2023.12.06 更新

部屋が垢抜ける!無垢材フローリング人気の樹種7選を紹介| 無垢床コーディネート事例11選

オーク材を使用したリノベーション事例

ゼロリノベでは、無垢材フローリングを選ぶお客様が多くいらっしゃいます。人の体に触れる面積が広いものに優先的に予算をかけることで生活が豊かになる、と考えているからです。

この記事では、無垢材フローリングで人気の7樹種について特徴とゼロリノベの実例をたっぷりご紹介します。

Advisor

一級建築士 アドバイザー 西村 一宏

[監修]一級建築士

西村 一宏

リノベーション・オブ・ザ・イヤーを受賞した設計・施工部門の責任者としてゼロリノベ建築を担う。著者の詳しいプロフィール

Author

“【著者】ゼロリノベ編集部"

[著者]

ゼロリノベ編集部

元銀行員・宅地建物取引士・一級建築士が在籍して「住宅ローンサポート・不動産仲介・リノベーション設計・施工」をワンストップで手がけるゼロリノベ(株式会社groove agent)。著者の詳しいプロフィール



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無垢材フローリングと複合フローリングの違い

一般的な住宅でよく使用されている複合フローリングと、無垢材フローリングの違いをご紹介します。

1-1.無垢材フローリングの特徴

無垢材のフローリングは、100%天然木でつくられており、下の写真のように木口を見ると一本の木から削り出されていることがわかります。

無垢材フローリングの特徴

無垢材は肌触りのよさが特徴的。素足で歩いても木の質感が心地よいため、人気が高い建材です。小さいお子さんも安心してゴロゴロできます。

1-2.複合フローリングの特徴

複合フローリングは、一番上が化粧板になっており、下に合板が複数枚張られています。

複合フローリングの特徴

ゼロリノベでは、前述のとおり無垢材フローリングをおすすめしています。常に体に触れる床材だからこそ、肌触りのよい無垢材を選ぶことで生活が豊かになりますよ。

広葉樹と針葉樹の違い

広葉樹と針葉樹の違い

無垢材フローリングは、樹種によって見た目や特徴も大きく異なります。ここでは広葉樹と針葉樹に大きく分けて、その違いを説明します。

2-1.広葉樹の特徴

広葉樹の特徴

広葉樹は硬い木が多く、その分傷がつきにくいのが特徴です。よく使用される広葉樹の樹種としては、次のようなものが挙げられます。

  • オーク
  • チーク
  • ウォールナット
  • アカシア

これらは海外で選ばれることの多い樹種でもあります。

2-2.針葉樹の特徴

針葉樹の特徴

一方で針葉樹は、杉やパインのように柔らかい樹種が多いのが特徴です。広葉樹に比べると傷はつきやすくなりますが、柔らかさがある分、肌あたりにも優しい温かみが感じられます。

人気の7樹種を紹介

人気の無垢材フローリング7樹種と実例

ここからは、無垢材フローリングの中でも人気の高い7樹種をピックアップし、実際にゼロリノベの事例で使用されている様子とともに、各樹種の特徴をご紹介します。

①オーク

オークのフローリング

まずは、広葉樹の代表格である「オーク」です。ゼロリノベでもお客様の人気が高い樹種で、ナチュラルな木の色味が特徴的です。オイルで色を変えることができますが、自然な
風合いを活かした仕上げを好むお客様が多い印象です。

硬くて傷がつきにくいため、欧米のように靴を履く場所でもよく使用されます。値段も比較的手頃で、身近な無垢材です

オークを採用した事例①

オーク材を使用したリノベーション事例

一見すると焦茶色でオークではないように見えますが、このようにオイル塗装で色を変えることができます。焦茶にすることで、落ち着いた印象や高級感が演出できますよ。

色の濃いウォールナットで施工すると費用がかかってしまいますが、オークを塗装して使用することで上手にコストダウンしつつ、ウォールナットのような質感にできます

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オークを採用した事例②

オークを使用した事例

こちらはパーケットフローリングと呼ばれており、木片を合わせて四角いパネル状になったものを互い違いに張っています。リズムやレトロさを演出することができ、そのデザイン性から人気が高まっています。

パーケットフローリングの場合、100%無垢材では木片が上手くくっつかないため、下地に合板を用い、その上に無垢材を張る場合が多いです。

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オークを採用した事例③

オークを使用した事例

オークにホワイトオイルを塗装し、ホワイトオークのようなシャビーな見た目に変更するのも最近特に人気が高まっています。

床、天井、壁を全て白っぽく仕上げ、インテリアや観葉植物の存在を際立たせるような空間が人気です。

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②チーク

チークのフローリング

続いては、世界三大名木である「チーク」のご紹介です。世界三大名木とは、チーク、ウォールナット、マホガニーの3種のことで、床材の中でも高級品と言われています。

最近では植樹技術の向上で生産が安定し、比較的安価に手に入るようになりました。

チークは油分があり腐りにくいのが特徴で、東南アジアでは虫がつきにくく重宝されています。

独特の色味や、中が詰まっていて重さと硬さもあるため他の樹種と比べて寸法の狂いが少ないのもチークの特徴です。

チークを採用した事例

チークをヘリンボーン張りにしたフローリング

こちらはチークを使ったヘリンボーンの床です。

ヘリンボーンとはニシンの骨のことで、形が似ていることから「ヘリンボーン張り」と呼ばれています。クラシカルさやエレガントな雰囲気が出やすく、こちらも人気が高いフローリングです。

ヘリンボーン張りのチークのフローリング

細く短い木を斜め45度の角度で張ることで模様をつくるため、手間暇のかかるデザインです。細い木を使うため目地がたくさん入り、足で踏んだ感じが非常に心地よいフローリングになります。

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③アカシア

アカシアのフローリング

アカシアは、白太が非常にくっきりと出る樹種で、そのナチュラルな雰囲気から近年人気が高まっています。

アカシアも硬めの樹種で、非常に耐久性があります。また、オークやチークよりも安価で購入できるため、無垢材フローリングでナチュラルな雰囲気を演出したい方には非常におすすめですよ。

アカシアを採用した事例

アカシアの木目を活かしたフローリングの事例

こちらはユニークな木目を活かしてナチュラル感を出した事例です。白太部分が点在することで、規則性がなく、表情のある仕上がりになります。また、少々ゴミが落ちていても目立ちにくいという特徴があります。

小さなお子さまがいるご家庭では、床の落書きや物をこぼした跡も目立ちにくく、おすすめの樹種になります。

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■アカシアを採用した事例②

アカシアのフローリングを使用した事例

こちらはアカシアに白い塗装を施した事例です。一見、オークのような見た目にも見えますが、所々で白太がアクセントになり、柔らかくナチュラル感のある仕上がりになります。

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④ウォールナット

アカシアのフローリング

ウォールナットの特徴は焦茶の色味で、他にはない色味です。本物のウォールナットは高額なため、無垢材で張るケースは少なく、一般的には、明るくナチュラルな色味の木をオイル塗装で黒くすることが多いです。

ウォールナットを採用した事例

ウォールナットの床材を使用した事例

こちらの事例のように床材にウォールナットを採用することで、高級感が生まれシックな雰囲気を演出することができます。

高級感を出したい方や、お部屋の印象を落ち着かせたい方に非常におすすめな樹種です。

ウォールナットのフローリングを使用した事例

ただし、ウォールナットの無垢材100%で施工すると非常に高額なため、この事例では化粧板にウォールナットを使用した複合フローリングを使用しコストダウンしています。

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⑤パイン

パインのフローリング

ここからは針葉樹の床材をご紹介します。針葉樹の代表格といえばパイン材です。非常に安価で、サイズや色味も幅広く販売されています。

パイン材の特徴は、柔らかさと温かみのある肌触り、そして節が多く入っているのも特徴的です。本来の色味は白っぽいものが多いですが、経年変化で飴色に変化します。

パイン材を採用した事例

パインのフローリングを使用した事例

こちらの事例はフィンランドパインにグレーのオイル塗装を施した床材を使用しています。通常、パイン材は節が目立ちやすいですが、ライトグレーのオイルがかかることで、ガチャガチャ感が軽減されます。

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⑥杉

杉のフローリング

杉は少し赤みがかった色味が特徴です。香りがよく、フローリングを張ったあとは部屋の中が爽やかな感じになります。

パインと同様に柔らかい木なので傷はつきやすいですが、傷のつき方が汚くならず、味になりやすいのも杉のよいところです。

杉を採用した事例

杉のフローリングを使用した事例

こちらは和モダンをテーマにした事例で、フローリングに杉材を使用しています。和を意識したインテリアに杉がよく合います。

この事例では焦茶色のオイル塗装をしているため落ち着いた印象を演出しました。杉そのままの色味では和のテイストが強くなりすぎるため、このようにオイル塗装で変化をもたせるのがおすすめです。

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⑦ヒノキ

ヒノキのフローリング

ヒノキは杉などと同様に香りがよく、浴室にも用いられるように水に強いのが特徴です。

節ありのものは安価に手に入るため、杉とそれほど金額が変わらず取り入れられるケースが多いです。

ヒノキを使用した事例

ヒノキを使用したフローリング

ヒノキのフローリングをクリアオイル塗装で仕上げた事例です。クリアオイル塗装にすると、濡れ色に仕上がり、よりナチュラルさが際立ちます。パイン材よりも節が少なめなので、節が多いのが苦手な方におすすめです。

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ヒノキを使用した事例②

ヒノキを使用したフローリング

先ほどと同じヒノキのフローリングですが、こちらは節が多い材木を使用しています。節ありの場合は比較的安価に手に入るのでコストダウンできます

節ありの場合でもパインと比較すると節は少なめで、ナチュラルな雰囲気を演出することができます。

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自分の好みに合う無垢材フローリングを探そう

無垢材フローリングと一言で言っても、その種類や特徴はさまざま。ぜひ、自分の好みに合う木材はどの樹種なのかをしっかり理解した上でフローリングを選んでみてはいかがでしょうか。

本記事の内容は、ゼロリノベYoutubeチャンネルで動画でもお楽しみいただけます。ぜひこちらもご参考ください。

ゼロリノベでは、物件探しからリノベーション設計施工までワンストップでサービスを提供しています。興味がある方は、ゼロリノベの口コミや評判をまとめたこちらの記事もぜひご参考くださいね。

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