2022.04.25 更新

【目的別】窓のリノベーションする6つの方法|施工事例8つ紹介

「窓のリノベーションってどんなことができるの?」
「窓のリノベーションで寒さや結露を解決したい」

こんな疑問やお悩みをお持ちではありませんか?

窓のリノベーションでどんなことができるのか、リノベーションする際に注意すべきことなどわからないことも多いですよね。特にマンションに住んでいる方は、そもそもリノベーションできるか疑問に思っている方もいると思います。

窓まわりのリノベーションでできることは、以下の通りです。

マンションの場合窓は共用部分になるため、ガラスの交換等既存の窓に手を入れるリノベーションはできません。また、戸建ての場合でも構造によって窓のリノベーションができない場所があるので注意が必要です。

そこでこの記事では、何かと制限が多い窓のリノベーションについて詳しく理解するとともに、問題を解決できるように、具体的な「メリット」「デメリット」「費用」「施工時間」「事例」などを交えながら以下のことをお伝えします。

  • 窓のリノベーションの基本ルール
  • 【目的別】窓のリノベーション方法
  • リノベーションできない窓をおしゃれにする方法
  • 窓のリノベーションをする際の注意点
  • 信頼できるリノベーション会社の選び方

あなたにとって最適な窓のリノベーションができるように、最後まで読み進めてくださいね。

Advisor

一級建築士 アドバイザー 西村 一宏

[監修]一級建築士

西村 一宏

リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。著者の詳しいプロフィール

Author

“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

元銀行員・宅地建物取引士・一級建築士が在籍して「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール



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窓のリノベーションの基本ルール

窓のリノベーションには、基本的なルールがあります。ルールはマンションと戸建てで違うので、それぞれお伝えします。

1-1.マンションでは窓のリノベーションは基本的にできない

マンションでは、既存の窓のリノベーションは基本的にできません。一般的にマンションの窓は共用部分に定義されていて、マンションの共用部分は勝手にリノベーションすることが許されていないからです。

「マンションの窓って家の中にあるのに共用部分なの?!」と思う方もいると思いますが、一般的なマンションでは、外に面している部分は全て共用部分に当たります。

基本的には、マンションで窓のリノベーションはできませんが、マンションによっては、稀に一部変更できる場合もあります。共用部分に関する規定は、マンションごとの管理規約や契約書に記載があるので、詳しくは書類を確認するか、管理会社に問い合わせてみましょう。

1-1-1.マンションでもできる基本的なリノベーション方法

マンションでは既存の窓のリノベーションは基本的にできませんが、それに代わる窓周りのリノベーションをすることで窓関係の問題は解決できます。

マンションでもできる窓周りのリノベーションは以下の通りです。

窓周りのリノベーションをすれば、寒さや結露の対策はもちろん、中古マンションでよく見られる窓のパッキンの汚れやカビ、サビなどの見た目の対策もできますよ。また、3-1.リノベーションできない窓をおしゃれにする方法でお伝えしますが、リノベーションできない窓をおしゃれに見せる方法もあります。

マンションでもできる窓周りのリノベーションで窓の問題は解決できるので安心してくださいね。

1-2.戸建てでも窓のリノベーションに制限がある

戸建てでも、窓のリノベーションに制限があります。構造上、窓がつくれないところや窓の拡張ができない場所があるからです。

しかし、この壁に窓をつくったら耐震上問題があるとか、ここの柱は構造上いじることができないというような制限は、素人では判断できません。

戸建てで窓のリノベーションをして窓を増設したり間口を拡張する際は、専門家に相談しながら決めましょう。

【目的別】窓のリノベーション方法

ここでは、窓のリノベーション方法を目的別に解説します。解説する項目は、以下の通りです。

  • 断熱・結露対策目的
  • 防音目的
  • 採光目的
  • 風通し目的
  • 防犯目的
  • デザイン目的

それぞれの目的のためにはどんなリノベーション方法があるのか、「メリット」「デメリット」「費用」「施工時間」「事例」なども含めて詳しくお伝えします。

2-1.断熱・結露目的

断熱・結露目的の窓のリノベーション方法は以下の通りです。

【マンション】

  • 内窓をつくる
  • インナーテラスをつくる

【戸建て】

  • 断熱サッシ、断熱窓に交換する
  • 内窓をつくる

それぞれの方法を詳しく解説します。

2-1-1.内窓をつくる

内窓をつくれば、断熱と結露対策ができます。内窓をつけることで外気温が内部に伝わりにくくなるからです。

出典:リクシル

上のデータは、普通のガラス窓と断熱性がある内窓を取り付けた窓の周りの温度を比較したものです。内窓を取り付けると、外気温に左右されにくいことが分かります。

参考:YKKap

内窓とは、このように窓の内側にサッシを取り付けてもう1枚窓を取り付けることです。

出典:ゼロリノベ

見た目の変化もあまりありません。

窓のリノベーションで断熱、結露対策をしたい場合は、内窓をつけると効果を実感できます。

メリット:簡単に施工できる

デメリット:窓を開けるときに窓を二つ開けないといけない

費用目安:一箇所あたり8万円〜15万円

施工時間目安:最短60分

2-1-2.インナーテラスをつくる

インナーテラスをつくると断熱と結露対策ができます。窓側の冷たい空気が室内に流れ込むのを防げるとともに、外気と室内の温度の差を和らげられるからです。また、窓辺に新たな空間ができるため、洗濯物を干したり、植物を育てたりなど、多用途に使えるのが魅力です。

出典:ゼロリノベ

冷えやすい窓と生活空間を仕切ることで、採光や開放感をそのままに断熱できます。

出典:ゼロリノベ

DIYが趣味の方は、インナーテラスの窓側部分を土間にすることでDIYを室内で気軽に楽しむことができます。

窓のリノベーションで断熱、結露対策はもちろん、見た目もおしゃれなインナーテラスをつくるのもいいですね。

メリット:断熱と同時に新しい空間がつくれる

デメリット:空間が狭くなる
費用が高い

費用目安:1坪あたり25万円前後(インナーテラス部分の床代込み)

2-1-3.断熱サッシ・断熱窓に交換する

既存の窓を断熱サッシと断熱窓に変えることで、窓の断熱と結露対策ができます。

出典:三協アルミ

断熱サッシと断熱ガラスは、熱遮断機能に優れていて、外気の冷たい空気を室内に伝えにくい効果があります。そのため窓周りが冷えにくく、結露もできにくくなります。また、断熱サッシは通常のアルミサッシと比べて隙間が少なく、隙間風が入りにくい構造になっています。

窓を断熱サッシと断熱窓に変えれば、見た目はそのままに断熱や結露防止の効果を得ることが可能です。

メリット:現状の見た目のまま断熱効果を得られる

デメリット:窓が通常の窓より重くなる
費用目安:5万円〜30万円

施工時間目安:通常1時間前後/窓周りの老朽化が進んでいる場合は25万円前後

2-2.防音目的

防音目的の窓のリノベーション方法は以下の通りです。

【マンション】

  • 内窓をつくる

【戸建て】

  • 防音サッシ、防音窓に取り替える
  • 内窓をつくる

以下のデータをご覧ください。

それぞれの方法を詳しく解説します。

2-2-1.内窓をつくる

内窓をつくるリノベーションをすると、断熱性はもちろん防音効果が期待できます。単純に外との壁が2倍になるので、音を通しづらくなるからです。

マンションの場合、サッシや窓ガラスは共用部分に該当するため、個人でリノベーションすることができませんが、上記の事例では、断熱性と防音性を高めつつ、見た目もリノベーション後の空間にマッチしていますね。

内装窓について詳しくは、2-1-1-.内窓をつくるをご覧ください。

2-2-2.防音サッシ・防音窓に取り替える

防音サッシや防音窓に取り替えるリノベーションをすると、外からの音の侵入を防げます。

出典:YKKap

防音ガラスのみを交換することもできますが、サッシの隙間から音が漏れている場合が多いので、ガラスと一緒にサッシも交換することをおすすめします。サッシの隙間対策とガラスの遮断対策を一緒にすることで、高い防音効果が期待できます。

また、防音ガラスは防音効果だけでなく、防犯や断熱の効果を併せ持っている物が多いので、複数の問題を解決できますよ。

防音目的で窓のリノベーションをする場合は、既存の窓を防音サッシ・防音窓に変えると、見た目を変えることなく防音できます。

メリット:複数の問題を解決できる

デメリット:引き戸の場合は防音効果が落ちる

費用目安:5万円〜15万円(ガラスのみ)

施工時間目安:1時間

2-3.採光目的/風通し目的

採光目的と風通し目的の窓のリノベーション方法は同じで、以下の通りです。

【マンション】

  • 室内窓をつくる

【戸建て】

  • 窓の増設
  • 開口部の拡張

それぞれ詳しくお伝えします。

2-3-1.室内窓をつくる

室内窓をつくることで採光問題と風通し問題が解決できます。室内窓を取り付けることで、部屋の奥まで光と風を取り込むことができるからです。

出典:ゼロリノベ

寝室の上の方に室内窓をつけると、日差しを取り込みながら視線を遮ることができます。開閉できるような窓にすると、風通しもよくなります。

出典:ゼロリノベ

大きな室内窓を取り付けると、見た目もおしゃれな上に居室に光も届けられますね。

出典:ゼロリノベ

木枠の室内窓にすれば、差し込む光がさらに柔らかく感じられますね。

部屋の中に光を取り込みたい場合は、室内窓を設置すると家の奥まで光が届きます。取り付けた室内窓を開閉できる物にすれば、風通しの問題も同時に解決可能です。

メリット:目隠しと採光、風通しを両立できる
見た目がおしゃれになる

デメリット:つくり方によってはプライバシーが保たれなくなる
費用目安:10万円〜30万円

2-3-2.戸建ての窓の増設・開口部の拡張

戸建ての場合、窓を増設したり開口部を拡張すると、採光問題と風通し問題を同時に解決できます。外から室内に入る日光の量が大幅に増えるし、風通しが良くなるからです。

窓の増設は、壁全面に大きな窓を増設する他、腰高窓の増設、掃き出し窓の増設、天窓の増設などさまざまなタイプの窓が選べます。

窓の増設は構造によってはできない場所があります。詳しくは専門家に図面を見せて相談するのが一番確実です。

メリット:暗かった部屋が明るくなる
室内に取り込める外気が格段に増える

デメリット:増設できない場所がある

費用目安:10万円〜40万円

施工時間目安:1日〜3日

2-4.防犯目的

防犯目的の窓のリノベーション方法は、以下のようなものがあります。

【マンション】

  • 内窓をつくる

【戸建て】

  • 内窓をつくる
  • 防犯窓にする

警視庁の調査によると、侵入窃盗の手口は、戸建ての約3割、マンションの約2割がガラス破りです。(参考:警視庁住まいる防犯110番)そのため、窓を簡単に破られないように強化すると防犯につながります。

それぞれ詳しく解説します。

2-4-1.内窓をつくる

内窓は防犯に有効な窓のリノベーションです。窓が2枚になると、その分突破するのが難しくなります。

特に戸建ての一階やマンションの低層階で、死角になりやすい場所にある窓に、内窓はおすすめです。断熱や防音効果もUPするので、快適かつ安心に過ごせます。

内窓について詳しくは、2-1-1-.内窓をつくるをご覧ください。

2-4-2.防犯窓にする

防犯窓のリノベーションをすれば、防犯対策ができます。ガラスとガラスの間にフィルムが入っているので、鈍器がガラスを貫通することができない上に、ガラスが飛び散りません。

出典:SECOM

防犯窓は上の画像のような構造になっています。防犯ガラスは高性能ガラスなので、防犯効果だけでなく、断熱・防音効果などさまざまな効果が期待できます。

出典:YKKap

防犯ガラスは上の画像のように飛散しにくいので、例えば台風などの災害の場合でも安心です。物が飛んできてガラスが割れても室内にガラスの破片が飛散しません。

防犯目的で窓のリノベーションをする場合は、防犯窓について検討してみましょう。

メリット:見た目をそのままに防犯対策ができる

デメリット:割れにくいので火事や地震の時に簡単に窓を割って逃げられない

費用目安:8万円〜13万円

施工時間目安:最短1時間

2-5.デザイン目的

室内のデザイン目的で窓のリノベーションをする場合におすすめのリノベーション方法は以下の通りです。

【マンション】

  • 内窓をつくる
  • 室内窓をつくる
  • インナーテラスをつくる

【戸建て】

  • 室内窓をつくる
  • インナーテラスをつくる

それぞれに詳しくみてみましょう。

2-5-1.内窓をつくる

内窓をつくるリノベーションをすることで、中古マンションの窓周りの汚れや劣化を隠せます。

中古マンションでは、フルリノベーションして室内が新築同様になっても、窓だけは古いままというのはよくあることですが、内窓をつければ、室内から目に触れる表面の窓が新品になります。

出典:ゼロリノベ

こちらの事例は、築年月1972年と古く、既存の窓はシルバーのアルミサッシです。白いサッシの内窓を取り付けることで、窓も含めて新築同様おしゃれな空間にリノベーションしています。

出典:ゼロリノベ

外から見ると、既存の窓のサッシの様子がよく分かりますよね。

このように内窓を取り付けることで、まるで窓も含めてフルリノベーションしたかのような空間が出来上がります。

内装窓について詳しくは、2-1-1-.内窓をつくるをご覧ください。

2-5-2.室内窓をつくる

室内窓をつくれば、部屋のおしゃれ度がぐっと増します。

出典:ゼロリノベ

上の画像の室内窓を内側から見た様子です。

出典:ゼロリノベ

カーテンを取り付けると、さらにおしゃれになりますね。

出典:ゼロリノベ

この事例のような色味のある窓枠も素敵です。すりガラスを使用すれば、採光を保ちつつ視線を遮れます。

出典:ゼロリノベ

この事例のような開閉窓も素敵です。

ご紹介した事例のように、室内窓を取り付けるリノベーションをするだけで、誰でもおしゃれな空間をつくれますよ。

室内窓について詳しくは、2-3-1.室内窓をつくをご覧ください。

2-5-3.インナーテラスをつくる

室内にインナーテラスをつくるリノベーションをすると、デザイン性のある空間がつくれます。

出典:ゼロリノベ

インナーテラスがあるマンションは珍しく、その存在だけでも目を惹きます。オリジナリティ溢れるおしゃれなデザインの内装をしたい場合は、インナーテラスがおすすめです。

インナーテラスについて詳しくは、2-1-2.インナーテラスをつくるをご覧ください。

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リノベーションできない窓をおしゃれにする方法

リノベーションできない窓でもおしゃれにできる方法があります。ここでは以下の3つの方法をご紹介します。

  • ブラインド
  • ローマンシェード
  • ロールスクリーン

それぞれみていきましょう。

3-1.ブラインド

ブラインドを設置すると、窓周りをスッキリとおしゃれに演出することができます。

下記のように、窓が多く変形している場合も、ブラインドを設置することでスッキリします。

出典:ゼロリノベ

また、ウッドブラインドを使えば、ナチュラルな雰囲気にもマッチします。

出典:ゼロリノベ

白壁と色合いを揃えれば、スタイリッシュさを演出することもできますよ。

さまざまなブラインドの中からお好みの物を選んで設置するだけで、窓周りをおしゃれにできます。

3-2.ローマンシェード

ローマンシェードを設置すると、窓周りを柔らかく華やかにできます。

出典:TOSO

遮光性のない薄い柄入りのローマンシェードは、ゆったりと柔らかな印象が特徴です。

出典:TOSO

レースのローマンシェードは、窓辺が上品で華やかな雰囲気になります。

出典:TOSO

シェードを上げた時にさまざまな形を楽しめるのがローマンシェードの特徴です。

優しい光と柔らかな雰囲気で窓周りをおしゃれにしたい場合は、ローマンシェードがおすすめです。

3-3.ロールスクリーン

最後にご紹介するのはロールスクリーンです。一言でロールスクリーンと言っても、おしゃれなロールスクリーンがたくさんあります。

出典:TOSO

こちらのタイプは、上げ閉めすることで、ボーダーと完全目隠しと調節できます。

出典:TOSO

カラーバリエーションも豊富です。

出典:TOSO

こちらのロールスクリーンは、ふんわりとした光が取り込めるロールスクリーンです。

出典:TOSO

見た目もおしゃれで、珍しいロールスクリーンです。
リノベーションができない窓でも、ロールスクリーンを設置すると窓周りをおしゃれにできますよ。

窓のリノベーションをする際の注意点

ここでは、窓のリノベーションをする際の注意点をお伝えします。注意点は以下の通りです。

  • 断熱したい時は家の中で大きい窓をリノベーションする
  • 出窓は内窓がつけづらいケースや不恰好になるケースがある
  • マンションの共用部分を確認して、そこには勝手に手を入れない

窓のリノベーションで失敗しないように、それぞれ詳しく解説します。

4-1.断熱したい時は家の中で大きな窓をリノベーションする

窓のリノベーションで断熱したい場合は、家の中で大きな窓をリノベーションしましょう。大きな窓は外気に触れる面積が大きいので、一番効果的です。

断熱していない大きな窓は、その面積の分だけ外気の影響を受け、温度が下がります。例え小さい窓を全部断熱対策したとしても、大きい窓の断熱対策をしないと室内で断熱効果を感じることはできません。

これだとせっかく断熱施工したのに意味がありませんよね

断熱したい時は、家の中の大きな窓から検討することを覚えておいてくださいね。

4-2.出窓は内窓がつけづらいケースや不恰好になるケースがある

内窓を出窓につけるリノベーションをするとき、つけづらいケースや取り付けても不恰好になってしまうケースがあるので注意しましょう。

具体的にどのようになるかは出窓の形状によって異なります。もちろん全く問題なく取り付けられるケースもたくさんありますので、出窓に内窓を取り付ける場合は、リノベーション会社に相談しながら検討することをおすすめします。

4-3.マンションの共用部分を必ず確認する

マンションの共用部分は個人の判断で変更したりリノベーションすることはできません。1-1.マンションでは窓のリノベーションは基本的にできないでお伝えした通り、一見共用部分ではないと思われがちな場所でも共用部分に定義されている場合があります。

万が一共用部分をリノベーションしてしまった場合は、後々トラブルになりかねません。マンションの規約を確認したり、管理会社にリノベーション内容を事前に確認して、共用部分に手を入れることがないように気をつけてください。

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信頼できるリノベーション会社の選び方

最後に信頼できるリノベーション会社の選び方をお伝えします。選び方は以下の通りです。

  • 過去の事例を見て信頼できるリノベーション会社を選ぶ
  • 見積もりと合わせて資材の画像やカタログを提示してくれる会社を選ぶ
  • 複数社から見積もりを取る

それぞれ詳しく見ていきましょう。

5-1.過去の事例をみて信頼できるリノベーション会社を選ぶ

依頼する会社の過去の事例を見て、信頼できるリノベーション会社を選びましょう。過去の事例を見れば、その会社のセンスや窓のリノベーションの実績がわかります。

特にデザイン性を重視した窓のリノベーションをする場合は、自分のセンスにあった実績があるリノベーション会社を選んだ方が理想通りの結果になります。

リノベーションの実績は、会社のHPに掲載されています。

出典:ゼロリノベ

過去の事例を見て、実績があって信頼できそうなリノベーション会社を選びましょう。

5-2.見積もりと合わせて資材の画像やカタログを提示してくれる会社を選ぶ

見積もりと合わせて資材の画像やカタログを提示してくれる会社は信頼できます。窓のリノベーションでは、施工ももちろんですが、どこのメーカーのどんな窓をつけるかということがとても重要だからです。

資材の型番や商品名がわからないと、見積価格の比較のしようもありません。

性能についてじっくり検討したり、施工に不安を感じないためにも、見積もりと合わせて資材の画像やカタログを提示してもらいましょう。

5-3.複数社から見積もりを取る

見積もりを取る場合は、複数の会社から見積もりを取りましょう。窓のリノベーションの場合、施工料金だけでなく本体価格にも大きな差が出る場合があるからです。

また、複数のリノベーション会社を知ることによって、価格だけではなくアフターサービスの比較もできます。何か不具合があった時にすぐに駆けつける会社もあれば、アフターケアがない会社もあります。

複数社から見積もりを取るために、お近くのリノベーション会社を見つける方法は以下の通りです。

一括見積もりサイトから依頼するか、お近くのリノベーション会社を検索して、HPを確認した上でよさそうなところ数社に見積もりを依頼しましょう。

複数社から見積もりをとって、価格やサービス内容をしっかり比較しましょう。

まとめ

いかがでしたか?この記事では、窓のリノベーションの基本ルールや目的別のリノベーション方法、リノベーション以外で窓周りをおしゃれにする方法をお伝えしました。

窓のリノベーションをする際に理解しておかないといけない基本的ルールは、

  • マンションは基本的に窓のリノベーションはできない
  • 戸建ての場合は構造上の問題で窓の取り付けができない場所があるため、専門家による図面確認が必要

ということをお伝えしました。

窓を取り替える事ができない場合、寒さや結露、老朽化といった部分では内窓をつけることが有効です。
デザイン面であれば、ブラインドやカーテンを工夫することで、十分窓まわりを演出することは可能です。

効果的にリノベーションをするためには、現在お持ちの不満点を解決するために、工事を伴うリノベーションが必要かどうかも含めて検討し、必要な場合はリフォーム会社やリノベーション会社に相談してみてください。

あなたの生活がより快適になる窓のリノベーションができることを願っています。

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