」という残念感や妥協を味わわなくてもよいのです。
市販の家具ではなかなか難しい「まさに希望通りの家具」に出会えることが、造作家具の最大の魅力であり、暮らしやすさや満足度を高めてくれます。
2-2.統一感のあるインテリアに仕上がる
造作家具の製作には、家の施工時に出た廃材を利用したり、同じ塗料を使用することができます。そのため、部屋全体の雰囲気と同じイメージの家具を作ることが可能になります。
また、空間にぴったりとフィットする大きさに設計できるため、家具を置いてあるという圧迫感が少なく、よい意味で主張せず家の一部として存在してくれます。
その結果、部屋のインテリアに統一感が生まれ、おしゃれに見えるのです。
例えば以下のキッチンカウンターは、壁やドアと同じ素材で作られていることで、統一感のある仕上がりになっています。
2-3.空間を有効活用できる
造作家具を配置すると、家の中の空間を最大限に活用することができます。
例えば、床から天井までの高さで壁面一杯の収納を作ったり、壁に直接棚やデスクをつけることができるため、デッドスペースを無くすことが可能になります。
また、既製品がうまくはまらないスペースにも、ぴったりとサイズを合わせた家具を作ることができるため、「ここにこれが欲しい」が叶うのです。
例えば以下の画像では、キッチンの前壁に棚を設けることで、デッドスペースを有効活用しています。
2-4.耐震性が高い
造作家具は、「置く」のではなく「造り付ける」ケースが多くなります。家具が壁や床に固定されているため、地震で倒れてくるということがありません。
そのため、例えば人を覆い隠すような大きさの棚を作ったとしても、地震のときには物が落ちてくるだけで大きな被害は起きないという安心感を得られます。
2-5.家具を探す手間が省ける
造作家具では、業者と打ち合わせするだけで希望通りの家具が手に入るため、イメージに近い家具をあちこち探し回るという手間を省くことができます。
筆者の自宅でも造作家具を入れているのですが、実際のところこのメリットにはとても助けられました。家の施工にあたっては業者との打ち合わせや引っ越し準備などで何かと忙しく、家具店巡りをする余裕がなかったため、「家と一緒に頼んでしまえばOK」という造作家具を選んだことで負担が減ったのです。
造作家具のデメリット
造作家具のメリットと同時に、デメリットも確認しておきましょう。造作家具のデメリットには以下のようなものがあります。
デメリットがどうしても気になって不安が拭えない・メリットよりもデメリットの方を強く感じるという場合には、造作家具の製作に慎重になることをおすすめします。
それぞれの内容について、解説していきます。
3-1.事前に現物を確認することができない
造作家具はゼロから設計して作るオーダーメイドなので、完成するまでは実物を確認することができません。つまり、品物の質が不確かな状態でお金を払うという決断をしなくてはならないのです。
この点に不安を感じる方は少なくないでしょう。出来上がってみたら期待外れだったということになる可能性もゼロではないからです。
ただし、どのような家具を作るかについては、事前にしっかりと設計図を用いて共有されます。また、使用する素材を確認したり、似たような施行事例を見学させてもらうことは可能なので、イメージとかけ離れた仕上がりになるというリスクは低いでしょう。お互いが仕上がりについてできるだけ具体的にイメージできるように、業者と細かく打ち合わせすることをおすすめします。
3-2.納品までに手間と時間がかかる
造作家具は市販品と違って、すぐに納品してもらうことができません。どのような家具を作るのかについて業者と打ち合わせを重ね、家の施工の合間に製作してもらい、家の完成と同時に納品となるケースが多くなります。
そのため、造作家具の完成までには、業者と打ち合わせをする手間と数ヶ月程度の時間がかかるのです。
しかし、業者との打ち合わせは家の施工に関する打ち合わせと一緒に済ませられますし、家の完成時に家具ができていれば入居には間に合うわけですから、さほど大きなデメリットには感じないでしょう。
3-3.自分で気軽に撤去することができない
造作家具のうち、収納棚・デスクなどを直接床や壁に固定する造り付けの場合には、自力で動かしたり撤去することができず、工事が必要になります。そのため、気軽に模様替えをすることができなかったり、撤去する際に費用が必要になることがあります。
家族構成やライフスタイルが変わる可能性がある場合には、撤去しにくい造作家具が邪魔になってしまうこともあるため、半永久的にそのまま使いそうなものを造作家具にするのが安心です。
3-4.対応業者によって品質や価格がバラバラ
造作家具は、その業者のオリジナル家具なので、品質や価格もオリジナルになります。
そのため、造作家具を得意としている業者では市販品と遜色ないものが作れるのに対して、苦手な業者では明らかに手作り感の漂う仕上がりになってしまうということもあり得るのです。
また、業者によって価格も大きく違うため、なかなか相場を把握しにくいという難しさもあります。しかしだからこそ、造作家具は必ずしも高価というわけではなく、市販品と同じか安くついたというケースもあります。
大切なのは、その業者が手掛けた造作家具の事例を見せてもらって品質をチェックし、納得した上で依頼すること・高価だと思い込まずにまずは価格を確認してみることです。
造作家具の費用目安
業者によって価格設定が異なるために相場を把握しにくい造作家具ですが、一応の目安としては、壁面一杯の収納など超大型のもので50万円前後、カップボードやクローゼット・AVボード・ダイニングテーブルなど大型のもので10~30万円、コンパクトな棚やデスクなど小型のものでは5~10万円になります。 |
造作家具がおすすめなケース
造作家具の特徴やメリットデメリットを踏まえると、以下のようなケースでは市販品よりも造作家具の方がおすすめだといえます。
それぞれの内容について、解説していきます。
4-1.とにかく自宅にマッチした家具が欲しい
とにかく自宅の雰囲気にピッタリな家具が欲しいという場合には、ぜひ造作家具にすることをおすすめします。
造作家具は、家の床や壁と色合い・素材を合わせることで統一感が生まれ、隙間にジャストフィットする大きさにすることで家の一部として馴染みます。その結果、「その家のためだけに作られた家具」として、おしゃれな空間を作る要を担ってくれるのです。
4-2.家具はなるべく置きたくない
家の中に家具はなるべく置かず、スッキリと暮らしたいという場合にも、造作家具がおすすめです。
前提として、造作家具を充実させれば市販品が不要になり家具の数が減ります。それに加えて、造作家具を床や壁と同じ雰囲気で作ればあまり存在感なく家の一部として馴染み、棚やデスクを直接壁に固定して浮かせれば圧迫感がありません。その結果、家具を置いているという感覚が少なくなります。
ちなみに、造作家具を造り付けると家具と床や壁の間に隙間ができないため、埃が溜まりにくいというよさもあります。
4-3.できるだけ多くの収納スペースを確保したい
家の中にできるだけたくさんの収納スペースを設けたいという場合には、収納家具を造作するのがおすすめです。
収納棚を例にしていうと、床から天井まで全てのスペースを使う・ほんの少しの隙間に設置するなどによって、デッドスペースをなくすことができます。また以下の画像のように、壁に直接固定することで床から浮いた状態のものを作ることができるのも造作家具ならではです。
その結果、どこにでも収納家具を取り付けることができ、空間を最大限に活用することが可能なのです。
4-4.気に入った家具がなかなか見付からないまたは探すのが面倒
市販品でまさに希望通りの家具を探すのは、そう簡単なことではありません。大きさ・色・形・質感・価格・使い勝手・・・全て気に入るというケースはとても少ないのではないでしょうか。
概ね希望に叶う家具を探すにしても、複数のお店をリサーチし、比較検討するという手間が発生します。家具を複数用意しなければならないとなると更に時間がかかりますし、労力をかけても気に入るものが見付かるという保証はありません。
その点造作家具であれば、業者に依頼という窓口一つで、希望通りの家具を必要な分だけ手に入れることができます。そのため、気に入った家具を探すのが大変だという場合におすすめです。
ちなみに筆者も市販品を探す気力体力がなかったため造作家具を入れたのですが、家具選びの手間が省けたというだけではなく、決済が家の施工費と一緒に済ませられたという便利さもありました。
4-5.新築やリフォームの依頼先が造作家具を得意としている
家の施工業者が造作家具を得意としている場合には、積極的に活用を検討されることをおすすめします。
ノウハウと実績が豊富な業者に依頼すると、品質がよいものを作ってくれるだけではなく、資材の仕入れルートが確立しているなどの理由で価格も安定している場合が多いためです。
これまでの施工事例を見せてもらい、魅力を感じるようであれば詳しく話をきいてみましょう。
造作家具で失敗しないために守るべきポイント
ここまでに解説したように、造作家具には様々なメリットがあるため、予算や納期などの条件が許すのであればぜひ活用することをおすすめします。
ただしその際には、造作家具にしたはいいけれど後悔するということがないように、以下のような点に注意しましょう。
それぞれの内容について、解説していきます。
5-1.どのような家具が必要なのかよく検討する
まずは造作家具を依頼する前に、どこにどのような家具が必要なのかをよく検討しましょう。
造作家具には多くのメリットがありますが、家中の家具を造作する必要はありません。造作家具は気軽に撤去できないため、将来的に不要になりそうな家具は市販品にしておいた方がいいでしょう。また、それなりにコストがかかるため、闇雲に取り入れると資金計画が狂ってしまう可能性があります。
そのため、以下のような家具を中心に造作することをおすすめします。
今後半永久的に変わらず使いそうな家具 | カップボード
クローゼット シューズボックス 洗面台 キッチンカウンター ダイニングテーブル ベッドなど |
どうしても市販品では代用できない家具 | 壁付けの棚
隙間収納 床や柱などと同じ素材の家具など |
市販品との金額的な負担があまり変わらない家具 | 廃材を利用した家具
単純な構造の家具 小さな家具など |
大切なのは、造作家具を適材適所でうまく活用することです。
5-2.将来的なライフプランも踏まえて計画する
造作家具を製作する際には、現在だけではなく、暮らし方が将来どのように変化するかということも考えて計画を立てましょう。
暮らしの変化に対応できない造作家具は、気軽に撤去することもできないために、無駄・邪魔な存在になってしまうことがあります。せっかく手間とコストをかけて設置したのに、そうなってしまってはもったいないですよね。
例えば、子供がリビング学習するためのデスクは、思春期以降不要になるかもしれません。また、高い位置につけた収納棚には、年を取ると手が届かなくなるかもしれないのです。
そのため、「今後ライフスタイルが変わっても同じように使うかどうか」という視点で造作家具の必要性をよく検討することをおすすめします。
5-3.造作家具を得意とする業者を選ぶ
納得できる品質の造作家具を作ってもらうためには、造作家具の製作を得意とする業者に依頼しましょう。
造作家具は業者によって品質や価格がバラバラなので、十分に確認してから依頼しないと、「高いのにしょぼい」仕上がりにガッカリする可能性があります。また、そもそも造作家具には対応していないという施工会社もありますので、事前に問い合わせをしておくのが安心です。
そして依頼する場合には、必ずその業者の施工事例をチェックしましょう。画像を見せてもらうのはもちろんですが、過去に施工した家を見学がてらオーナーさんと話せるようにセッティングしてくれる親切な業者もあります。
その業者が製作する造作家具の品質と価格についてよく確認し、納得した上で依頼することをおすすめします。
5-4.業者任せにせず納得いくまで打ち合わせを重ねる
デザインにも使い勝手にも満足できる造作家具を製作するためには、設計や設置に関して業者任せにせず、積極的に要望を伝えてやりとりしましょう。
例えば、「たくさん入る収納」や「使いやすい高さ」などのように曖昧に伝えてお任せにしてしまうと、収納したいものがうまく収まらなかったり、使いやすいけれど目線の邪魔になる高さに棚がついたりする可能性があります。
そのため、収納であれば「〇cm×〇cmのボックスが〇個並ぶ幅」や、「床から〇cmの高さに設置」など、とにかく具体的な仕上がりイメージを伝えることが大切です。
5-5.予算の上限を決めておく
造作家具を製作することにしたら、適材適所に厳選するのと同時に、いくらまでなら予算をかけられるかという上限についても決めておきましょう。
造作家具には多くのメリットがありますが、予算を大きくオーバーしてまで製作するのはおすすめできません。家と家具は準備して終わりではなく、その後の生活を楽しむために活用すべきものです。出費が多すぎて制約がきつくなり、生活を楽しむ余裕がなくなっては本末転倒だからです。
そのため、金銭的に無理のない範囲で対応できるように、造作家具と市販品をうまく組み合わせることをおすすめします。
造作家具をうまく活用して理想の暮らしを手に入れよう
造作家具は、市販品で叶わないことも多い「まさにピッタリ感」を実現してくれる家具であり、それによっておしゃれな雰囲気作りや空間の有効活用を可能にしてくれます。
このようなメリットが大きいため、しっかりとした品質のものを製作してもらえる業者と出会えれば、市販品より多少価格が高いという場合でも、それに見合った価値があると満足できるでしょう。
ただし、自分で撤去できないという特徴や、それなりにコストがかかるということもあるため、適材適所に厳選して設置することで無駄になったり予算オーバーになることを防ぐ必要があります。
大切なことは、造作家具ありきではなく、家具の使い方や資金計画も含めてどのように暮らしたいのかを明確にし、そのために必要であれば造作家具を活用するということです。
まとめ
この記事では、以下について詳しく解説しました。
◎造作家具とは
|
◎造作家具のメリット
|
◎造作家具のデメリット
|
◎造作家具がおすすめなケース
|
◎造作家具で失敗しないために守るべきポイント
|
造作家具には多くのメリットがあり、少々価格が高い場合でもそれに見合った価値を提供してくれるケースが多いです。ただし、だからといって闇雲に造作家具を注文してコストをかける必要はありません。
大切なのは、どのように暮らしたいのかを明確にし、そのために造作家具が必要であれば適材適所にうまく取り入れていくということです。
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