2023.08.15 更新

賃貸でも真似できる!ライティングレール活用術を一級建築士が解説

ライティングレールの活用方法

「部屋の印象の7割は照明で決まる」と言っても過言ではありません。

日本で広く普及する天井付けのシーリングライトは、空間を広範囲で均一に照らすため全体を明るくするのには向いているものの、部屋がのっぺりした印象になりがちです。

シーリングライトを外し、代わりにライティングレールを付けるだけで部屋の印象はガラリと変わり、リラックスできる空間やおしゃれな空間を演出することができます。

今回は、賃貸でも簡単に真似できるライティングレール活用術をゼロリノベの一級建築士が設計者目線で解説します。ぜひお部屋づくりの参考にしてみてください。

Advisor

一級建築士 アドバイザー 西村 一宏

[監修]一級建築士

西村 一宏

リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。著者の詳しいプロフィール

Author

“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

元銀行員・宅地建物取引士・一級建築士が在籍して「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール




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ライティングレールとは?活用する7つのメリット

お部屋の印象をおしゃれにするには、先述の通りシーリングライトをライティングレールに変えるのがおすすめです。その理由を7つのメリットとともにご紹介します。

メリット①賃貸でも簡単に使える

ライティングレール

ライティングレールとは、3cm幅くらいのレールで中が通電しており、どの場所でも照明器具をつけられるアイテムです。

賃貸などで電気工事ができない場合は、下の写真のように引掛シーリングに直接取り付け可能なタイプも販売されています。工具不要で取り付けも簡単です。

賃貸でも取り付け可能なライティングレール

メリット②灯数を自由に変えられる

ライティングレールに直接スポットライトを取り付けることができ、好みに応じて灯数を増やし明るさをコントロールすることができます。反対に、明るすぎると感じた場合も取り外しが簡単です。

メリット③光だまりが陰影を生む

スポットライトで光だまりができる

スポットライトで壁を照らすことで、光だまりができ、空間に陰影が生まれます。一般的な白い壁であったとしても、この陰影により部屋に奥行きが感じられ、グッと雰囲気のあるおしゃれなお部屋になります。

メリット④向きを変えて演出できる

目的に応じてスポットライトを照らす

スポットライトは向きも自由に変えられます。植栽やアートを照らしたり、テーブルの上を照らしたりと、欲しい機能に応じて照らし方を変えられるのもメリットの1つです。

メリット⑤簡単に取り付け可能

国内製品のライティングレール規格はすべて同じなので、どのメーカーから販売されているスポットライトでもワンタッチで簡単に取り付けることができます。

スポットライトは簡単に取り付けられる

メリット⑥いろんな照明がつけられる

ライティングレールには好きな照明をつけられる

ライティングレールには、スポットライトの他にもペンダントライトなどお好みの照明を取り付けることができます。照らす場所や気分に合わせて、数種類をコーディネートすれば、より自分好みの空間を演出できます。また、LEDのスポットライトを使えば灯数を増やしても電気代が気になりにくいのも嬉しいポイントです。

メリット⑦位置を変えられる

天井付けの一灯だけで照らす場合は照明の位置を調整することができませんが、ライティングレールなら照らしたい場所を簡単に変えられます。

ライティングレールは照明の位置を調整できる

例えば、ダイニングテーブルの中央に照明を配置したい時も、ライティングレールなら取り外しが簡単なので位置の微調整もスムーズです。

ライティングレールの5つの活用術

ライティングレールの活用方法は照明だけではありません。お部屋をおしゃれに、楽しくアレンジできる活用術を5つご紹介します。

①ハンギング

専用フックを用意すれば、お好みのものを吊るすことができます。例えば下の写真のようなグリーンはもちろん、生花の花束を逆さに吊るしてドライフラワーにするのもおすすめです。

ライティングレール活用術1「ハンギング」

専用フックは、オンライン通販やホームセンターで数百円で購入できます。

ハンギング用の部品

②電源を取る

ライティングレールは中が通電しておりどこからでも電気が取れるので、専用プラグを活用して電源として活用するのもおすすめです。

ライティングレール活用術2「電源をとる」

充電式の防災用ランタンを吊るせば、飾りながら常に充電しておくことができ、停電時などに大変役立ちます。専用プラグは下の写真のようなもので、100円ショップでも購入できます。

コンセントプラグの部品

③ワイヤレススピーカー

ライティングレール活用術3「ワイヤレススピーカー」

音楽好きの方には、ワイヤレスタイプのモバイルスピーカーを吊るすのもおすすめです。ライティングレールから充電しながら使用でき、Bluetooth式のものならスマホやPCなどとつなげて音楽やラジオを聴くことができます。天井から降るような音が楽しめますよ。

④プロジェクター

ライティングレール活用術その4「プロジェクター」

小型のワイヤレスプロジェクターを取り付けるのもおすすめです。専用の金具と組み合わせれば、簡単にライティングレールに取り付けることができます。出し入れの手間がかからず、気軽にホームシアターが楽しめるようになりますよ。

⑤シーリングファン

ライティングレール活用術その5「シーリングファン」

マンションでは珍しいかもしれませんが、シーリングファンを設置するのもおすすめです。空調と組み合わせて使うことで空気の循環がよくなり、冷暖房の空調効率が良くなります。写真のシーリングファンは6,000円程で購入できます。

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ライティングレールでお部屋をもっと楽しもう

お好みの照明でお部屋に奥行きや表情を演出し、+αの使い方も楽しめるライティングレール。賃貸でも簡単に取り入れられるので、お部屋をおしゃれにしたい方はまず照明から変えてみてください。

本記事の内容は、ゼロリノベYoutubeチャンネルで動画でもお楽しみいただけます。器具の取り付け方も確認できますので、ぜひ参考にしてみてください。

ゼロリノベでは、リノベーションの設計施工はもちろん、インテリアのトータルコーディネートや、不動産仲介も行っており、理想の住まいづくりをワンストップでお手伝いしています。どんな会社か気になるという方は、以下の記事でゼロリノベの最新口コミや評判をまとめていますのでぜひご参考ください。

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