2022.10.28 更新
リノベーションで一工夫、直接照明と間接照明
直接照明と間接照明ってどう違うの?
何となくは知っているけれど、よくは知らない直接照明と間接照明の違い。ここで少し説明します。
直接照明は、人や床に“直接”光を当てる照明のことです。
シーリングライトが代表的ですね。天井についていて、そこから床に向け、まんべんなく明かりを届けます。イメージとしては昼間の太陽光なので、人を活動的にしてくれます。また、部屋を均一に明るくしてくれるので、作業しやすくなります。
間接照明は、何かに当たって反射した光で“間接的に”物を照らす照明のことです。
ライトは壁などを照らし、その反射光で床や手元を明るくするので、まぶしさが抑えられ、リラックス効果が期待できますよ。陰影が付くので、部屋に奥行きを出すことができ、うまく使えば広い空間に見せることも。
間接照明を取り入れてみると…
直接照明が生活に必要な光を作るものだとすると、間接照明は遊びや余裕を創造するものだと考えることができます。いつもの部屋に、スポットライトを1つプラスするだけで、何だか違う空気を感じることも。また、壁紙を張り替えるとなれば大仕事ですが、スタンドライトを壁付近に置くだけなら、手軽にチャレンジできますよね。なくても暮らせるかもしれないけれど、あった方がきっと豊かな気持ちで過ごせるはず!
直接照明と間接用明の組み合わせ
素敵だからと言って、家の中の照明を全て間接照明にしてしまうと、生活する上で不便になってしまいます。そこで、オススメしたいのが「多灯」な暮らしです。普段はシーリングライトを点けておいて、特別な食事をしたい、リラックスしたい、など用途に合わせて照明を使い分けます。1部屋に照明がいくつもあるのは無駄にも感じますが、その無駄こそが余裕なのだと思います。
照明器具が場所をとるので、限られた空間の場合は壁に据え付けられたライトが良いですね。リノベーションやリフォームをするときには、ぜひ取り入れてみて下さい!